SIMカードには複数の種類があります。iPhoneの機種ごとで対応しているSIMカードも異なり、誤った種類のものを入れると故障の原因になるため注意が必要です。
この記事では、iPhoneの機種別に対応するSIMカードの種類や、トレイの位置の紹介にくわえて、SIMカードをさし替える手順などもまとめました。
家電コンサルタントの大岩俊之さんにポイントも伺ったので、ぜひ参考にしてください。
この記事を監修した方:
家電コンサルタント 大岩俊之
理系出身の元営業マン。電子部品メーカー・半導体商社・パソコンメーカーなどで、自動車部品メーカーや家電メーカー向けの法人営業を経験。
その後、セミナー講師として活動する傍ら、家電製品の裏事情を知る家電コンサルタントとして活動。TBSラヴィットや東海地区のテレビ番組に多数出演。
現在は、家電記事の監修や家電製品アドバイザー資格試験の講師として活躍。家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)資格を保有。
SIMカードとは、iPhoneやAndroid端末での通信時に必要になるICカードです。電話番号などの契約者情報がSIMカードのICチップに記録されています。
SIMカードで保持している情報と端末の中にある情報を結びつけると、通話・SMS・ネットなどが利用できるようになる仕組みです。
国内で普及しているSIMカードは4種類※1(サイズ別で3種類+eSIM)に分けられます。そのため、iPhoneの機種ごとで使用できるSIMカードの種類を確認する必要があります。
下記では、SIMカードの種類ごとにiPhoneの対応機種を一覧にしています。利用中もしくは利用したい機種に対応しているSIMカードを事前にチェックしておきましょう。
iPhone 15シリーズ | iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max |
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iPhone 14シリーズ | iPhone 14、iPhone 14 Plus、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Max |
iPhone 13シリーズ | iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max |
iPhone 12シリーズ | iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max |
iPhone SEシリーズ | iPhone SE(第1世代)、iPhone SE(第2世代)、iPhone SE(第3世代) |
iPhone 11シリーズ | iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max |
iPhone Xシリーズ | iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR |
iPhone 8シリーズ | iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR |
iPhone 7シリーズ | iPhone 7、iPhone 7 Plus |
iPhone 6シリーズ | iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus |
iPhone 5シリーズ | iPhone 5、iPhone 5s、iPhone 5c |
iPhone 4シリーズ | iPhone 4、iPhone 4s |
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iPhone 3Gシリーズ | iPhone 3G、iPhone 3GS |
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iPhoneシリーズ | iPhone |
iPhone 15シリーズ | iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max |
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iPhone 14シリーズ | iPhone 14、iPhone 14 Plus、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Max |
iPhone 13シリーズ | iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max |
iPhone 12シリーズ | iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max |
iPhone SEシリーズ | iPhone SE(第2世代)、iPhone SE(第3世代) |
iPhone 11シリーズ | iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max |
iPhone Xシリーズ |
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR
※iPhone XはeSIMではありません。 |
eSIMを利用すれば、SIMカードをさし替えずに、オンラインだけで開通手続きができます。
また、nano SIM1枚とeSIMを組み合わせて、2つの電話番号・回線を使い分ける「デュアルSIM」の利用も可能です。
さらに、iPhone 13シリーズ以降ならば、nano SIMも不要で、2つのeSIMを有効にしたデュアルSIMも利用できます※3。
あわせて読みたい記事
SIMカードとeSIMの違い、eSIMのメリットやデメリットについては、以下の記事をご確認ください。
iPhoneの機種によってSIMカードをさす「SIMトレイ」の位置が異なります。SIMトレイの位置別でも、iPhoneの機種を分類しました※4。
利用中もしくは利用したい機種のどの位置にSIMトレイがあるのか知りたい方は、参考にしてください。
iPhone 15シリーズ | iPhone 15※、iPhone 15 Plus※、iPhone 15 Pro※、iPhone 15 Pro Max※ |
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iPhone 14シリーズ |
iPhone 14※、iPhone 14 Plus※、iPhone 14 Pro※、iPhone 14 Pro Max※
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iPhone 13シリーズ | iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max |
