YouTubeとは
YouTube(ユーチューブ)とは、Google社が提供する動画共有プラットフォームです。
個人やタレント、企業などさまざまな方がチャンネルをもち、動画を投稿しています。
ユーザーは投稿された動画をスマホやパソコンなどから無料で視聴することができます。

コメント機能やチャット機能があり、ユーザー同士でコミュニケーションが取れる「SNS」の側面を持つ点もYouTubeの特徴でしょう。
2018年からは、広告なしの再生やバックグラウンド再生が可能な有料サービス「YouTube Premium(ユーチューブ プレミアム)」※1のサービスが開始され、利用の幅も広がりをみせています。
YouTubeの視聴で消費するデータ通信量
YouTubeを視聴するとどれくらいのデータ通信量を消費するのでしょうか。データ通信の消費量は、視聴する画質により異なります。画質ごとの消費量の目安は下記の通りです。

画質 | 視聴時間 | |
---|---|---|
30分 | 1時間 | |
360p | 約158MB(約0.15GB) | 約315MB(約0.3GB) |
480p | 約248MB(約0.24GB) | 約495MB(約0.44GB) |
720p | 約563MB(約0.54GB) | 約1,125MB(約1.1GB) |
1080p | 約1,125MB(約1.1GB) | 約2,250MB(約2.2GB) |
4K | 約4,500MB(約4.4GB) | 約9,000MB(約8.8GB) |
上記はあくまで目安のデータ通信量のため、実際の消費量とは異なる場合もありますが、720pの画質でYouTubeを1時間視聴した場合、約1,125MB(約1.1GB)を消費する計算となります。
ちなみに、「MB(メガバイト)」や「GB(ギガバイト)」はデータ通信量などを示す単位のひとつです。「1GB=1,024MB」となります。
スマホの料金プランで「1ギガ」や「5ギガ」などと省略して呼ばれる場合がありますが、この場合の「1ギガ」や「5ギガ」は「1GB」や「5GB」を示しているので、覚えておきましょう。
例えばデータ容量1GBの料金プランのスマホで、モバイルデータ通信により720pの画質でYouTubeを視聴すると、約1時間でデータ容量の上限に達してしまう可能性があります。
特に、高画質でYouTubeを視聴する場合にはデータ通信量に注意が必要です。
データ通信量の消費を抑えながらYouTubeを視聴する方法
「YouTubeで動画をたくさん視聴したいけれど、データ通信量が気になる」という方もいるでしょう。
ここからは、スマホのデータ通信量の消費を抑えながらYouTubeを視聴する方法をご紹介します。

動画の画質を落とす
スマホのデータ通信量の消費を抑えたい場合、YouTubeの画質を落として視聴することが最もシンプルな方法です。
画質を落としたい時は、動画再生画面で右上にある設定アイコン(またはその他アイコン)をタップし、メニューのなかの「画質」を選択して希望する画質をタップします※2。画質を落とすと、それだけデータ通信量を抑えることが可能です。
スマホの小さな画面であれば、360pや480pの画質でも比較的動画を見ることに支障は感じない方も多いと思われます。
Wi-Fi環境を整える
画質を落としたとしても、一定のデータ通信量が必要な点に変わりはありません。
例えば、360pの画質で1時間YouTubeを視聴した場合のおおよその消費量の目安は、約315MB(約0.3GB)です。契約している料金プランによっては、データ容量が不足する場合もあるでしょう。
そのような場合には、ホームルーターやモバイルルーターなど、WiFi環境を整える方法があります。
スマホをWiFiと接続してYouTubeを視聴すれば、スマホのモバイルデータ通信を使用しないので、スマホのデータ通信量を気にせずYouTubeを楽しめます。
動画を視聴するたびに画質を下げる手間も必要なくなり、より快適な視聴が可能です。
動画をダウンロードしてオフラインで再生する
YouTubeの動画は、YouTube Premiumに加入することにより一時的なダウンロードができるようになります。動画をダウンロードしておくと、オフライン再生(ネットと接続しない再生)が可能です。
ただし、YouTube Premiumは月額有料制のサービスである点には注意しましょう。
また、オフライン再生ではデータ通信は必要ありませんが、動画をダウンロードする時にはデータ通信が必要となります。