携帯会社を乗り換えた際には、SIMカードを抜き取って、新しいSIMカードに入れ替える必要があります。
また、機種変更の際も、旧機種から新機種へSIMカードを移し替える作業が必要です。
乗り換えや機種変更で、iPhoneのSIMカードの抜き方や入れ替え方が気になっていた方もいるのではないでしょうか。
この記事では、SIMカードを抜き取る方法やセットする方法について詳しく紹介していきます。
SIMカードのSIMは「Subscriber Identity Module」の頭文字を略したもので、SIMカードとはスマホで通信・通話を利用するために必須となる小型のICカードのことを指します。
SIMカードには、加入者を特定するための契約者情報や電話番号が記録されていて、契約している携帯会社の回線を利用するための身分証のような役割を果たしています。
SIMカードによって、契約者の情報が識別されることで、はじめて契約している回線の通信や通話が利用できることになるわけです。
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SIMカードについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
iPhoneにセットされたSIMカードを抜き取って、新しいSIMカードをセットする方法を見ていきましょう。手順は下記の通りです。
iPhone本体の電源をオフにする
SIMピンを使ってSIMトレイを引き出す
今まで使っていたSIMカードを抜き取る
新しいSIMカードをSIMトレイにセットする
SIMトレイを閉じる
SIMカードの交換は、iPhone本体の電源をオフにした状態で行います。iPhone X以降の機種は、片方の音量調節ボタンとサイドボタンを長押し、iPhone 6、7、8、SE(第2世代/第3世代)は、サイドボタンのみを長押しで電源オフスライダが表示できます。
電源をオフにしたら、SIMピンをiPhone側面にあるSIMトレイの下の穴にさし込んで、SIMトレイを引き出します。
iPhone 12/13/14/15シリーズは本体の左側、それ以前のモデル(iPhone 4以降)は本体の右側にSIMトレイがあります。
SIMピンは、iPhoneを購入した時の箱に同梱されているものです。Apple公式サイトによると、SIMピンがない場合はペーパークリップで代用することもできます。
SIMトレイを引き出した後は、SIMトレイから今まで使っていたSIMカードを取り出し、新しいSIMカードをセットしましょう。あとは、SIMトレイを閉じてセットは完了です。
iPhoneのSIMカードを取り出す時・入れ替える時の注意点を、それぞれ詳しく解説します。
SIMカードのIC部分に直接触れることがないように注意しましょう。
SIMカードに指紋やホコリが付いたり、傷が入ったりすると、動作不良の原因になる可能性があります。IC部分に触れてしまい汚してしまった場合は、柔らかい布などで丁寧に拭き取りましょう。
SIMカードは繊細なもので大きな力が加わると変形する恐れがあります。SIMカードをつまんでセットする際に、力を加えて破損してしまわないよう丁寧に取り扱いをしましょう。
また、新しいSIMカードを使用する際には、台紙からの取り外しが必要となります。この際にも大きな力が加わらないように十分に注意しながら取り外しを行いましょう。
静電気が原因で、SIMカードに不具合が起こる可能性もあります。特に乾燥して静電気が起きやすい秋や冬の時期にSIMカードを交換する際は、より注意が必要です。
静電気が気になる時は、コンクリートや木の壁などに触れて静電気を逃がすようにしましょう。
SIMカードは、四隅の一箇所だけ斜めに欠けた形をしていて、セットするべき向きが存在します。
向きを間違えてSIMカードをセットしSIMトレイを無理やり閉じようとすると、SIMカードが変形する恐れがあるため注意しましょう。
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SIMカードの入れ替えでよくある疑問をまとめています。気になる疑問を解決していきましょう。
SIMカードの入れ替えは、今まで契約していた回線から新しく契約した回線の乗り換えのために必要な手続きのひとつです。
なお、店頭でSIMカードの入れ替えなどを代行してもらう際は有料の場合があるため、依頼する場合は事前に確認しておきましょう。
スマホを乗り換えた際にSIMカードを入れ替えて開通手続きまで行うと、新たに契約した携帯会社の回線が使えるようになります。
なお、SIMカードを入れ替えても、本体に保存されているデータはそのまま本体に残ります。
SIMカードは契約先の回線を利用するためのものであり、SIMカード自体にコンテンツやアプリなどのデータが保存されることはありません。
SIMカードが認識しない主な原因としては、下記が挙げられます。
SIMカードの接触不良は、SIMカードを取り出してセットし直すことで解決できる場合があります。
SIMカードを取り出した際にSIMカードに汚れやホコリの付着がある場合は、柔らかい布などでふき取るようにしましょう。
また、端末の一時的な不具合でSIMカードを認識しないケースもあります。端末の再起動で不具合が解消できる可能性があるため試してみましょう。
SIMカードに破損や変形が確認される場合には、SIMカードの交換が必要となります。SIMカードの交換方法は、契約先の携帯会社の公式サイトなどで確認が可能です。
iPhoneのSIMカードの交換は、SIMトレイにSIMピンをさし込むことで行うことができます。
SIMカードを入れ替える際には、IC部分に触れない、無理な力を加えない、静電気を起こさない、向きを間違えないなどのポイントに注意しましょう。
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ほかにも、iPhoneの場合は月額料1,270円~※3「故障紛失サポート ワイド with AppleCare Services & iCloud+」に加入できます。
iPhoneが万が一故障した場合も、有料でリフレッシュ品との交換が受けられます。料金の安さだけでなく、端末のトラブルにも対応できる契約先を探している方には特におススメです。
また、UQモバイルでは、SIMカードのほか、eSIMでの契約も可能です。eSIMなら、最短45分※4で利用可能です。
SIMカードの交換が不安な方は、eSIMでの契約も方法のひとつです。iPhoneの場合は、iPhone XS/XR以降の機種がeSIMに対応しています。
なお、UQモバイルでもiPhoneの取り扱いがあり、iPhone 15やiPhone 14などのセット購入が可能です。オンラインショップでの契約は、対象者におトクな機種代金の割引もあります。
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