iPhone 13へ機種変更する方法は？やっておくべきことや手順、注意点を解説

iPhone 13を販売しているオンラインショップで購入するなら、自宅までiPhone 13が届くため店頭に取りに行く必要がありません。

また、iPhone 13はeSIMがあるため、SIMカードのさし替えを行わずに機種変更や通信会社の乗り換えが可能です。

つまり、iPhone 13は届いたらすぐに機種変更を始められるスマホと言えます。

iPhone 13を店頭で購入するという方法もあります。

店頭なら、iPhone 13で分からないことや使い方などを直接質問できるメリットがあり、在庫があればお店のほうで機種変更を行ってもらうことも可能です。

スマホの機種変更のやり方が分からない、あるいは不安という方は店頭での購入を検討してみましょう。

機種変更時にトラブルが発生すると、データを消去してしまう可能性があります。そのため、iPhone 13へ機種変更する前に使用しているスマホのデータをバックアップしましょう。

スマホのOSによってバックアップの取り方は異なります。次の表はiPhoneとAndroidのバックアップの手順をまとめたものです。

なお、Androidは機種によって操作方法が異なる可能性があります。詳しくはメーカーの公式サイトで確認しましょう。

バックアップを取っておけば、安心して機種変更を始めることが可能です。

• ※1　参考「iPhoneのバックアップを作成する」（Apple サポート（日本））
• ※2　参考「Android のバックアップ・復元方法を解説！」（Android）

インストールしているアプリによっては、機種変更前に個別の引き継ぎ設定を行っておかないと、アカウントを引き継げない可能性があります。

例えば、iPhoneからiPhone 13へLINEを引き継ぐ際は、次の手順が必要です^※3。

LINEのバージョンを最新にアップデートする

iOSのバージョンを最新にアップデートする

トーク履歴をバックアップする

クイックスタートを行う

機種変更先のiPhone 13でLINEを起動する

「本人確認する」をタップする

電話番号を入力する

入力した電話番号に届いたSMS認証番号を機種変更先のiPhone 13に入力する

パスワードを入力する

古いiPhoneを持っていない場合は、機種変更先のiPhone 13を起動して、「電話番号でログイン」をタップし、画面の記載に従って電話番号とSMS認証番号などを入力すれば良いです。

アプリごとに引き継ぐ際の手順は異なるため、機種変更前に手順やパスワードなどを確認しましょう。

• ※3　参考「iPhoneからiPhoneへのLINE引き継ぎガイド」（あんぜん引き継ぎガイド）

iPhone 13へ機種変更しても、契約中の通信会社を継続するなら、手続きは必要ありません。

しかし、iPhone 13へ機種変更する際に通信会社を乗り換えるなら、現在の携帯電話番号を引き継ぐかどうか決めましょう。

電話番号を引き継ぐなら、次の手順でMNP予約番号の発行が必要です。

契約している通信会社にMNP予約番号を申し込む

手続きを進める

MNP予約番号を発行してもらう

MNP予約番号とは、現在使用している電話番号を引き継いで通信会社を乗り換える際に必要な番号です。

なお、特定の通信会社から通信会社への乗り換え時にはMNP予約番号の発行は要りません。また、一部の通信会社ではMNPワンストップが利用可能となっており、MNP予約番号を申し込まずに乗り換え先の通信会社での手続きだけで済みます。

乗り換え先の通信会社によって対応は異なるため、事前に確認しましょう。

iPhoneからiPhone 13に機種変更するならクイックスタートが便利です。

クイックスタートとは、古いiPhoneと新しいiPhoneを近づけることで機種変更が行える方法になります。iOSのバージョンが11以降のiPhone同士なら、クイックスタートが可能です。

クイックスタートで機種変更する手順は下記のとおりです^※4。

クイックスタートで機種変更する場合

古いiPhoneのWiFiとBluetoothを有効にする

iPhone 13の電源を入れて古いiPhoneの近くに置く

iPhone 13の画面の案内に従って設定を始める

iPhone 13のWiFi、もしくはモバイルデータ通信ネットワークを有効にする

iPhone 13のFace IDを設定する

古いiPhoneからiPhone 13へのデータ移行が終わるまで待つ

転送にかかる時間はネットの状況やデータ量などで変わるため、iPhoneを電源につなげておくと良いです。

なお、古いiPhoneがクイックスタートに対応していない、古いiPhoneが手元にないなどの場合は、iCloudに保存してあるバックアップデータを使って、次の手順で機種変更をしましょう^※5。

iCloudに保存してあるバックアップデータを使って機種変更する場合

iPhone 13の電源を入れて画面に表示される案内に従って設定を行う

「クイックスタート」画面が表示されたら、「手動で設定」をタップする

「Appとデータ」画面で「iCloudバックアップから復元」をタップする

Apple IDとパスワードでiCloudにサインインする

直近のiCloudバックアップを選択する

復元が終わるまで待つ

iCloudに保存されているバックアップでデータを復元するため、機種変更前に最新のバックアップを作成しておくと良いです。

• ※4　参考「クイックスタートを使って新しい iPhone や iPad にデータを転送する」（Apple サポート（日本））
• ※5　参考「新しい iPhone や iPad の購入時に iCloud ストレージを一時利用する」（Apple サポート（日本））

AndroidからiPhone 13に機種編擦るなら、「iOSに移行」Appを利用すると便利です。「iOSに移行」Appの使い方は下記のとおりです^※6。

なお、Androidは機種によって操作方法が異なる可能性があります。詳しくはメーカーの公式サイトで確認しましょう。

iCloudに保存してあるバックアップデータを使って機種変更する場合

AndroidのWiFiを有効にする

iPhone 13とAndroidを電源に接続しておく

iPhone 13の電源を入れてAndroidに近づける

iPhone 13の画面の案内に従って設定する

「クイックスタート」画面が表示されたら、「手動で設定」をタップする

「Appとデータ」画面で「Androidからデータを移行」をタップする

Androidの「iOSに移行」Appを開く

iPhone 13に「Androidから移行」画面が表示されたら「続ける」をタップする

10桁、または6桁のコードを表示されるまで待つ

上記のコードをAndroidに入力する

iPhone 13が一時的なWiFiを作成する

Androidの画面の案内に従って操作して「続ける」をタップする

「データを転送」画面が表示されるまで待つ

AndroidからiPhone 13に転送するコンテンツを選択して「続ける」をタップする

iPhone 13の読み込み状況を示すバーが最後まで進むまでスマホを近づけておく

バーが最後まで進んだらAndroidの「完了」をタップする

iPhone 13の「続ける」をタップして、画面の指示に従い設定を終わらせる

上記の手順でiPhone 13に転送できるコンテンツは下記のとおりです^※6。

• 連絡先
• メッセージの履歴
• カメラで撮った写真やビデオ
• フォトアルバム
• ファイルやフォルダ
• アクセシビリティ設定
• ディスプレイ設定
• Webのブックマーク
• メールアカウント
• WhatsApp メッセージとメディア
• カレンダーなど

上記に含まれないミュージックやブックなどは手動で移動する必要があり、アプリによってはiPhone 13でインストールする必要があります。

• ※6　参考「Android から iPhone、iPad、iPod touch に移行する」（Apple サポート（日本））