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一人暮らしに必要なアンペア(A)数とは?目安や契約を変更する方法も解説

一人暮らしに必要なアンペア(A)数とは?目安や契約を変更する方法も解説 一人暮らしに必要なアンペア(A)数とは?目安や契約を変更する方法も解説

一人暮らしで電気を契約する時、20アンペア、30アンペア、40アンペアなどから契約するアンペア数を選択する必要があります。

ご自身にとって最適なアンペア数がわからない方、そもそもアンペア数とは何かわからない方もいるのではないでしょうか。

本記事では、アンペアの意味や一人暮らしでよく使われる契約アンペア数の目安、契約アンペア数を変更する方法などを紹介します。

  • 記載の情報は2024年2月時点のものです。

アンペア(A)とは電流を表す単位で、電気が流れる量を示す

電気を契約する時には「アンペア(A)数」をしっかり検討しましょう。

アンペアとは、電流を表す単位で、電気が流れる量を示します。「電圧」(電気を押し出す力。単位はV[ボルト])と「電力」(電気が仕事をする力。単位はW[ワット])からアンペアは計算可能です。

電流(A)=電力(W)÷電圧(V)で計算できるほか、100Vの場合100Wで1Aぐらいが目安とされています。

契約アンペア数が大きいほど同時に使用できる電気の量が増えます。

また契約アンペア数に応じて基本料金も高くなっていく仕組みです。「auでんき」の「でんきMプラン(東京)/でんきMプラン(東京D)」の場合、下記のような料金体系になっています。

auでんき「でんきMプラン(東京)/でんきMプラン(東京D)」
基本料金(1契約単位。税込表示)※1

10A 295.24円
15A 442.86円
20A 590.48円
30A 885.72円
40A 1,180.96円
50A 1,476.20円
60A 1,771.44円
  • ※1 料金プランについて詳しくはこちら

基本料金のほかにも加算される料金があります。「電力量料金(×電気使用量)」・「燃料費調整額」・「再生可能エネルギー発電促進賦課金」です。

それぞれ簡単に説明しておきましょう。

電力量料金(×電気使用量)

簡単にいえば使った分だけ加算される料金です。使用した電気の量(kWh)によって三段階で料金が変わり、「kWh×単価」で計算できます。

auでんきの「でんきMプラン(東京)/でんきMプラン(東京D)」の場合、下記のような単価設定になっています。

auでんき「でんきMプラン(東京)/でんきMプラン(東京D)」電力量料金(1kWh単位。税込表示)※2

最初の120kWhまで
120kWh超過300kWhまで
300kWh超過分

29.99円
36.59円
40.68円

  • ※2 料金プランについて詳しくはこちら

燃料費調整額

電気料金のコストのうち、燃料費は経済情勢(為替レートや原油価格など)の影響を大きく受けることから、電気をつくるために必要な燃料の価格変動に応じて、電気料金を調整するための仕組みです。

平均燃料価格に基づいた各月の燃料費調整単価(プラスの時もマイナスの時もあります)に、1カ月の使用電力量を乗じて計算します。

再生可能エネルギー発電促進賦課金

「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」によって電力の買取りに要した費用を、電気をご使用のすべてのお客さまに、電気のご使用量に応じてご負担いただくものです。
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一人暮らしの平均的な電気代

総務省統計局が発表しているデータ(2021年)によると、一人暮らしの平均的な電気代は5,791円※3です。

また、データから年代や性別による違いがあるほか、季節によっても金額が変動しているのが分かります。季節ごとでの推移は以下の通りです。

季節ごとの平均的な電気代(世帯区分:単身世帯)(税込表示)

年間平均額(2022年)※3 6,808円
冬(2022年1~3月期)※4 7,749円
春(2022年4~6月期)※4 6,333円
夏(2022年7~9月期)※4 6,418円
秋(2022年10~12月期)※4 6,557円

