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iPhoneで使えるSIMカードは?サイズの種類とトレイの位置ごとに解説!

SIMカードには複数の種類があります。iPhoneの機種ごとで対応しているSIMカードも異なり、誤った種類のものを入れると故障の原因になるため注意が必要です。

この記事では、iPhoneの機種別に対応するSIMカードの種類や、トレイの位置の紹介にくわえて、SIMカードをさし替える手順などもまとめました。

家電コンサルタントの大岩俊之さんにポイントも伺ったので、ぜひ参考にしてください。

  • 記載の情報は2024年6月時点のものです。

この記事を監修した方:
家電コンサルタント 大岩俊之

理系出身の元営業マン。電子部品メーカー・半導体商社・パソコンメーカーなどで、自動車部品メーカーや家電メーカー向けの法人営業を経験。

その後、セミナー講師として活動する傍ら、家電製品の裏事情を知る家電コンサルタントとして活動。TBSラヴィットや東海地区のテレビ番組に多数出演。

現在は、家電記事の監修や家電製品アドバイザー資格試験の講師として活躍。家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)資格を保有。

iPhoneで使えるSIMカードの種類

SIMカードとは、iPhoneやAndroid端末での通信時に必要になるICカードです。電話番号などの契約者情報がSIMカードのICチップに記録されています。

SIMカードで保持している情報と端末の中にある情報を結びつけると、通話・SMS・ネットなどが利用できるようになる仕組みです。

国内で普及しているSIMカードは4種類※1(サイズ別で3種類+eSIM)に分けられます。そのため、iPhoneの機種ごとで使用できるSIMカードの種類を確認する必要があります。

下記では、SIMカードの種類ごとにiPhoneの対応機種を一覧にしています。利用中もしくは利用したい機種に対応しているSIMカードを事前にチェックしておきましょう。

SIMカードの種類別、iPhoneの対応機種一覧※2※3

nano SIM:12.3×8.8mmのカードタイプ

iPhone 15シリーズ iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max
iPhone 14シリーズ iPhone 14、iPhone 14 Plus、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Max
iPhone 13シリーズ iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max
iPhone 12シリーズ iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max
iPhone SEシリーズ iPhone SE(第1世代)、iPhone SE(第2世代)、iPhone SE(第3世代)
iPhone 11シリーズ iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max
iPhone Xシリーズ iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR
iPhone 8シリーズ iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR
iPhone 7シリーズ iPhone 7、iPhone 7 Plus
iPhone 6シリーズ iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus
iPhone 5シリーズ iPhone 5、iPhone 5s、iPhone 5c

micro SIM:15×12mmのカードタイプ

iPhone 4シリーズ iPhone 4、iPhone 4s

標準SIM:25×15mmのカードタイプ

iPhone 3Gシリーズ iPhone 3G、iPhone 3GS
iPhoneシリーズ iPhone

eSIM:端末に内蔵されている、本体一体型のSIM(ICチップ)

iPhone 15シリーズ iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max
iPhone 14シリーズ iPhone 14、iPhone 14 Plus、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Max
iPhone 13シリーズ iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max
iPhone 12シリーズ iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max
iPhone SEシリーズ iPhone SE(第2世代)、iPhone SE(第3世代)
iPhone 11シリーズ iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max
iPhone Xシリーズ iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR

iPhone XはeSIMではありません。

eSIMを利用すれば、SIMカードをさし替えずに、オンラインだけで開通手続きができます。

また、nano SIM1枚とeSIMを組み合わせて、2つの電話番号・回線を使い分ける「デュアルSIM」の利用も可能です。

さらに、iPhone 13シリーズ以降ならば、nano SIMも不要で、2つのeSIMを有効にしたデュアルSIMも利用できます※3

あわせて読みたい記事

SIMカードとeSIMの違い、eSIMのメリットやデメリットについては、以下の記事をご確認ください。

iPhoneのSIMカードをさし込む場所

iPhoneの機種によってSIMカードをさす「SIMトレイ」の位置が異なります。SIMトレイの位置別でも、iPhoneの機種を分類しました※4

利用中もしくは利用したい機種のどの位置にSIMトレイがあるのか知りたい方は、参考にしてください。

画面を正面に向けた時、本体の左側面にSIMトレイがある機種

iPhone 15シリーズ iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max
iPhone 14シリーズ iPhone 14、iPhone 14 Plus、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Max
  • 米国で購入した場合を除く。米国で購入した iPhone 14 以降のモデルには SIM カードは装着できません。
iPhone 13シリーズ iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max
iPhone 12シリーズ iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max

