• MYUQ

FTTHとは?光回線の配線方式の種類やメリット、注意点を解説

FTTHとは?光回線の配線方式の種類やメリット、注意点を解説 FTTHとは?光回線の配線方式の種類やメリット、注意点を解説

FTTHとは、光ファイバーケーブルを利用したインターネット回線サービスのことを指します。光回線とほぼ同じ意味で使われることも多い言葉ですが、厳密には異なる側面もあり、結局何を指すのかわからないという方もいるのではないでしょうか。

この記事では、FTTHの意味やFTTHをはじめとする光回線の4つの配線方式、FTTHのメリットやデメリットを解説します。

  • 記載の情報は2023年8月時点のものです。

FTTHとは?

FTTHとは、Fiber To The Home(ファイバー・トゥ・ザ・ホーム)の略称です。

「ファイバー・トゥ・ザ・ホーム」の名称のとおり、光ファイバーケーブルを利用して各家庭に提供されている通信サービスのことを指します。

FTTHは光ファイバーを使ったサービスの総称として用いられることもあり、「光回線」とどう異なるのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

基本的に、FTTHと光回線は同様の意味を持つ言葉と理解しても問題ありません。厳密にいうと、光回線はインターネット回線のひとつであり、FTTHは光回線の配線方式のひとつとなります。

  • あわせて読みたい記事

光回線の特徴や他のインターネット回線との違いが知りたいという方は、下記記事も参考にしてください。

また光回線を含むインターネット回線の種類やおすすめは下記記事で解説しています。

光回線の配線方式は4種類

光回線の配線方式はFTTHを含めて主に4つの種類があります。

それぞれの違いは「光ファイバーケーブルをどこまで引き込むか」という点です。以下で、4つの種類の特徴をご紹介します。

FTTH

FTTHは、基地局から各家庭までを光ファイバーケーブルでつなぐ配線方式です。

各家庭には光ファイバーケーブルとLANケーブルをつなぐONU(オー・エヌ・ユー、Optical Network Unit)が設置されます。

FTTHは、基地局と各家庭が光ファイバーケーブルでダイレクトにつながっている点が特徴です。

基地局と各家庭の間にほかのケーブルを挟まないので、通信速度が速く、通信の安定性が高い配線方式と言えます。

FTTB

FTTB(Fiber To The Building:ファイバー・トゥ・ザ・ビルディング)は、基地局から建物(ビルディング)まで光ファイバーケーブルを引き込む配線方式です。

建物内は電話回線(VDSL)やLANケーブル、無線LAN(WiFi)などで各部屋までネットワークが構築されます。

FTTBはマンションやアパートなどの集合住宅、商業施設やオフィスビルなどで利用されることのある方式です。

ただし、光ファイバーケーブル以外の区間があることから、FTTHと比較すると通信速度が遅くなるケースがあります。

FTTC

FTTC(Fiber To The Curb:ファイバー・トゥ・ザ・カーブ)は、建物のすぐ近くまで光ファイバーケーブルを引き込み、そこから先は別の手段で接続する配線方式です。「Curb(カーブ)」は日本語で「歩道の縁石」を意味しています。

FTTCは、各家庭に光ファイバーケーブルを直接引き込むFTTHと比較すると光ファイバーケーブルを敷設する総量が少ないので、設備を整備する側にとって回線敷設コストが少ないメリットがあります。

ただし、FTTHやFTTBに比べ光ファイバーケーブル以外の区間が長くなるため、通信速度が遅くなりやすい点がデメリットです。

FTTN

FTTN(Fiber To The Node:ファイバー・トゥ・ザ・ノード)は数百世帯程度の回線をまとめる分配ノード(分配器)まで光ファイバーケーブルが引き込まれ、その先は同軸ケーブルなどほかの回線で各家庭につなげる配線方式です。

FTTNはケーブルテレビ会社などが提供するインターネット回線で採用されていることがあります。

FTTCと同様に光ファイバーケーブル以外の区間があることから、通信速度が遅くなりやすい点がデメリットです。

コンセントさすだけ おうちのWi-Fi WiMAX +5G

UQ WiMAXをご検討の方、
お気軽にご相談ください!

光回線でFTTHを利用するメリット

光回線でFTTHを利用するメリットには、下記のようなものがあります。

通信速度が速い

FTTHをはじめとする光回線は、高速通信が可能な点がメリットです。

以前のインターネット回線で利用されていたADSL回線と比較すると、光回線は最大通信速度1Gbpsの高速通信が可能となっています。

さらに、FTTHでは基地局と各家庭を直接光ファイバーケーブルでつなげることが可能です。

光ファイバーケーブルよりも通信速度が劣るほかの回線を間に挟まないので、ほかの配線方式よりも高速通信が期待できます。

FTTHの契約数は2003年のサービス開始から急激に増加し、2019年には3,000万契約数を超える数※1となっています。

  • あわせて読みたい記事

どの程度で通信速度が速いと感じるかは人それぞれです。下記記事では、目的別に通信速度の目安を解説していますのでぜひ参考にしてください。

通信が安定しやすい

FTTHで利用される光ファイバーケーブルは、透過率の高い石英ガラスやプラスチックにより、光信号でデータ通信を行う点が特徴です。

光信号はノイズの影響を受けにくく、通信が安定しやすい傾向にあります。

また、以前使われていたADSL回線(電話回線)では基地局から距離があると通信速度が不安定になるデメリットがありましたが、光ファイバーケーブルではその影響も少なくなる傾向にあります。