一人暮らしでよく使われる家電製品の使用アンペア(A)数の目安

契約するアンペア数を考える上で、家電製品がどの程度のアンペア数を使うのかチェックしておくことが重要です。

代表的な家電製品のアンペア数をまとめてみました。ただし機種ごとで違いがあるので、利用する製品の表示を確認するのをおススメします。

主な電気機器のアンペアの目安

冷蔵庫(450Lクラス) 2.5A
IHジャー炊飯器(5.5合/炊飯時) 13A
電子レンジ(30Lクラス) 15A
インバータエアコン(冷房時おもに10畳用平均) 冷房5.8A(起動時14A)・暖房6.6A(起動時20A)
掃除機 弱2A・強10A
テレビ 液晶42型2.1A・プラズマ42型4.9A
ドラム式洗濯乾燥機(洗濯・脱水容量9kg) 洗濯時2A・乾燥時13A
ヘア―ドライヤー 12A
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一人暮らしでかかる電気代や節約方法について、下記記事でも詳しく解説しています。

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一人暮らしには30アンペア(A)がおススメ

契約するアンペア数を考える時は、同時に使用する電気製品のアンペア数を合計しましょう。

たとえば冷蔵庫・炊飯器・電子レンジ・エアコン(冷房)を同時に利用するとします。上の目安に従って計算すると36.3A(エアコン起動時44.5A)が必要だとわかりました。

計算結果の36.3A(エアコン起動時44.5A)に近いアンペア数を契約するのが一般的です。

ただし契約できるアンペア数はキリのいい数字になっているため、30A・40A・50Aの中から選ぶようになるでしょう。

3つのうち大きいものを選択するとブレーカーが落ちる心配を減らせます。よってこの場合は50Aを契約するのがよいかもしれません。

ただし上の目安で紹介されている家電製品のなかには家族向けのスペックのものもあります。

一人暮らしの場合はここまで必要ない場合もあります。一人暮らしならば30Aが基本で、部屋が広いのであれば40Aも検討するぐらいでちょうどいいでしょう。

節約すれば20Aでも大丈夫かもしれませんが、エアコンを使う真夏・真冬は苦労するかもしれません。

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一人暮らしにおいて、電気代に限らずどのような費用がかかるのか?という疑問をお持ちの方は下記記事も参考にご覧ください。