画面を正面に向けた時、本体の右側面にSIMトレイがある機種

iPhone SEシリーズ iPhone SE(第1世代)、iPhone SE(第2世代)、iPhone SE(第3世代)
iPhone 11シリーズ iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max
iPhone 8シリーズ iPhone 8、iPhone 8 Plus
iPhone 7シリーズ iPhone 7、iPhone 7 Plus
iPhone 6シリーズ iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus
iPhone 5シリーズ iPhone 5、iPhone 5s、iPhone 5c
iPhone 4シリーズ iPhone 4(GSM モデル)、iPhone 4s

本体の上部にSIMトレイがある機種

iPhone 3Gシリーズ iPhone 3G、iPhone 3GS
iPhoneシリーズ iPhone

大岩さん

iPhoneのSIMカードをさし込む場所は、iPhone 12シリーズから、左側に変わっています。長い間、iPhoneのSIMカードをさし込む場所は右側にありました。

古い機種から、最新機種に変更した場合、戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れます。

iPhoneのSIMカードをさし替える手順

iPhoneのSIMカードのさし替えをスムーズに行えるように、手順を紹介します。

Appleが案内している手順は以下のとおりです。実際にSIMカードをさし替える時は、iPhoneの電源を忘れずに切ってから行いましょう。

  • 1.SIM取り出しツールを用意する
    まずは、SIMトレイを引き出すための「SIM取り出しツール」を用意しましょう。SIM取り出しツールは、iPhone購入時に同封されているピンが望ましいです。
  • 2.iPhoneにSIM取り出しツールをさし込む
    SIM取り出しツールを、iPhoneのSIMトレイ下部にある小さな穴にさし込みます。SIMトレイの位置はiPhoneの機種によって異なるため、上で紹介した「iPhoneのSIMカードをさし込む場所」も参考にしつつ、作業を行いましょう。
  • 3.iPhoneからSIMカードを取り出す
    SIM取り出しツールを奥までさし込むとSIMトレイが出てきます。SIMトレイを引き出してSIMカードを取り出しましょう。
  • 4.新しいSIMカードを入れる
    向きを確認し、新しいSIMカードをトレイの型に合わせてはめ込みます。トレイを元の位置までさし込み、SIMカードのさし替えは完了です。

iPhoneにはSIMフリーの端末もある

iPhoneには「SIMフリー」の端末もあります。対応機種である必要はありますが、携帯キャリアや格安SIMに関わらず、さまざまな通信事業会社のSIMカードでSIMフリーの端末は使用可能です。

通信事業会社の乗り換えも手軽にでき、選択の幅が広がるでしょう。SIMロックがかかっている端末は解除※5してSIMフリーにする必要がありますが、最初からSIMロックがかかっていない端末もあります。

スマホの利用料金が高いと感じている方は、利用中のiPhoneのSIMロックを解除しSIMフリーにしてから格安SIMに乗り換えれば、毎月の利用料金を安く抑えられる場合があります。

新たにSIMフリーの端末を購入する場合も、さまざまな格安SIMからよりおトクにご自身の使い方にあったプランを選ぶことができます。

  • ※5別途、SIMロック解除手数料がかかる場合があります。

今のiPhoneにSIMロックがかかっている場合は解除しよう

2021年10月1日以降に発売された端末には、SIMロックの設定がされていません※6

2021年9月30日以前に発売された端末にはSIMロックがかかっており、契約した通信事業会社以外のSIMカードでは通信ができない可能性があります。

SIMロックがかかっている場合は解除が必要です。店頭で解除を行う場合は3,300円/台の手数料が発生する可能性があります※7。手数料の支払いを避けたい場合はオンラインで手続きしましょう。

なおSIMロックがかかっているiPhoneであっても、条件を満たせば解除が可能です。UQモバイルで購入された端末の場合は、下記のような条件を満たす必要があります※8

