スマホのバッテリー交換の目安
スマホのバッテリーは長く使うほど劣化し、充電容量の上限が減っていくので、定期的に交換したほうが良いと言われています。
スマホのバッテリー交換の目安は2年~3年程度といわれています。ただし、バッテリーの寿命はスマホの使い方や機種によって異なり、場合によっては交換できない可能性があるので注意しましょう。

充電の接続時間が短くなってきたら交換を検討する
スマホで一般的に使用されるバッテリーは「リチウムイオン電池」です。コンパクトなサイズでもたくさんの電力を蓄えることが可能なため、スマホやパソコンなど、さまざまな家電製品に用いられます。
しかし、リチウムイオン電池は使用を続けると劣化していき、充電可能な容量が減っていきます。充電可能な容量が減ると端末の起動持続時間が短くなり、同じような使い方をしても、すぐに充電切れになる可能性が高いです。
フル充電してもスマホのバッテリーが1日持たないようなら、バッテリー容量を確認し、バッテリーの交換を検討してみましょう。
iPhoneのバッテリーの劣化状況を確認する方法
スマホのバッテリーの状態を確認する方法は以下のとおりです。
(2023年4月17日時点)
確認手順 | |
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iPhone |
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Android(Google Pixelの場合) |
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スマホを使用していて、充電がすぐ切れる、常に充電していないと持たないなど、不便に感じたらバッテリーの交換を検討してみましょう。
なお、スマホのバッテリーの状態を確認する方法は、OSのバージョンや機種によって異なります。
バッテリーの状態を確認したい時は、使用しているスマホの公式ホームページや取扱説明書で手順を確認しましょう。
スマホのバッテリーの減りが早くなる原因と対処法
スマホのバッテリーの減りが早くなる原因と対処法を順番に解説します。

スマホの充電がフルの状態でさらに充電している
スマホのバッテリーが100%になっても充電している状態を過充電と呼びます。
過充電はバッテリー内部の状態を不安定にさせて劣化を早める恐れがあり、バッテリーの減りが早くなる原因のひとつです。
スマホのバッテリーを長持ちさせたいなら、充電を80%程度に留めておき、過充電の状態にしないように注意しましょう。
充電した状態でスマホを使っている
スマホのバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、高温状態でも劣化を早めます。
充電した状態でスマホのアプリを起動したり、動画を視聴したりするとバッテリーが熱を持つため、なるべく充電した状態ではスマホを使用しない方が良いです。
また、高温の場所に放置しているだけで劣化が進む可能性もあります。真夏の車内やビーチなど高温の環境にスマホを放置したりすることは避けましょう。
水没や破損による物理的な問題
スマホのバッテリーは水のなかに落としたり、地面に落ちたりするとダメージを負い、劣化が進むことがあります。
また、水没や破損による物理的な問題が発生していると、発熱や発煙の原因となる可能性もあります。やけどや火事につながる恐れもあるので、水没や破損の際は、放置せずに修理に出すか、機種変更をおススメします。
水のなかに落とした、あるいは地面に落としてからスマホのバッテリーの調子が悪い場合は、スマホのバッテリーの交換をおススメします。