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契約アンペア数を変更する方法

契約アンペア数の変更は、現在の契約アンペア数を確認後、変更のお申し込みを行い、取り替え工事に立ち合いをする流れとなります。それぞれ詳しく確認していきましょう。

契約アンペア数を確認する

まずは、契約アンペア数や契約内容を確認しましょう。契約アンペア数は、契約書類、分電盤(ブレーカー)、検針表、請求書などから確認できます。

契約アンペア数の変更を申し込む

電力会社に契約アンペア数の変更を申し込みます。

なお、電気料金プランの変更もしたい方は、同時に申し込めない場合があるため注意が必要です。

また、現住所の契約アンペア数を変更、あるいは引越し先の契約アンペア数を変更など、ケースによって手続きが異なるため把握しておきましょう。

アンペアブレーカーの取り替え工事を待つ

お申し込み後、アンペアブレーカーの取り替え工事が実施されます。屋内にあるアンペアブレーカーの取り替え工事は、立ち会いが必要で20分程度かかります。

アンペアブレーカーの取り替え工事は基本的には無料ですが、一部有料になる場合があるため事前に金額は確認しておきましょう。

契約アンペア数を変更する際の注意点

契約アンペア数を変更する前に把握しておくべき注意点を3つ紹介します。事前に確認しておくとトラブル防止にもつながるため、ぜひ参考にしてください。

契約アンペア数の変更後、1年間は変更不可となる場合がある

契約アンペア数を変更すると、1年間は再度変更することができなくなる場合があります。

アンペア数を変更する場合は、そのアンペア数で適切なのかを十分に確認した上で、変更を進めていきましょう。

大家さんや管理会社に許可をとる

賃貸の場合は、大家さんや管理会社に契約アンペア数の変更許可をもらいましょう。

集合住宅では、利用できる電気容量が制限されている場合があります。事前に許可をもらってから契約アンペア数の変更申し込みを進めていく必要があります。

建物によっては変更ができない場合もあるので、変更する前によく確認しておきましょう。

退去時に原状回復を求められる場合がある

賃貸の場合は、原状回復義務があり、場合によっては退去時には契約アンペア数を元に戻す必要があります。

大家さんや管理会社に契約アンペア数の変更許可をもらう際に、退去時の対応についても確認しておくとよいでしょう。

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電気代を節約する方法4選

契約するアンペア数を考える時、電気代にも目を向けましょう。

アンペア数を大きくすれば基本料金が上がり、電気を使うほどに電力量料金×電気使用量の額が膨らみます。

節約する方法を4つまとめてみました。すぐに実践できるので試してみてはいかがでしょうか。

電気をこまめに消す

使用する電気の量を減らすようにしましょう。電気やテレビをつけっぱなしにしたり、冷蔵庫を長く開けたりしていないか注意して改めれば電気のムダを省けます。

待機電力をなくす
(節電タップなどの活用)

電化製品はコンセントにさしているだけで電気を消費しています。「待機電力」と呼ばれるもので、コンセントを抜けば回避可能です。使う時だけ通電できる節電タップを利用するとスムーズでしょう。

省エネ家電を使う

消費電力の少ない家電製品を使えば電気代の節約につながります。一時的に購入費用がかさむ可能性は高いでしょう。

それでも月々の電気代が減るため長期的に考えてみれば割安になったり、場合によってはリースで借りて購入費用を抑えたりも可能です。

電力会社の見直し
(通信会社と提供している電力会社と契約してスマホ代も節約)

2016年4月1日に電力の小売事業参入が全面的に自由化され、さまざまな会社が電気契約のプランを提供し始めました。

なかでも通信会社は、スマホなどとのセット利用によって月々にかかる費用をおトクにできるプランなどを展開しています。

プランだけでなく、電力会社ごとの見直しが節約につながる可能性にも目を向けましょう。

電気代などの固定費をさらに抑えたいなら!
UQモバイル・UQ WiMAXでまとめておトクに

一人暮らしの方が電気を契約する時のアンペア数は30A程度がおススメだと紹介しました。しかし使い方によってはアンペア数が多すぎて割高の場合もあるでしょう。

計算方法も紹介しましたので、契約前にご自身の使い方をもとにアンペア数を検討してみるのがおススメです。

また電力会社の話が挙がりましたが、UQモバイルをご利用中もしくは契約予定ならば、「auでんき」への切り替えによってポイント還元でおトクに電気が利用できる可能性があります。

さらにUQモバイルのスマホで「トクトクプラン」「ミニミニプラン」のいずれかに契約した状態で、電力会社をauでんきに切り替えれば「自宅セット割」の利用が可能です。(コミコミプランは対象外です。)

電気の使用量に応じてポイント還元が受けられるのにくわえて、スマホの月額利用料金も抑えられます。

ぜひ一人暮らしで固定費の節約を検討している方は、UQモバイル+auでんきによる「自宅セット割」で費用の削減を目指しましょう。

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また、電気代以外にも一人暮らしでは節約可能な生活費があります。通信費もそのひとつです。通信費の相場や節約方法は下記記事でも詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

通信費の節約を考えているなら、「UQ WiMAX」もおススメです。UQ WiMAXでは、工事不要ですぐに使えるホームルーター、モバイルWiFiルーターのサービスを提供中です。

ギガ放題プラスS※5プランでは、5Gの高速通信に対応しているほか、「WiMAX +5G割」を適用すると割引前4,950円/月が13カ月間は4,268円/月とおトクにネットを利用できます。

電気やスマホと合わせて、ネットの契約の見直しも考えている方は、ぜひUQ WiMAXを検討してみてはいかがでしょうか。

  • ※5 一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
  • 5Gは一部のエリアで提供しています。詳しくは下記ページでご確認ください。
    対応サービスエリア(UQ WiMAX)
    5G SA契約でご利用いただけます。5G SAは一部エリアで提供しています。
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  • 本記事に掲載されている商品またはサービス等の名称は、各社の商標または登録商標です。
  • 「au」はKDDI株式会社の登録商標です。
  • 「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceの登録商標です。

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