タイムラプスとは、撮影した動画を圧縮してダイナミックな映像に仕上げる撮影方法です。一定間隔ごとに撮影された静止画像をつなぎ合わせるため、通常の動画とは違った表現ができます。
この記事では、タイムラプスで動画を撮影するメリットや、おススメのシーン、撮影時のコツなどをわかりやすく解説します。
タイムラプスとは一定間隔で撮影した静止画を繋ぎあわせる動画、あるいは撮影方法のことを指します。時間の経過を意味するtime lapse(タイムラプス)が語源で、言葉通り空の色の変化や雲の動きなど、時間が経過する様子が撮影しやすい機能です。
例えばiPhoneには最初からタイムラプスモードが搭載されており、使い方はとても簡単です。撮影メニューのタイムラプスモードで普通の動画を撮影するのと同じようにタイムラプス動画を撮影できます。
なお、タイムラプスがスマホに搭載されていない場合は、タイムラプス機能があるカメラアプリをダウンロードすれば作成できます。
タイムラプスで撮影するメリットは以下の通りです。
iPhoneのタイムラプス撮影は、30分間以上の撮影をしても自動で約30秒以内の動画に収まります。
撮影間隔や動画の長さは自動で調整され、同じ1秒間の動画でも、通常の動画は1秒間に1秒の出来事しか再生できませんが、タイムラプス動画なら1秒間に1秒以上の出来事を再生可能です。
そのため、タイムラプスで撮影すると、通常の動画よりも印象的な動きを表現しやすくなります。
タイムラプスは一定間隔で撮影した静止画像を繋ぎ合わせて動画にします。通常の動画撮影も1秒間に30枚の静止画像を繋ぎ合わせていますが、撮影時間が同じなら必要になる枚数が多いです。
例えば、1分間撮影した場合、通常の動画では30枚×60秒間で1800枚の静止画像を撮影しています。一方、タイムラプスで3秒おきに撮影した場合、同じ1分間で撮影した静止画像は600枚です。
つまり、同じ撮影時間ならタイムラプスのほうが、通常の動画よりもデータ量が少なくなる傾向があります。
写真単体では単なる静止画像なので、被写体の動きや時間経過が分かりづらいです。一方、タイムラプスは数秒おきに静止画像を撮影して繋げる動画にするので、被写体の動きや時間経過が分かりやすくなります。
そのため、タイムラプスはカメラを決まった場所に置いて景色や人の動きなどが変化していく状況を撮影したい場合におススメの撮影方法です。
スマホの機種によってはタイムラプス撮影の機能が初めから搭載されている場合があります。iPhoneとAndroidで順番に解説するので参考にしてください。
iPhoneでタイムラプス撮影を行う手順は以下の通りです。
カメラアプリを起動する
画面下部にある撮影モードを横にスワイプしてタイムラプスモードに切り替える
シャッターボタンを押す
もう一度シャッターボタンを押す
カメラをタイムラプスモードに切り替えてからシャッターボタンを押して、もう一度シャッターボタンを押すまで連続的に写真が撮影されます。
なお、iPhoneに搭載されている「カメラ」でタイムラプスの撮影間隔を変更することはできません。
撮影時間に応じて動画の再生時間と撮影間隔が次のように異なるので、iPhoneでタイムラプス撮影を行う時の目安にしましょう。
撮影時間 | 動画の再生時間 | 撮影間隔 |
---|---|---|
1分間 | 約4秒 | 約0.5秒 |
5分間 | 約20秒 | 約0.5秒 |
10分間 | 約20秒 | 約1秒 |
30分間 | 約30秒 | 約2秒 |
50分間 | 約30秒 | 約4秒 |
Androidでタイムラプス撮影を行う手順は以下の通りです。なお、下記の手順はAQUOS sense8の場合になります。
カメラアプリを起動する
画面下部を左右にスワイプして撮影モードをタイムラプスに切り替える
シャッターボタンを押す
もう一度シャッターボタンを押す
Androidの場合、機種によって操作方法や設定方法が異なり、場合によってはタイムラプスを搭載していません。搭載していない機種の場合はタイムラプス撮影が可能なアプリをインストールしましょう。
