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デュアルSIMとは?種類や利用するメリット・デメリット、切り替え方法について解説

デュアルSIMとは?種類や利用するメリット・デメリット、切り替え方法について解説 デュアルSIMとは?種類や利用するメリット・デメリット、切り替え方法について解説

「デュアルSIMとは?」「SIMカードの便利な組み合わせは?」といった疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

この記事では、デュアルSIMの意味やメリット・デメリット、デュアルSIMの種類やおススメの組み合わせを紹介します。また、デュアルSIMの設定方法もiPhone/Android別に紹介します。

  • 記載の情報は2024年2月時点のものです。

デュアルSIMとは?

デュアルSIMとは、1台のスマホで2つのSIMカードを使うことを指します。

そもそもSIMカードとは、キャリアの加入者を識別する番号が記録されたICカードで、SIMカードがネットワークに認証されることで、スマホのネット通信を可能にしています。

適切なSIMカードが入っていれば、WiFiにつながっていなくてもスマホでネット通信が可能です。

また、実際にはさまざまな手続きが必要ですが、SIMカードを別のスマホの端末にさし替えることで、電話番号を変えずに機種変更ができます。

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SIMカードについては、下記の記事でさらに詳しく解説しています。

デュアルSIMにすることは、2つのキャリア回線との契約を意味します。そのため、デュアルSIMにすると用途によって回線を使い分けることや、電話番号を2つ使うことが可能です。

「eSIM」と組み合わせてデュアルSIMで使えるスマホもある

eSIMとは、スマホに内蔵された埋め込み型のSIMのことです。

SIMカードは1枚までしかセットできないスマホも、eSIMに対応していれば、SIMカードとeSIMを組み合わせることで、デュアルSIMとして利用できます。

また、eSIMなら、本体に内蔵のSIMの情報を遠隔で書き換えするだけで、SIMカードの交換に相当する手順が完了します。SIMカードの郵送が不要となり、オンライン完結で手続きが可能です。eSIMを利用すると、オンラインでも最短即日などで回線を開通させることができます。

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eSIMについては、下記の記事でも詳しく解説しています。

デュアルSIMのメリット・デメリット

デュアルSIMのメリット・デメリットを解説します。一見、2つのSIMカードが利用でき便利に思えますが、実際には一長一短があります。メリットとデメリットの両方を把握したうえで、利用を検討しましょう。

メリット

デュアルSIMを使うと、1台のスマホで2つのSNSアカウントを登録できます。

例えば、LINEはアカウントが電話番号に紐づいているため、通常は1台につき1アカウントしか登録できません。

しかし、一部のデュアルSIM搭載機種には、「ツインアプリ」という機能が搭載されており、仕事とプライベートでLINEのアカウントを分けることも可能です。

災害時などでご利用されているいずれかの回線に通信障害が起きた際、デュアルSIMなら片方の回線が止まっていても、もう片方が通じるようならネットは使えます。

また、自分の都合に合わせて各SIMカードの料金プランがカスタマイズ可能です。

例えば、通話料無料プランとデータ通信量が多いプランを別々に契約することは一般的な方法です。格安SIMをうまく利用すれば、1つの回線を契約するよりも料金を抑えられる可能性があります。

デュアルSIMは、海外旅行でも重宝します。海外でネットを使う場合は、現地のSIMカードを使うほうがお得になることもあります。

デュアルSIMなら、日本の回線を残しながら海外のSIMカードも利用できるため、WiFiをレンタルする必要がなくなります。

デメリット

デュアルSIMは、メリットばかりではありません。1台のスマホで2つの回線を使うため、バッテリーの消費が早くなります。

特に多くのAndroid OSには、通信が切断された時に最寄りの通信局に接続を試みる「セルスタンバイ」という機能が付いています。

セルスタンバイの状態にあると、スマホを使っていない時でも電波を探し続けるため、バッテリー消費が早まってしまうのです。

また、デュアルSIM対応のスマホでは、1つのスロットはSIMカード専用、もう1つはSIMカードとSDカードが兼用になっていることが多くあります。

そのため、デュアルSIMにするために両方のスロットにSIMカードをさし込むと、SDカードが使えなくなります。

SDカードが使えず、スマホ本体のストレージにデータを保存する場合、保存できるデータ容量が少なくなることに注意が必要です。

SIMカードとSDカードのスロットが分けられている機種もあるので、デュアルSIMにする際には利用したい端末のスロットを確認しましょう。

契約するキャリアの組み合わせによっては、デュアルSIMが使えない場合もあります。通信キャリアが提供する周波数帯はそれぞれ決まっており、同様にスマホ側も対応できる周波数帯が決まっているためです。