  • 2015年5月以降に新たに当社が販売したSIMロック解除機能に対応している携帯電話であること。
  • 機種購入から101日目以降であること※7
  • ネットワーク利用制限中の携帯電話でないこと。
  • ※6参考「SIMロックについて」(総務省)
  • ※7SIMロック解除のお手続き
  • ※8ただし以下の場合は、機種購入日から100日以内であってもSIMロック解除手続きが可能です。
    • (1)当該機種を一括払いで購入している場合
    • (2)当該機種を分割払い(割賦)で購入しており、割賦残債がない場合(一括での残債精算済みなど)または毎月のお支払いがクレジットカードの場合
    • (3)(1)や(2)以外の場合で、対象回線におけるSIMロック解除実績(2017年7月11日以降に受け付けしたSIMロック解除が対象)があり、前回のSIMロック解除受付日から101日目以降の場合

あわせて読みたい記事

SIMロック解除について、詳しくは下記の記事もご確認ください。

SIMフリーのiPhoneを中古で買う場合の注意点

SIMフリーのiPhoneは、Apple Storeで新品を購入できます。

しかし、できるだけ価格を抑えたい方は、中古でSIMフリーのiPhoneを購入しようと考えているかもしれません。

オークションサイトやフリマアプリでiPhoneを安く購入できる場合もありますが、不良品が含まれているリスクがあります。

中古スマホ販売店であれば、動作確認や初期不良に対して保証される場合もありますが、購入時にアフターサービスまで確認しておくと良いでしょう。

大岩さん

スマホの中古品は、いろいろなところで取引されています。

オークションサイトやフリマアプリでiPhoneを少しでも安く購入しようとする人も多いですが、個人の裁量に任されていることもあり、不良品が含まれているリスクがあるので注意しましょう。

iPhoneを使うならおトクなUQモバイルがおススメ!

iPhoneは機種ごとに対応するSIMカードの種類やトレイの位置に違いがあります。
現行のiPhoneはnano SIMが採用されている機種が多くなっていますが、以前の機種ではmicro SIMや標準SIMが採用されている場合もあるので注意しましょう。

また、eSIMを利用したい場合は、eSIMが内蔵されているiPhoneを選ぶ必要があります。さらに、iPhoneにはSIMフリーの端末が提供されており、SIMフリーのiPhoneならキャリアを問わず乗り換えができる点も魅力です。

UQモバイルでは、iPhone 15やiPhone 14など新品から中古まで取り扱っています。

au Certified iPhone(認定中古品)はauが認定した高品質な中古品のみを取り扱っているため、安心です。購入の際はUQモバイルオンラインショップもしくは取り扱いのある近くのUQスポット※9にてご相談ください。

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UQモバイルはユーザーの方の使い方に合わせて選べる料金プランを提供しています。たとえば、UQモバイルの「トクトクプラン」は「自宅セット割」(1,100円/月割引)※10・「au PAY カードお支払い割」(187円/月割引)適用で、基本使用料3,465円/月※11のところ1GBまで990円/月※11・1GB超~15GBまで2,178円/月※11と、使った分で料金が変動するのでおススメです。

また、提供されているプランで月間データ容量が足りない方は「増量オプションⅡ」をご利用ください。

増量オプションⅡは550円/月で最大5GBまで月間データ容量を追加できます。増量オプションⅡは「無料キャンペーン」を行っており、最大7カ月間オプションの月額料金が無料です。

  • ※10対象のご自宅のインターネットまたはauでんきなどのご加入が必要です。
    加入例)auひかりホーム・ずっとギガ得プラン(契約期間3年)の場合、基本料金5,610円/月+オプション料550円/月が別途必要です。インターネットサービス解約時に、ご契約期間に応じて契約解除料4,730円が発生する場合があります。詳しくはUQホームページをご確認ください。
  • ※11通話料(22円/30秒)など別途かかります。
  • 5Gは一部のエリアで提供しています。詳しくは下記ページでご確認ください。
    対応サービスエリア(UQ mobile)

さらに、UQモバイルオンラインショップから契約すると、au PAY 残高還元が受けられるケースがあります。条件などは詳細ページで確認の上、ぜひこの機会にUQモバイルに乗り換えてはいかがでしょうか。

大岩さん

中古のiPhoneを購入するなら、きちんとしたお店で、保証が付いたものを購入されることをおススメします。

iPhoneを手に入れたら、UQモバイルを、ぜひ、検討してみてください。今までより安くなる可能性がありますよ。

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      TM and (C) Apple Inc. All rights reserved.
    • 「Android」は、Google Inc.の商標または登録商標です。
    • 「au」はKDDI株式会社の登録商標です。
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