スマホやケータイの利用料金や端末代金について、さまざまな機関が調査・発表を行っています。
平均額に関するデータも多く公表されており、「スマホ代や携帯料金」(スマホやケータイにかかる利用料金および端末代金として、毎月支払っている費用の総額)が高いのか・安いのかを考える目安にできるでしょう。
今回は「スマホ代や携帯料金」もしくは利用料金・端末代金それぞれの平均額の一例と、節約する方法を紹介します。
べろりか@格安SIMブロガーさんにポイントも伺ったので、ぜひ参考にしてください。
この記事を監修した方:
べろりか@格安SIMブロガー
神奈川県在住、東京都内で働く副業サラリーマン。私立大学を卒業後、新卒で家電量販店に入社し、携帯電話の担当者として勤務。トップ販売員やエリア責任者など、約10年間スマホ業界に携わっており、数多くのお客様のスマホ&固定回線の見直しを経験。
現在はこれまでの経験を活かし、格安SIMを通して家計の節約になるような情報発信をしている。
「スマホ代や携帯料金」もしくは利用料金・端末代金などの1カ月の平均額に関して、複数のデータが公表されています。
たとえば総務省が出す「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査」の結果では、下記のようなデータが明らかにされました(2021年5月発表)※1。
また、同じく総務省が公表している「情報通信白書」では、「携帯電話通信料」が掲載されています。
令和5年度版※2では、2016年から2023年までの電話通信料のデータが確認できます。
「令和5年版情報通信白書」によれば、2020年まで増加傾向だった携帯電話通信料は、ピークを迎えた2020年が年間104,192円に対して、2021年が年間103,210円、2022年が年間97,205円と減少傾向に入っています。
ちなみに、情報通信白書に載っている携帯電話通信料は年額です。1カ月あたりの金額は約8,100円で、「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査」の結果と比べると高くなっています。
なお、情報通信白書には「ここでいう携帯電話通信料とは、スマホ通信料、携帯電話通信料および自動車電話通信料(データ通信[パケット等]料を含む)など。」との注記がされている点にも注目しましょう。
つまり、携帯電話通信料はプランやオプションの利用料金だけの金額で、端末代金を含んでいません。購入する機種によって端末代金が異なり、「スマホ代や携帯料金」が変わる点も認識しておきましょう。
スマホやケータイなどの利用には、月額料金やさまざまな手数料が含まれています。これらの料金を大きく分けると5つあるので、順番に解説します。
通信料金とは、料金プランの月額利用料や通話料金などの合計金額です。料金プランによっては、契約しているオプションサービスも通信料金に含まれます。
通信料金の仕組みは通信会社と料金プランによって異なります。たとえば、UQモバイルのトクトクプランでは、月額データ容量に応じて1カ月の通信料金が変動します。
通信会社によっては、現在の通信料金の詳細をネットで確認できるので知りたい方はチェックしてみましょう。
端末代金とは、スマホを購入した際の代金を指します。支払い方法は一括払いと分割払いの2種類があります。
一括払いは端末代金を1回で支払う方法で、分割払いは端末代金を分割回数で割って、毎月の通信料金と一緒に支払う方法です。
例えば、24回払いでスマホを購入した場合、初回から24ヵ月目までの月額料金には端末代金が含まれていますが、25ヵ月目以降は含まれません。つまり、端末代金は全額支払うと、以降は発生しなくなる携帯料金です。
ユニバーサルサービス料は、加入電話や公衆電話、緊急通報など基礎的電気通信役務(ユニバーサルサービス)を日本全国に提供するために、固定電話や携帯電話に加入している方全員で負担する料金です。
ひとつの電話番号に付き数円を、基礎的電気通信役務支援機関を経由してNTT東日本・西日本に支払います。なお、ユニバーサルサービス料の金額は年度によって変動しており、2023年1月から12月までは月額2円です。
電話リレーサービス料とは、聴覚や発話に困難がある方と聴覚障害者等以外の方との会話を、オペレーターが手話や文字、音声などによって通訳し、電話で双方をつなぐサービスを提供するために必要な費用を負担する料金です。
2021年7月1日から開始されたサービスで、ひとつの電話番号につき数円を、電話リレーサービス支援機関に支払います。電話リレーサービス料の金額も年度によって変動しており、2023年度の請求月は4月~翌2024年1月までで、月額1.1円です。
事務手数料とは通信会社を乗り換える、あるいは新規契約を行う時などに支払う手数料です。毎月支払う金額ではありませんが、スマホやケータイに関する料金なので覚えておきましょう。
またSIMカードの再発行や電話番号の変更にも事務手数料がかかる場合もあるので、乗り換えを検討中の方も確認が必要です。
べろりかさん
携帯料金には、通信料金、端末代金、ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料、事務手数料が含まれます。
なお、事務手数料は乗り換える時や新規契約時にかかる料金なので、毎月支払う料金ではない点は認識しておきましょう!