iPhone 12シリーズ | iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max |
iPhone SEシリーズ | iPhone SE(第1世代)、iPhone SE(第2世代)、iPhone SE(第3世代) |
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iPhone 11シリーズ | iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max |
iPhone 8シリーズ | iPhone 8、iPhone 8 Plus |
iPhone 7シリーズ | iPhone 7、iPhone 7 Plus |
iPhone 6シリーズ | iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus |
iPhone 5シリーズ | iPhone 5、iPhone 5s、iPhone 5c |
iPhone 4シリーズ | iPhone 4(GSM モデル)、iPhone 4s |
iPhone 3Gシリーズ | iPhone 3G、iPhone 3GS |
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iPhoneシリーズ | iPhone |
大岩さん
iPhoneのSIMカードをさし込む場所は、iPhone 12シリーズから、左側に変わっています。長い間、iPhoneのSIMカードをさし込む場所は右側にありました。
古い機種から、最新機種に変更した場合、戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れます。
iPhoneのSIMカードのさし替えをスムーズに行えるように、手順を紹介します。
Appleが案内している手順は以下のとおりです。実際にSIMカードをさし替える時は、iPhoneの電源を忘れずに切ってから行いましょう。
iPhoneには「SIMフリー」の端末もあります。対応機種である必要はありますが、携帯キャリアや格安SIMに関わらず、さまざまな通信事業会社のSIMカードでSIMフリーの端末は使用可能です。
通信事業会社の乗り換えも手軽にでき、選択の幅が広がるでしょう。SIMロックがかかっている端末は解除※5してSIMフリーにする必要がありますが、最初からSIMロックがかかっていない端末もあります。
スマホの利用料金が高いと感じている方は、利用中のiPhoneのSIMロックを解除しSIMフリーにしてから格安SIMに乗り換えれば、毎月の利用料金を安く抑えられる場合があります。
新たにSIMフリーの端末を購入する場合も、さまざまな格安SIMからよりおトクにご自身の使い方にあったプランを選ぶことができます。
2021年10月1日以降に発売された端末には、SIMロックの設定がされていません※6。
2021年9月30日以前に発売された端末にはSIMロックがかかっており、契約した通信事業会社以外のSIMカードでは通信ができない可能性があります。
SIMロックがかかっている場合は解除が必要です。店頭で解除を行う場合は3,300円/台の手数料が発生する可能性があります※7。手数料の支払いを避けたい場合はオンラインで手続きしましょう。
なおSIMロックがかかっているiPhoneであっても、条件を満たせば解除が可能です。UQモバイルで購入された端末の場合は、下記のような条件を満たす必要があります※8。
あわせて読みたい記事
SIMロック解除について、詳しくは下記の記事もご確認ください。
SIMフリーのiPhoneは、Apple Storeで新品を購入できます。
しかし、できるだけ価格を抑えたい方は、中古でSIMフリーのiPhoneを購入しようと考えているかもしれません。
オークションサイトやフリマアプリでiPhoneを安く購入できる場合もありますが、不良品が含まれているリスクがあります。
中古スマホ販売店であれば、動作確認や初期不良に対して保証される場合もありますが、購入時にアフターサービスまで確認しておくと良いでしょう。
大岩さん
スマホの中古品は、いろいろなところで取引されています。
オークションサイトやフリマアプリでiPhoneを少しでも安く購入しようとする人も多いですが、個人の裁量に任されていることもあり、不良品が含まれているリスクがあるので注意しましょう。
iPhoneは機種ごとに対応するSIMカードの種類やトレイの位置に違いがあります。
現行のiPhoneはnano SIMが採用されている機種が多くなっていますが、以前の機種ではmicro SIMや標準SIMが採用されている場合もあるので注意しましょう。
また、eSIMを利用したい場合は、eSIMが内蔵されているiPhoneを選ぶ必要があります。さらに、iPhoneにはSIMフリーの端末が提供されており、SIMフリーのiPhoneならキャリアを問わず乗り換えができる点も魅力です。
UQモバイルでは、iPhone 15やiPhone 14など新品から中古まで取り扱っています。
au Certified iPhone(認定中古品)★はauが認定した高品質な中古品のみを取り扱っているため、安心です。購入の際はUQモバイルオンラインショップもしくは取り扱いのある近くのUQスポット※9にてご相談ください。
iPhone 15
iPhone 14
iPhone SE(第3世代)
(認定中古品★)
iPhone 13 mini(認定中古品★)
UQモバイルはユーザーの方の使い方に合わせて選べる料金プランを提供しています。たとえば、UQモバイルの「トクトクプラン」は「自宅セット割」(1,100円/月割引)※10・「au PAY カードお支払い割」(187円/月割引)適用で、基本使用料3,465円/月※11のところ1GBまで990円/月※11・1GB超~15GBまで2,178円/月※11と、使った分で料金が変動するのでおススメです。
また、提供されているプランで月間データ容量が足りない方は「増量オプションⅡ」をご利用ください。
増量オプションⅡは550円/月で最大5GBまで月間データ容量を追加できます。増量オプションⅡは「無料キャンペーン」を行っており、最大7カ月間オプションの月額料金が無料です。
さらに、UQモバイルオンラインショップから契約すると、au PAY 残高還元が受けられるケースがあります。条件などは詳細ページで確認の上、ぜひこの機会にUQモバイルに乗り換えてはいかがでしょうか。
大岩さん
中古のiPhoneを購入するなら、きちんとしたお店で、保証が付いたものを購入されることをおススメします。
iPhoneを手に入れたら、UQモバイルを、ぜひ、検討してみてください。今までより安くなる可能性がありますよ。
UQ mobileをご検討の方、
お気軽にご相談ください!