さらに、FTTHでは基地局から各家庭まで光ファイバーケーブルを引き込むので、ノイズや距離の影響を受けにくく、より快適なネット環境を実現できます。

光回線でFTTHを利用する時の注意点

FTTHは先述のようにメリットのある配線方式ですが、利用する時にはいくつかの注意点があります。

工事が必要となる

FTTHはご自宅まで光ファイバーケーブルで接続するため、ご自宅の設備状況により、光ファイバーケーブルを引き込む工事が必要です。

すでに光回線の開通工事がされていれば工事が必要ないケースもありますが、そうでない場合にはまず工事をする必要があります。

また、工事の着工まで一定の期間が必要な点に注意しましょう。さらに、工事には基本的に立ち合いが求められるので、立ち合いの手間や時間的な拘束があるなどのデメリットもあります。

工事費用が発生する

工事には、工事のための時間とともに費用が発生します。工事費用は通信会社により異なりますが、一戸建ての場合とマンションやアパートなどの集合住宅の場合でそれぞれに料金が設定されており、一般的に数万円程度の工事費用が必要です。

FTTHの光回線はメリットがある反面、工事に必要な期間や費用が発生する点に注意しましょう。

すぐにネットを使いたいなら、UQ WiMAXがおススメ!

FTTHは光ファイバーケーブルをご自宅まで引き込んで利用できる配線方式です。

通信速度の速さ、安定性などのメリットがある一方、工事が必要な場合は時間がかかり、工事費用が発生する場合があります。

できるだけ早くインターネット回線を利用したい方には、UQ WiMAXのホームルーターやモバイルルーターがおススメです。

  • あわせて読みたい記事

工事不要でインターネット回線が利用できるホームルーターやモバイルルーターの特徴やメリットについては下記記事でも詳しく解説しています。

UQ WiMAXのホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は、コンセントにさすだけでWiFiを利用できます。

店頭でのお渡しならホームルーターを受け取ったその日からWiFiが利用でき、オンラインショップでの購入なら最短2~3日で届くのでとても便利です。オンラインショップからは24時間お申し込みできます。

また、下り最大速度4.2Gbps※2、上り最大速度286Mbps※2で、電波の混雑状況に応じて通信させる帯域を自動で切り替える「バンドステアリング機能」※3を搭載。5GHz帯と2.4GHz帯の切り替えを意識せず快適に利用することができます。

  • ※2 一部エリアで提供。ベストエフォート型サービスです。実際の通信速度は、お客さまのご利用環境、回線の状況などにより変化します。
  • ※3 「ハンドステアリング」機能を「有効」に設定する必要があります。
  • 5Gは一部エリアでの提供です。
    対応サービスエリア(UQ WiMAX)
    5G SA契約でご利用いただけます。5G SAは一部エリアで提供しています。

外出先や移動中にWiFiを使いたい方にはUQ WiMAXのモバイルルーター「Speed Wi-Fi 5G X12」がおススメです。

本体重量が約174gの軽量モバイルルーターで持ち運びしやすく、外出先や移動中でも動画のストリーミング再生やオンラインゲームなどを楽しめます。

約9時間の連続通話※4が可能な4,000mAhのバッテリー搭載です。

FTTHの光回線は持ち運びできませんが、モバイルルーターなら外出先でもWiFiを使えるメリットがあります。

  • ※4 お客さまのご使用環境やご利用状況により異なります。無線LAN1台を接続した場合の時間です。
  • 5Gは一部エリアでの提供です。
    対応サービスエリア(UQ WiMAX)
    5G SA契約でご利用いただけます。5G SAは一部エリアで提供しています。

UQ WiMAXの「ギガ放題プラスS」※5プランでは月額基本使用料4,950円※6ですが、「WiMAX +5G割」(682円/月割引)の適用で13カ月間は月額基本使用料4,268円※6で利用できます。

ホームルーターやモバイルルーターでネットを楽しみたい方は、UQ WiMAXをぜひご利用ください。

  • ※5 一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
  • ※6 別途機種代金のほか、ユニバーサルサービス料および電話リレーサービス料などがかかります。
WiMAX +5G対応! ホームルーター・モバイルルーター
  • 本記事に掲載されている商品またはサービス等の名称は、各社の商標または登録商標です。
  • 「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceの登録商標です。

UQ WiMAXをご検討の方、
お気軽にご相談ください!

WiFi関連記事

WiMAXへの乗り換えガイド モバイルネットは、WiMAXに決まり! あなたの疑問解決します!
おうちのネットはWiMAXに決まり! あなたの疑問解決します!
コンセントさすだけ おうちのWi-Fi WiMAX +5G
15日間無料お試し Try WiMAX
期間限定のおトクな情報も満載 キャンペーン・おトク情報