スマホ代や携帯料金が高く感じる理由にはさまざまなものが考えられます。下記のような理由が高く感じる原因になっていないか確認してみましょう。
まずは、契約している料金プランが最適化できていない場合です。一般的には、月額データ容量の大きさに応じて利用料金が設定されており、月額データ容量が大きいほど利用料金は高くなります。
契約している月額データ容量が大きすぎて使い切れていない場合は、プランが最適ではないと考えて良いでしょう。逆に、小さすぎて足りない場合も最適とはいえません。
追加で月額データ容量を購入するのが習慣化している方はとくに、プランで契約するよりも割高で費用を支払っている可能性があります。
不要なオプションが、「スマホ代や携帯料金」が高く感じる原因になっている場合もあります。
たとえば、便利だと感じて加入している有料オプションも、利用していない・利用する回数が少ない場合は払いすぎの可能性があります。
なかには、機種変更などのタイミングで加入した初月無料のオプションに試しで入り、解約し忘れている場合もあるでしょう。
また、通話オプションが合っていない可能性もあります。使い方に合わせて選べるように複数の通話オプションが通信事業会社から提供されています。
ご自身の通話スタイルと通話オプションが合っておらず、通話料が原因で「スマホ代や携帯料金」が高くなっている可能性があります。
冒頭で説明したとおり「スマホ代や携帯料金」には、プランやオプションの利用料金はもちろん、端末の支払いを分割にしている場合は端末代金も含まれます。端末代金が高ければ、その分だけ月々の「スマホ代や携帯料金」が高くなるでしょう。
最新機種やハイスペックな機種は価格が上がるため、選んだ機種が原因で「スマホ代や携帯料金」が高くなっている可能性があります。
UQ mobileをご検討の方、
お気軽にご相談ください!
心当たりがある場合、解消して「スマホ代や携帯料金」を節約していきましょう。具体的な方法や意識したいポイントをまとめて紹介します。
通信事業会社のアプリや利用明細書で毎月のデータ通信量を確認しましょう。適切な料金プランに契約し直すのが有効です。
自分がひと月に使っているデータ通信量より少し多めの月間データ容量が設定してあるプランを選ぶと、月額データ容量が余りすぎる心配だけでなく、通信制限がかかる心配も少なくなります。
もしくは、少なめの月間データ容量の料金プランにして、使い方を改善してみることもいいかもしれません。
不要なオプションの見直しも重要です。通信事業会社のアプリや利用明細書で加入中のオプションを確認し、使っていないもの・使わずに済むもの(代用して費用が抑えられるもの)などの解約ができそうなオプションを検討してみましょう。
一度解約しても、後から必要になれば再度加入ができるオプションも多いのではないでしょうか。「解約してから考える」としてみてもいいかもしれません。
また、通話オプションの見直しも行いましょう。通信事業会社ごとで違いがありますが、たとえば、UQモバイルでは、下記のような通話オプションを用意しています。ご自身の通話スタイルを考えて、最適な通話オプションに変更することをおススメします。
長時間通話をたまにかける方向け:通話パック60[オプション料]660円/月
長時間の通話が多い方向け:通話放題[オプション料]1,980円/月
短い通話を頻繁にかける方向け:通話放題ライト[オプション料]880円/月
月間データ容量を小さくする代わりに、WiFiで通信し、スマホの利用料金を抑える方法があります。自宅のWiFi環境がすでに整っている場合は、接続設定を行えばすぐに利用が可能です。
また、WiFi環境を新しく整える場合は、モバイルルーターにすることで外出先でも使えて、「スマホ代や携帯料金」を節約する際に役立つでしょう。なお公衆WiFiの利用も「携帯料金」の節約に有効ではありますが、セキュリティ面に注意が必要です。
