大学生のスマホ代は親が払う?自分で払う?
正確な割合は不明ですが、大学生のスマホ代(通信費)を親が支払うケースは珍しくありません。
例えば、日本FP協会によると、下宿している大学生の9割は仕送りを受け取っており、家賃や光熱費とともにスマホ代を受け取っていることがあります。※2
スマホ代を親が支払う理由の1つに、家族割のような割引制度が挙げられます。家族割が適用されると、大学生だけでなくほかの家族のスマホ代もおトクになる可能性はありますが、親がまとめて料金を支払わないと、その割引が適用されない場合があるためです。
一方、契約の管理やスマホの買い換えなどをきっかけに大学生自身が契約して支払うケースもあります。
成年年齢の引き下げにより18歳でも親の同意なしでスマホを契約できるようになったため、大学入学とともに自分名義でスマホを契約する大学生もいるでしょう。
以上のことから、大学生のスマホ代は親が支払うこともあれば、大学生がご自身で支払うこともあり、状況や事情によって異なります。
大学生のスマホ代の平均は?
大学生のスマホ利用料金の平均は、3,000円~7,000円/月程度とされています。なお、個々の契約内容やプラン、通信会社によって異なるため、あくまで平均的な数字です。
また、データ通信量や通話時間などの要因も価格に影響を与えるため、大学生のスマホ代は幅広い範囲の料金帯が存在します。
一方で、格安SIMの登場により、過去に比べれば大学生のスマホ代は減少傾向にあります。そのため、方法さえ知っていれば、大学生のスマホ代は節約できるでしょう。※3
大学生のスマホ代を節約する方法
大学生のスマホ代を節約する方法は下記のとおりです。
学生向けの割引プランやキャンペーンを活用する
通信会社にもよりますが、18歳から22歳までを対象とした学生向けの割引プランやキャンペーンがあります。
例えば、UQモバイルでは、お申し込み時点で18歳であれば「コミコミプラン」の3,278円/月のところ、お申し込み翌月から12カ月間1,320円/月割引されて1,958円/月でご利用いただけます。「UQモバイル親子応援割」を、18歳のお子さまとご家族が受けられます。
仮に、4人家族がUQモバイルに加入していて、UQ親子応援割の条件を満たせば、12カ月間で合計63,360円(ひとりあたり1,320円/月×4人×12カ月)のスマホ代の節約が可能です。
大学生や家族のスマホ代がおトクになる可能性があるため、乗り換え先が学生向けの割引プランやキャンペーンを行っているか、チェックしてみると良いでしょう。
月額料金がおトクな料金プランに乗り換える
通信会社や料金プランによってスマホ代は異なります。
基本的に通信容量が多いほど、月額料金も比例して高くなる傾向があります。そのため、スマホ代を節約するなら、通信容量が少なくて月額料金が抑えられている料金プランへの乗り換えを検討すると良いです。
契約している料金プランのオプションを見直す
通信会社の乗り換え以外の方法で大学生のスマホ代を節約したいなら、次のようなオプションサービスから不要なものを外してみましょう。
- 通話かけ放題
- 割込通話サービス
- 故障紛失サポート
- 使い方サポートなど
オプションサービスは利用していなくても月額料金を支払うため、不要なオプションサービスは月額料金が高くなる原因の1つです。
不要なオプションサービスを外すことで月額料金を減らせる可能性はあるため、確認してみましょう。