通信費とは
通信費とは、通信手段にかかる費用全般のことです。インターネット料金、スマホのプラン料金、通話料、端末代などのほか、宅急便の配達代金、ハガキ代、郵便切手代なども通信費に含まれます。
一人暮らしの通信費の平均
総務省統計局「家計調査 家計収支編」※1によると、2021年の単身世帯の通信費の平均は、毎月7,153円です。
年代別にみると、～34歳で7,059円、35～59歳で8,573円、60歳以上で6,455円となっています。
特に平均より通信費がかかっている場合には、通信費の見直しを検討したいところです。
一人暮らしで通信費を節約する方法
通信費は、家賃や水道光熱費などとともに、固定費として重要な支出のひとつです。通信費を節約するなら、インターネット回線とスマホ両方の費用を節約していくことが重要となります。
一人暮らしで通信費を節約する具体的な方法としては、以下が挙げられます。それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。
スマホの料金プランを見直す
スマホのデータ通信量をあまり使用していないにも関わらず、大容量の料金プランを契約している方もいるのではないでしょうか。
ご自身のデータ通信量に合った料金プランへ変更すれば、毎月の料金が今より安く抑えられる可能性があります。
過去に使用したデータ通信量は、契約先の会員ページなどで確認できます。先月のデータ通信量などを確認して、小容量のプランでも十分な場合は、料金プランの変更を行いましょう。
また、不要なオプションサービスを契約したままになっていないかも確認しておきましょう。プランの契約と同時にオプションに加入をしたものの、実際にはあまり使っていないというケースも少なくないはずです。
オプション料金はプラン料金に比べると少額ですが、毎月積み重なると大きな金額になります。料金プランと合わせて、オプションの契約も見直しておきましょう。
スマホを格安SIMに乗り換える
スマホの料金を安くするなら、大手キャリアから格安SIMへの乗り換えも方法のひとつです。
格安SIMでは、価格帯が大手キャリアより安い傾向にあるのはもちろんですが、～10GB程度の少ないデータ量で使えるプランが豊富にあることも、大きなメリットとなります。
ご自身にぴったりのプランがある格安SIMに乗り換えれば、毎月数千円、年間で数万円単位の節約になることも少なくありません。
本格的にスマホ料金の節約を考えている場合は、ぜひ格安SIMへの乗り換えも検討してみるとよいでしょう。
モバイルWi-Fiルーターを活用する
モバイルWiFiルーターは、充電して持ち歩きができるタイプのルーターです。自宅でも外出先でもWiFiでスマホやパソコンをネットに接続できます。
たとえばモバイルWiFiルーターを利用することで、外出中でもスマホをWiFiに常時接続させることが可能です。
携帯電話回線によるデータ通信が節約できるため、スマホの料金プランをより安いプランへ変更することで通信費を節約できる可能性があります。
なお、「カフェで仕事や勉強をする時にネットを使いたい」「外出先でゲームをするのにインターネット回線が欲しい」といった方も、モバイルWiFiルーターが適しています。
光回線やホームルーターに比べると、通信の安定性や実測での通信速度は劣るところもありますが、ネットの利用用途がライトな方や、外出先でもネットを使いたい方は、モバイルWiFiルーターを検討してみるとよいでしょう。
インターネット回線とスマホのセット割引を利用する
インターネット回線とスマホをセット利用することで、スマホ料金へのセット割引が適用されるサービスもあります。
セット割引に注目してスマホとインターネット回線の契約をすれば、割引で毎月のスマホ料金が安くなります。
なお、セット割引のなかには、ご自身だけでなく、離れて暮らす家族にも割引が適用できるものもあり、家族そろってスマホ料金が節約できるケースもあります。
事前に割引条件の詳細もぜひチェックしておきましょう。
インターネット回線を乗り換える
月額料金がより安く使えるインターネット回線への乗り換えも検討しましょう。料金だけでなく、通信速度や安定性についても満足いかない部分があるなら、乗り換えすることをおススメします。
通信速度、サービス、オプションなどを確認しながら契約先を選んでいきましょう。
なお、乗り換えの際に、キャンペーン特典が適用できることもあるため、こちらもぜひ注目しておきましょう。
