携帯キャリアはアンテナや基地局などの通信設備(インフラ)に自費で投資しており、その分の費用が通信料に加えられています。一方、格安SIMを提供するMVNOは、携帯キャリアのネット回線や通話回線をレンタルしてサービスを提供しており、自社で基地局などの必要設備を持ちません。
格安SIMが安い料金を実現できる理由は、携帯キャリアの通信設備を借りることで、設備の設置費用や維持管理費用がかからないためです。また、利用者が自分でSIMカードをセットするなどセルフサービスを前提としていたり、実店舗がない格安SIMもあります。