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Wi-Fiの速度を上げる7つの方法を解説!改善されない時の対処法も紹介

Wi-Fiの速度を上げる7つの方法を解説!改善されない時の対処法も紹介 Wi-Fiの速度を上げる7つの方法を解説!改善されない時の対処法も紹介

ネットの接続にWiFiを利用している方は多いと思いますが、速度が遅くてストレスに感じてしまうこともあるのではないでしょうか。

WiFiの速度はさまざまな影響を受けるため、速度を上げるのであれば主な原因と適切な方法を理解しておくのが大切です。

この記事ではWiFiの速度を上げる方法や、どうしても速度が上がらない場合の対処法を解説します。

家電専門家のたろっささんにポイントも伺ったので、ぜひ参考にしてください。

  • 記載の情報は2024年4月時点のものです。

この記事を監修した方:家電ライター たろっさ

家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの家電ライター。学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、アルバイトを経てそのまま家電量販店の道へと進んで15年弱。

個人で年間2億円を売り上げ、数々の法人内コンテストなどで表彰された経験も。家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物すべてに精通。家電で分からないことはなく、現在は家電ライターの業務を通して「すべての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力。家電量販店時代に培った知識を活かし、IT通信の事情にも精通している。

Wi-Fiの速度の目安と、速度に影響を与える主な原因

Wi-Fiルーター本体に不具合 ルーターの設置場所に問題 電化製品による電波干渉

ネットを楽しむためには、利用目的ごとに一定の通信速度が必要です。快適なWiFi速度の目安は以下になるので覚えておきましょう。

速度 状態 利用目的
100Mbps すべての操作を快適にできる オンラインゲーム、動画視聴、Webサイトの閲覧、メール
30Mbps 快適に画像や動画の視聴ができる 動画視聴、Webサイトの閲覧、メール
10Mbps 画像や動画の視聴が問題なくできる Webサイトの閲覧、メール
1Mbps テキストの入力が問題なくできる メール

また、WiFiの速度は、主に「下りの速度」「上りの速度」「Ping値」の3つの要素で成り立ちます。

  • 下りの速度:ルーターから端末にデータを送る速度(ダウンロード)
  • 上りの速度:端末からルーターにデータを送る速度(アップロード)
  • Ping値:通信を行う際、ホスト(サーバー)との遅延時間をあらわす数値(応答速度)

WiFiは電波を飛ばしてネットに接続するため、速度は電波干渉やルーターとの距離、回線の混雑などさまざまな影響を受けます。WiFiの速度が上がらない場合は、何かしらの原因があるため、把握しておくことが大切です。

WiFiの速度が上がらない主な原因には以下が挙げられます。

  • WiFiルーター本体に不具合が生じている
  • WiFiルーターの置き場所が悪い
  • 同時接続台数を超えている
  • 電波干渉が生じている
  • プロバイダや回線の問題
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Wi-Fiの速度を上げる7つの方法

Wi-Fiルーターを再起動 ルーターの設置場所を変更 接続する周波数を切り替え

WiFiの速度はさまざまな影響を受けますが、速度が遅い場合、原因によっては自分でも改善できる可能性があります。

以下でWiFiの速度を上げるための主な方法を7つ紹介するので、参考にしてください。

Wi-Fiルーターを再起動する

WiFiの速度を上げる方法として、まずはWiFiルーターの再起動を試してみるのがおススメです。

WiFiルーターは電化製品のため、長期間利用していると不具合を生じることがあります。WiFiの速度が遅い場合は、ルーターの不具合が原因で、電波の送信と受信が上手くできていない可能性が考えられます。

WiFiルーターは、再起動すれば動作が正常に戻るケースが多いため、速度が改善される可能性があるでしょう。

Wi-Fiルーターの設置場所を変える

WiFiの電波は障害物によって遮断されることがあるため、ルーターの設置場所を変えることで電波の遮断を避けられ、速度が改善される可能性があります。

WiFiルーターの設置場所を変える時は、以下の点を踏まえて最適な場所に設置しましょう。

  • 家の中心に設置する
  • 床から少し離れた高い位置に設置する
  • 電化製品や水槽、金属製の家具の近くは避ける

WiFiの電波は、球状に広がっているため、基本的には家の中心かつ、床から少し離れた高い場所に設置するのが理想です。床とルーターの距離は、1m~2mが目安になります。