そのスマホ端末の対応可能な周波数帯と、キャリアが提供する周波数帯が一致しなければ、電波がつながらない可能性があります。

事前にスマホ端末と契約するキャリア、それぞれの周波数帯を確認しておくことが大切です。

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デュアルSIMは4種類ある

デュアルSIMは、機能によって4種類に分けられます。

種類によって、できることとできないことが異なるため、各デュアルSIMの特徴を押さえておきましょう。

DSSS

デュアルSIMシングルスタンバイの略となり、2枚のSIMカードを端末に挿入できるものの、有効にできるのは1枚のみのタイプです。

回線を切り替えるには都度手動で行う必要があり、2回線を同時に使うことはできません。SIMカードが有効になっていれば、4G回線が使用可能です。

DSDS

デュアルSIMデュアルスタンバイの略で、切り替える必要なく、2つの回線を利用できるタイプです。

どちらの電話番号に着信があっても、1つのスマホで応答ができます。片方のSIMカードで通信を行っている最中に、もう片方の着信を受けることも可能です。

ただし、2回線同時に通信や電話はできません。また、1回線が通話中の時は、もう片方で通信することも不可能です。4Gを利用できるのは1つの回線のみで、もう片方は3G回線になります。

DSDA

デュアルSIMデュアルアクティブの略で、DSDSと同じく切り替えせずに2つの回線を利用できるタイプです。

DSDSとの違いは、2回線同時に通信ができる点にあります。例えばDSDAでは、片方の回線で通話しながら、もう片方の回線で通信ができます。

また、どちらの回線も4Gでの通信が可能です。ただし、DSDSと同様に、2回線同時に通話をすることはできません。

DSDAに対応した機種はいまだに少ないため、2回線を同時に使いたい場合はDSDSやDSDVを選ぶことが無難です。

DSDV

デュアルSIMデュアルVoLTEを略した言葉で、基本的な機能はDSDSと変わりません。

DSDSとの違いは、どちらの回線も4Gで通信ができる点です。ただし、DSDS同様に2回線同時の通信と着信はできません。

デュアルSIMおススメの組み合わせ

デュアルSIMの組み合わせとしては、「大手キャリア同士」か「格安SIM同士」、または「大手キャリアと格安SIM」という3パターンがあります。

そのなかでおススメの組み合わせは、下記の2つです。

  • 大手キャリア+格安SIM
  • 格安SIM+格安SIM

それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。

大手キャリア+格安SIM

大手キャリアと格安SIMの組み合わせのメリットは、大手キャリアの充実したサービスを受けられる点です。音楽のサブスクやクーポン配布サービス、保障の手厚さは大手キャリアならではといえます。

この組み合わせをするなら、メインで使いたい回線を大手キャリアに、サブで使う回線を格安SIMにすることがおススメです。

格安SIMのお得な料金プランを契約することで、大手キャリアを使いながらも料金を抑えつつデュアルSIMにできます。

現在、大手キャリアを契約している方であれば、乗り換える手間なく、新たに格安SIMを契約するだけで済みます。

ただし、格安SIM同士の組み合わせに比べると、料金は高くなることがデメリットです。

格安SIM+格安SIM

格安SIM同士の組み合わせのメリットは、料金を安く抑えられることです。格安SIMでは、データ通信がおトクな料金プランや、通信量を控えめにする代わりに電話料金をおトクにできるプランなど、細かいニーズに応える料金プランが用意されています。

そのため、通話用の回線とデータ通信用の回線をそれぞれ契約することがおススメです。また、異なる回線を契約すれば、通信できるエリアを広げられます。

ただし、2回線契約しているといっても、大手キャリアに比べると受けられるサービスが限られる点はデメリットです。

デュアルSIMの設定方法

デュアルSIMの設定方法をiPhone/Android別に解説します。

設定方法

iPhone

iPhoneにデュアルSIMをセットした際の、通信・通話の設定は下記の手順で可能です。なお、下記の手順はiOS 16の場合です。

  • 1.「設定」>「モバイル通信」と選択してから、「SIM」の下に2つ以上の回線があることを確認する
  • 2.回線をタップしてから、「この回線をオンにする」をタップして2つの回線をオンにする
  • 3.「モバイルデータ通信」をタップし、モバイルデータ通信に使用するデフォルトの回線をタップする
  • 4.「デフォルトの音声回線」をタップし、音声通話に使うデフォルトの回線をタップする
設定方法

