iPhone 13で3Gに切り替わる可能性はあるの?
iPhone 13でモバイル回線を利用している最中に5Gや4Gから3Gに切り替わる可能性はあります。
3Gとは第3世代移動通信システムの略称で、2001年頃から日本国内で普及したモバイル回線です。
携帯電話の普及に合わせて通信システムのアップデートが繰り返され「3.5世代」や「3.9世代(LTE)」などが登場しており、4Gや5Gが普及している現在でも一部の地域や通信会社で利用可能な通信システムです。
iPhone 13は2021年に販売されたスマホで3Gに対応しているため、契約している通信会社やiPhoneを利用している場所によりますが、3Gにつながる可能性は十分に考えられます。
なお、iPhone 13で3Gに接続している場合、画面上部のステータスアイコンに「3G」と表示されます。
iPhone 13で3Gに切り替わる原因は?
iPhone 13を利用していて3Gに切り替わる原因を順番に解説します。
契約している通信会社の4Gや5Gが届かないエリアに居る
通信会社は独自の通信エリアを構築しているため、通信会社によって4Gや5Gの対応エリアは異なり、場所によっては届かない場合があります。
そのため、4Gや5Gが届かず、3Gのみ届くエリアにいると、iPhone 13が3Gの電波を拾ってネットにつながろうとする可能性は高いです。
なお、3G、4G、5Gは移動通信システムの略称で、次のような違いがあります。
概要 | |
---|---|
3G | 第3世代移動通信システム 通信速度は1Mbps~100Mbps 段階的に廃止が決まっている |
4G | 第4世代移動通信システム 通信速度は100Mbps~1Gbps ほとんどの人口エリアで利用可能 |
5G | 第5世代移動通信システム 通信速度は1Gbps~10Gbps以上 4Gよりも超高速・多数接続・超低遅延の移動通信システム |
4Gはほとんどの地域で利用可能となっていますが、郊外や山間部では対応していないケースがあり、地下鉄の車両内といった場所でも電波が届きにくいです。
iPhone 13でモバイル回線を利用している時に4Gや5Gが届かないと、自動で3Gに切り替わる場合があると覚えておきましょう。
初期不良や故障の可能性がある
基本的に、iPhone 13はモバイル回線を利用している時に4Gや5Gを優先的につなげる設定となっています。
しかし、初期不良や故障があると、4Gや5Gの対応エリアに居ても3Gをつなげようとする可能性があるため、移動しても3Gから変わらない場合はAppleに問い合わせてみましょう。
通信障害が発生している
4Gや5Gの対応エリアに居ても、4Gや5Gが通信障害によってつながらない場合は3Gにつながる可能性があります。
3Gにつながった状態でネットを利用できるなら、契約している通信会社で通信障害が発生していないか確認しましょう。