また、WiFiの電波で使われている周波数帯は、電子レンジなどの電化製品でも使われているため、電波干渉を受けることがあります。

加えて、WiFiに限らず、電波は水に吸収されやすかったり、金属に反射したりする特性もあるため、WiFiルーターは電化製品や水場、金属製の家具などがない場所に設置するのがおススメです。

接続する周波数帯を切り替える

前述しているように、WiFiの電波はほかの電化製品から発せられる電波の影響を受けることがあります。

WiFiには、主に2.4GHz帯と5GHz帯の2つの周波数帯があり、WiFiルーターによっては切り替えが可能です。

もし、使用しているルーターが周波数帯の切り替えに対応していれば、周波数帯を切り替えることで速度が改善される可能性があります。

2.4GHz帯

電波の届く距離は広いが、ほかの電化製品でも使われている

5GHz帯

電波の届く範囲は短いが、主にWiFiで使われている

例えば、WiFiルーターと端末の距離が遠い場合は2.4GHz帯、電波干渉が疑われる場合は5GHz帯のように、使い分けすると良いでしょう。

Wi-Fiルーターの接続台数を見直す

WiFiルーターには、同時に接続できる台数に制限があります。同時接続台数の上限を超えている場合は、速度が低下する可能性があるため、WiFiルーターと接続している台数を見直してみましょう。

もしも、慢性的に接続台数が超過するようなら、ホームルーターの利用を検討してみるのもおススメです。ホームルーターは同時接続台数が多く、複数台の機器でWiFiをつなぐ方に向いています。

IPv6・IPoEに変更する

IPv6とは、Internet Protocol Version 6の略称で、IPv4の後継となる次世代規格のインターネットプロトコル(IP)です。

IPv6にはIPoEとPPPoEの2つの方式があり、それぞれ以下のような特徴があります。

  • PPPoEはネットワーク終端装置を経由するため、ネット利用者が多いと、回線が混雑する
  • IPoEはネットワーク終端装置を経由しないため、ネット利用者が多くても回線の混雑を避けられる

WiFiの速度が遅い時は、大本になる回線の混雑が原因のケースもあります。IPoEを利用することで回線の混雑を避けられるため、結果的にWiFiの速度も上がる可能性が高いです。

なお、IPv6・IPoEに変更するためには、対応しているプロバイダとWiFiルーターが必要なため、まずは契約中のプロバイダに確認してみましょう。

Wi-FiルーターとつなぐLANケーブルを新しい規格に変える

WiFiルーターが最新であっても、ONU(モデム)とつなぐLANケーブルの規格が古い場合は、速度が低下してしまいます。

LANケーブルにはカテゴリがあり、最大通信速度が異なるため、最適なLANケーブルを選ぶことが大切です。

ケーブルの表記 カテゴリ 最大通信速度
CAT.7A カテゴリ7A 10Gbps
CAT.7 カテゴリ7
CAT.6A カテゴリ6A
CAT.6 カテゴリ6 1Gbps
CAT.5e カテゴリ5e
CAT.5 カテゴリ5 100Mbps

LANケーブルの最大通信速度が遅い場合、回線が速くても通信速度は遅くなってしまいます。例えば最大通信速度1Gbpsの光回線を使っていても、カテゴリ5のケーブルを使っていては十分な速度がでない可能性が高いです。

WiFiの速度が気になる場合は、一度LANケーブルを確認し、必要に応じて新しい規格のものに交換してみましょう。

Wi-Fi6対応のルーターに買い替える

ケーブルだけではなくWiFiにも規格があり、規格が新しいほど最大通信速度は速くなります。

規格 最大通信速度 周波数帯
IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6) 9.6Gbps 2.4GHz帯/5GHz帯
IEEE 802.11ac(Wi-Fi 5) 6.9Gbps 5GHz帯
IEEE 802.11n(Wi-Fi 4) 600Mbps 2.4GHz帯/5GHz帯

上記を見てもわかるように、最新規格のWi-Fi 6とWi-Fi 4では、最大通信速度に約16倍の違いがあります。

通信速度はさまざまな影響を受けるため、単純に16倍の違いが生じるわけではありませんが、Wi-Fi 6に対応しているWiFiルーターに買い替えることで、速度は上がる可能性が高いでしょう。

