ネットワークは「網(あみ)」を語源とする言葉で、離れた場所にある機器同士を結び、データの送受信を可能にする仕組みです。メールやSNS、動画視聴などの日々の利用も、ネットワークを利用して行われています。
この記事では、ネットワークの種類や仕組み、構成する機器、自宅でネットワーク環境を整える方法を解説します。
ネットワーク(Network)とは、複数の機器をケーブルや電波でつなぎ、データをやり取りできるようにする仕組みのことです。パソコン1台だけではデータのやり取りはできませんが、機器同士をネットワークで接続すると、情報の送受信や共有が可能になります。
日本でのネットワークの始まりは、1984年に東京大学・東京工業大学・慶應義塾大学の3大学が接続されたケースだとされています。そこから徐々に利用が広がり、現在では多くの方が日常的にネットワークを利用しています。
ネットワークを使うと、Web閲覧やSNS、メール、動画視聴など、さまざまなことが可能です。なかでもSNSは、ネットの利用目的として高い割合を占めており、2025年時点で全体の82.3%※1に上ります。 利用機器としてはパソコンよりもスマホが中心であり、多くの方にとってスマホがネットワークの入り口になっています。ネットワークでできること
ネットワークは、つながる範囲や公開されている相手によって、いくつかの種類に分けられます。主な種類として、LAN・WAN・インターネット・イントラネットを紹介します。
LANは、オフィスや自宅など、比較的狭い範囲のなかで機器を接続するネットワークです。たとえば、家にあるスマート家電をスマホで操作したり、WiFiで複数の端末をネットと接続したりする場面で使われています。
LANには、ケーブルで機器を接続する「有線LAN」と電波を利用する「無線LAN」があり、WiFiは無線LANの代表的な方式です。
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有線LANや無線LANについては、下記記事で詳しく解説しています。
WANは、地理的に離れた場所にあるネットワーク同士を接続する仕組みです。LANが主に「建物のなかのネットワーク」をさすのに対し、WANはその建物同士をつなぐ、より広範囲のネットワークをさします。
企業の拠点間でデータ通信をする場合や、家庭や社内のLANをネットに接続する場合など、WANはさまざまな場面で活用されています。
インターネットは、家庭や会社、学校などにある小さなネットワークを、世界規模で接続してできた巨大なネットワークです。
地図アプリで道を調べたり、フリマアプリで商品を購入したりと、今や生活に欠かせない基盤となっています。
イントラネットは、インターネットと同じ技術を使いながら、組織内の方だけがアクセスできるネットワークです。企業や大学、医療機関、金融機関、自治体など、機密情報や個人情報を扱う場面で利用されています。
通常は外部からアクセスできませんが、VPNなどを利用することで社外から接続できる場合もあります。
ネットワークの通信は、いくつかの仕組みによって支えられています。下記では、「プロトコル」「IPアドレス」「OSI参照モデル」の3つを解説します。
プロトコルとは、コンピューター同士が正しく通信するために事前に取り決められた手順やルールです。現在は、TCP/IPと呼ばれるプロトコルが標準的に使用されています。
プロトコルは用途に応じてさまざまな種類があり、たとえば、下記のプロトコルが挙げられます。
| プロトコルの種類 | 概要 |
|---|---|
| HTTP | Webブラウザの閲覧に使われる |
| SMTP | メールの送信と転送で使われる |
| FTP | ネットワークでファイルを送受信する際に使われる |
| IP | データを指定したIPアドレスへ届けるためのプロトコル |
IPアドレスとは、ネットワークに接続している機器1台1台に割り当てられた識別番号です。ネットワーク上の住所のような役割を持ち、データの届け先を特定する際に利用されます。
IPアドレスには、ネット上で利用される「グローバルIPアドレス」と、家庭や社内などのネットワーク内に限定される「プライベートIPアドレス」の2種類があります。
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IPアドレスについては、下記記事で詳しく解説しています。
OSI参照モデルは、通信機能を7つの役割に分けて整理した、世界共通の考え方です。ISO(国際標準化機構)が策定したモデルで、通信機能を下記のように分類しています。
| 階層 | 名称 |
|---|---|
| 第7層 | アプリケーション層 |
| 第6層 | プレゼンテーション層 |
| 第5層 | セッション層 |
| 第4層 | トランスポート層 |
| 第3層 | ネットワーク層 |
| 第2層 | データリンク層 |
| 第1層 | 物理層 |
OSI参照モデルが作られた背景には、メーカーごとにネットワークの仕組みが異なり、機器同士がスムーズに通信できなかったという課題があります。通信機能を階層ごとに整理した共通の枠組みが生まれたことで、異なるメーカーの機器同士でも通信ができるようになりました。
ネットワークは、実際にデータをやり取りする「端末」、データが通る「伝送媒体」、そしてデータを中継する「ネットワーク機器」で構成されています。それぞれの特徴や役割を解説します。
端末は、ネットワークを利用する際の起点となる機器です。主な端末には下記の機器が挙げられます。
端末は、Webサイトの情報や動画などのデータを受け取って利用する側にあたり、「クライアント」と呼ばれます。一方、データを提供する側の機器は「サーバー」と呼ばれ、両者が役割分担することでネットワーク上のやり取りが行われます。
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スマート家電を活用したネットワーク環境については、下記記事で詳しく解説しています。
伝送媒体とは、機器と機器の間でデータを送受信する際に使われる物理的な通り道のことです。
伝送媒体には、大きく分けて2つのタイプがあります。1つはLANケーブルや光ファイバーケーブルなどを利用する有線接続であり、もう1つはWiFiやBluetooth®、5Gをはじめとしたモバイル通信など、電波を使ってつなぐ無線接続です。
ネットワーク機器とは、端末をネットワークに接続するための機器です。
代表的な機器には、異なるネットワーク同士の通信を管理するルーターや、複数の機器を有線で接続する際に使うハブやスイッチなどがあります。
自宅でネットに接続したい場合、ネットワーク環境を整える方法は大きく3つに分かれます。
| 方法 | 特徴 | 開通工事 |
|---|---|---|
| 光回線 | 光ファイバーを使ってネットワークに接続する回線で、通信の乱れが少ない | 必要 |
| ホームルーター | モバイル回線を使って通信する、自宅に据え置くタイプのルーター | 不要 |
| モバイルルーター | ホームルーターと同じくモバイル回線を使うが、持ち運びができるタイプのルーター | 不要 |
光回線は有線接続のため、電波の影響を受けにくく、通信が安定しやすい特徴があります。一方、5Gの普及により、モバイル回線を使うホームルーターやモバイルルーターでも高速な通信が可能になり、選択肢の幅が広がっています。
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各方法の特徴は、下記記事で詳しく解説しています。
ネットワークは、複数の機器を接続してデータをやり取りする仕組みであり、自宅でネットワーク環境を整備するにはいくつかの方法があります。それぞれの特徴を踏まえたうえで、ライフスタイルに合う方法を選びましょう。
UQ WiMAXのホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は、下り最大速度4.2Gbps※2・上り最大速度286Mbps※2で、Wi-Fi 6※3にも対応しています。コンセントをさし込むだけで使い始められ、QRコード®での接続※4が可能なため、設定の手間がかかりません。
モバイルルーター「Speed Wi-Fi DOCK 5G 01」は、5,400mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大約9時間※5の連続通信が可能です。外出先でも長時間ネットを利用したい方に向いています。
Speed Wi-Fi HOME 5G L13

Speed Wi-Fi DOCK 5G 01