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タイムラプスの撮影におススメのシーンは以下の通りです。
タイムラプス撮影を初めて行うなら、天気の移り変わりを撮影してみましょう。自宅のベランダや窓から雲の流れる様子や、太陽の移動などを撮影するだけでも、ダイナミックな動画が完成します。
雲や太陽の移動は時間がかかるので、約2時間~約3時間かけて撮影すると、再生した時の動きが速くなりおススメです。
満天の星をタイムラプス撮影すると、ゆっくりと動いていく星々の変化を動画にすることができます。天気の変化と似たようなテーマですが、印象的な動画を撮影したい方は検討してみましょう。
タイムラプス撮影は植物の成長を記録するのにもおススメです。花が咲いたり、植物が芽吹いたりする様子から生命の力強さを表現した動画が撮影可能です。
植物の種類によって撮影にかかる時間はさまざまですが、長い時間要する撮影もタイムラプスならわずかな時間にまとめられます。
タイムラプスは撮影時間を圧縮して早回しで映像化する撮影方法です。例えば、iPhoneで30分間の撮影をした場合、動画の再生時間は約30秒に圧縮できます。
そのため、撮影時間が長くなりやすい料理動画でも、短時間に圧縮することが可能です。
タイムラプス撮影のコツは撮影中にぶれないことです。スマホやカメラがぶれて動画が写る範囲がズレてしまうと、綺麗なタイムラプス動画になりません。
そのため、タイムラプス撮影をスマホで行う時は、スマホをセットできる三脚やジンバルなどを用意することがおススメです。
また、完成した動画の再生時間が20秒や30秒と短くても、撮影に1時間、2時間かかる可能性もあるので、スマホのバッテリーは充電しておきましょう。
タイムラプスは一定間隔で撮影した静止画を繋ぎ合わせた動画、あるいは撮影方法です。長時間の撮影を短時間に圧縮して再生するため、通常の動画に比べて時間の変化がわかりやすく、ダイナミックな映像を撮影するのに向いています。
スマホの機能として搭載されていることがあり、動画のモードをタイムラプスに切り替えれば、すぐにタイムラプス動画を撮影することが可能です。
ただし、スマホによってはタイムラプス機能が搭載されていない場合があります。
UQモバイルではさまざまな機種のスマホを販売しています。次の表は、UQモバイルで販売しているスマホのなかで、タイムラプス機能を搭載している機種の一部をまとめたものです。
機種 | |
---|---|
iOS | iPhone 15 iPhone 14 など |
Android | Galaxy S23 FE arrows We2 など |
iPhone 15
iPhone 14
Galaxy S23 FE
arrows We2
UQモバイルはネットでお申し込みができ、新品から中古まで幅広く取り扱っています。また、機種ごとの違いを比較しやすい製品比較表があるので、ご自身にピッタリの一台を探しやすいです。
さらに、UQモバイルの「自宅セット割」(最大1,100円/月割引)※1を活用すると、スマホの月額料金がおトクに利用できます。
「トクトクプラン」の場合、「自宅セット割」(1,100円/月割引)※1・「au PAY カードお支払い割」(187円/月割引)適用で、基本使用料3,465円/月※2のところデータ使用量が1GBまで990円/月※2・1GB超~15GBまで2,178円/月※2と、使った分で料金が変動するのでおススメです。
自宅セット割※1は最大10回線まで対象のため、家族全員のスマホのご利用料金がおトクになるので、スマホの通信費を節約したい方におススメです。
ほかにも、iPhoneの場合は「故障紛失サポート ワイド with AppleCare Services & iCloud+」が、Androidの場合は「故障紛失サポート ワイド with Cloud」があるので、撮影中にスマホが故障した場合に備えられます。
タイムラプス機能を搭載したスマホで、天気の変化や満天の星などをダイナミックに撮影したい方は、UQモバイルをチェックしてみましょう。
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