Android

AndroidにデュアルSIMをセットした際の、通信・通話の設定は下記の手順で可能です。なお、下記の手順はGoogle Pixel(Android 11以降)の場合です。

Androidは機種によって操作方法が異なる可能性があります。詳しくはメーカーの公式サイトで確認しましょう。

  • 1.「設定」>「ネットワークとインターネット」>「SIM」の順にタップする
  • 2.2つのネットワークから、設定をするネットワークを選択する
  • 3.ネットワークごとに、データ通信、通話などの設定を行う

格安SIMなら全国幅広いエリアで使えるUQモバイルがおススメ!

デュアルSIMとは、1台のスマホで2つのSIMカードを使うことです。これまでは利用できる機種が限られていましたが、eSIM対応の機種が登場したことでハードルが下がっています。

デュアルSIMを利用するなら、au回線を使っているUQモバイルとの組み合わせがおススメです。

UQモバイルが使っているauの4G LTE回線は人口カバー率99.9%※1を誇り、全国幅広いエリアで使用することができます。

また、au Style/auショップ・UQスポットなどを含め全国に2,700店舗以上のUQモバイル取扱店を構えており、対面でのサポートも行っています。お困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。

UQモバイルでは、「コミコミプラン」、「トクトクプラン」、「ミニミニプラン」の3つのプランが選べます。スマホの使い方に合わせて、ご自身に合ったプランを契約できます。

  • ※1 「人口カバー率」は国勢調査に用いられる約500m区画において、50%以上の場所で通信可能なエリアを基に算出しています。2023年9月時点の情報を掲載しています。内容は変更になる可能性がございます。対応機種は4G LTE(800MHz)対応機器となります。iPhone 5、iPad(2012発売モデル)は対応していません。
使い方に合わせて選べる3つのプラン

また、UQモバイルの「自宅セット割」(1,100円/月割引)※2を活用すると、スマホの月額料金がおトクに利用することができます。

例えば「トクトクプラン」の場合、基本使用料3,465円/月※3のところ「自宅セット割」(1,100円/月割引)※2・「au PAY カードお支払い割」(187円/月割引)適用で、データ使用量が1GBまで990円/月※3・1GB超~15GBまで2,178円/月※3と、使った分で料金が変動するのでおススメです。

自宅セット割は最大10回線まで対象のため、家族全員のスマホ代がおトクになるので、スマホの通信費を節約したい方におススメです。

割引を適用できると毎月おトクになるため、メイン回線はもちろん、デュアルSIMでサブ回線を契約する場合もぜひUQモバイルをご検討ください。

さらに、UQモバイルは、オプションサービスも充実しています。有料で「安心サポートパック」や「故障紛失サポート」、「使い方サポート」などを付加可能です。利用しないオプションを外せば、その分の料金はかかりません。

デュアルSIMをお探しなら、ぜひUQモバイルをご検討ください。

  • ※2 対象のご自宅のインターネットまたはauでんきなどのご加入が必要です。
    加入例)auひかりホーム・ずっとギガ得プラン(契約期間3年)の場合、基本料金5,610円/月+オプション料550円/月が別途必要です。インターネットサービス解約時に、ご契約期間に応じて契約解除料4,730円が発生する場合があります。詳しくはUQホームページをご確認ください。
  • ※3 通話料(22円/30秒)など別途かかります。
  • 5Gは一部のエリアで提供しています。詳しくは下記ページでご確認ください。
    対応サービスエリア(UQ mobile)
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  • 本記事に掲載されている商品またはサービス等の名称は、各社の商標または登録商標です。
  • 「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceの登録商標です。
  • 「au」はKDDI株式会社の登録商標です。
  • iPhoneは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標はアイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
  • iOSは、Ciscoの米国およびその他の国における商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。
  • 「Google」、「Android」は、Google Inc.の商標または登録商標です。

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