たろっささん

ただし、インターネット回線の速度は都心部などを除き光回線だと1-2Gbps程度を理論値としたベストエフォート型での提供がほぼすべてです。

また、Wi-Fi 6に対応しているルーターを用意しても接続機器がWi-Fi 6に対応していない場合はまったく意味を為さないため、環境内のすべての機器でWi-Fi 6に対応している必要があるという点は押さえておきましょう。

とくに一戸建てでルーターが屋根裏などの普段手の届かない場所にある環境では注意が必要です。

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Wi-Fiの速度が上がらない、改善されない場合の対処法

回線事業者を乗り換え 速度が上がらない原因は、通信会社・プロバイダ側に問題がある場合も ホームルーターやモバイルルーターも検討 固定回線以外にも、ホームルーター・モバイルルーターなら工事不要で即日利用可能

WiFiの速度が上がらない原因は、利用環境やWiFiルーターなどの周辺機器ではなく、大本となる回線やプロバイダに問題がある可能性も考えられます。

以下、WiFiの速度が上がらない、または、改善されない場合にできる対処法を紹介するので、参考にしてください。

対処法1

回線事業者やプロバイダを乗り換える

固定回線でネットを利用するためには、回線事業者とプロバイダの契約が必要です。

  • 回線事業者:光回線などの回線を提供する事業者
  • プロバイダ:回線に接続する事業者

WiFiの速度が上がらない原因は、回線事業者やプロバイダ側にあることも考えられるため、場合によっては乗り換えも検討すると良いでしょう。

なお、回線事業者を乗り換えるのであれば、通信速度が速く安定性も高い光回線、プロバイダを乗り換えるのであれば、前述しているようにIPv6に対応している事業者がおススメです。

対処法2

ホームルーターやモバイルルーターも検討する

ホームルーターやモバイルルーターを検討してみるのもおススメです。

  • ホームルーター:コンセントにさすだけですぐにWiFiが使える据え置き型ルーター
  • モバイルルーター:小型で携帯ができるタイプのルーター

光回線などの固定回線は、乗り換えする場合に工事が必要なケースがあるなど、手間と時間がかかってしまいますが、ホームルーターやモバイルルーターは、工事不要ですぐにWiFiを使えるため、手軽にネット環境を整えることが可能です。

ホームルーターとモバイルルーターは、それぞれ特徴が異なりますが、主に自宅でネットをつなげる方にはホームルーター、外出先でもネットをつなげることが多い方には、モバイルルーターが向いています。

たろっささん

なお、回線速度に関しては混雑によるものなのか、その地域の電柱や中継基地にある光回線の提供装置が原因なのかを使用者が調べることは困難です。

そういった個人の契約ではどうしようもない場合があるため、1Gbpsの回線を謳っているのにも関わらず、速度が常に1Mbps以下というような著しく低速などのケースでは最悪消費者センターなどに相談する必要が出てきます。

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速度改善も簡単!
5G対応のUQ WiMAXなら工事・プロバイダ契約不要で即日開通も

WiFiの速度はさまざま影響を受けるため、まずは紹介した方法で速度が上がるかを試してください。

ただし、速度を上げる対処は、固定回線だと配線や機器など確認しなければいけないほか、乗り換えをするなら工事が必要になることもあるため、面倒な点も多いです。

UQ WiMAXの5G対応ルーターなら、今回紹介した方法もすぐに試すことができておススメです。

ホームルーターはコンセントにさすだけで利用が可能ですし、モバイルルーターは携帯ができるため、簡単に設置場所の移動ができます。どちらもLANケーブルが不要なため、ケーブルの用意も必要ありません。

さらに、UQ WiMAXが提供する5G対応ルーターはWi-Fi 6※1に対応済みのため、快適なWiFi環境を整えられます。

UQ WiMAXなら面倒なプロバイダ契約手続きがなく、工事も不要です。

もしも、現在ご利用の回線で速度が上がらないのであれば、回線事業者やプロバイダの乗り換えだけではなく、状況に合わせてUQ WiMAXのホームルーターやモバイルルーターの利用もご検討ください。

  • ※1OFDMA非対応です。子機側もWi-Fi 6に対応している必要があります。
  • 5Gは一部エリアで提供です。詳しくは下記ページでご確認ください。
    対応サービスエリア(UQ WiMAX)
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  • 本記事に掲載されている商品またはサービス等の名称は、各社の商標または登録商標です。
    • 「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceの登録商標です。
  • 表記の金額は特に記載のある場合を除きすべて税込です。

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