電話番号を利用した音声通話をなるべく使わずに、無料通話アプリを利用することも「携帯料金」の節約につながります。通話オプションも基本的に有料のため、加入せず節約したいと考える方もいるでしょう。
ただし無料通話アプリはデータ通信によって音声通話を行う仕組みです。通話料がかからない代わりに、月額データ容量を消費する可能性があることを認識しておきましょう。
端末代金を抑えるために、機種変更をする時に中古端末を選ぶ方法があります。SIMフリーの端末を選べば、SIMカードのさし替えだけで機種変更ができる場合もあるでしょう。
中古であっても、高スペックの機種が売られている可能性はあるため、最新ではない機種で良い方にはおススメの節約方法といえます。
ただし機種・通信事業会社・SIMカードのサイズの組み合わせがすべて問題ないかを事前に確認しましょう。
また、UQモバイルではiPhoneの認定中古品として「au Certified(認定中古品★)」も取り扱っています。専門業者による厳しい検査を経て販売されるau認定の中古品です。
中古のiPhone SE(第3世代)やiPhone 13 miniの取り扱いがあり、おトクな価格で購入できるため、安心して中古iPhoneを購入したいと考えているなら、UQモバイルでセット購入するのもおススメです。
べろりかさん
月々のスマホ代や携帯料金を節約するためには、最適な料金プランやオプション選びが重要!
契約している料金プランやオプションを見直したうえで、WiFiや格安SIMを利用すると、節約につなげることができるでしょう。
iPhone SE(第3世代)
(認定中古品★)
iPhone 13 mini(認定中古品★)
「スマホ代や携帯料金」を安くしたいなら、「格安SIM」の利用も検討してみましょう。格安SIMとは、携帯キャリアに比べて安価で利用できるSIMカード(通信サービス)の総称です。
もし携帯キャリアを利用中の方は、今の機種に対応している格安SIMにさし替えるだけで、利用料金がお得になる可能性があります。ちなみに、UQモバイルのSIMカードも、auの回線を使用する格安SIMです。
UQモバイルは、携帯キャリアでもMVNOでもない、新たな「第三極」を目指して、“適切な品質を適切な価格”でご提供できるように努めています。「スマホ代や携帯料金」の節約に、ぜひUQモバイルをご活用ください。
格安SIMに乗り換えるなら、UQモバイルがおススメです。
UQモバイルではおトクなプランをご用意しており、使い方に合わせてムダなくおトクに使いたいなら「トクトクプラン」、データも通話もたっぷり使いたいなら「コミコミプラン」、手軽な料金で毎月スマホを持ちたいなら「ミニミニプラン」などの3種類の料金プランから選ぶことが可能です。
ご自身の使い方にあった料金プランを選んでおトクにお使いいただけます。
また、UQモバイルはオプションサービスも充実しています。
220円/月を支払えば「○○○○@uqmobile.jp」のアドレスによるキャリアメール※8が利用できたり、UQスポット・au Style・auショップ(一部店舗を除く)などの実店舗※9でサポートが受けられたりします。
しかもUQモバイルオンラインショップから契約すると、au PAY 残高還元※10を受けられる場合もあります。条件などは詳細ページをご確認の上、ぜひUQモバイルをご利用ください。
べろりかさん
UQモバイルなら、3種類の料金プランから選んでムダなくおトクに利用できます。
オプションも充実しており、キャリアメールや実店舗でのサポートも利用可能!
携帯料金の節約をしたい方は、ぜひUQモバイルをご利用ください。
UQ mobileをご検討の方、
お気軽にご相談ください!