自宅で快適オフィスをつくる考え方
リモートワークに取り組む際は、まず自宅のオフィス環境を整えることから始めましょう。快適なオフィス環境をつくることで集中力が向上し、仕事の生産性を高めることができます。以下では、快適な自宅オフィスをつくるうえで大切な考え方を3つご紹介します。
仕事の効率が上がる環境を意識する
自宅オフィスは、仕事の効率を高められるように意識しながらつくりましょう。特にリモートワークに慣れていないうちは休日に家にいるような感覚に陥ってしまい、作業効率が低下しやすいです。作業効率を高めるためにも、デスクや家具のレイアウトを工夫しながら仕事に集中しやすい環境を整えていきましょう。配置する家具やレイアウトに悩む場合は、通勤先のデスク環境を真似してみると良いかもしれません。
心身ともに健康でいられる環境を意識する
自宅での仕事環境が整っていないと、肩がこりやすい、ストレスが溜まるなど、心身の不調に繋がる可能性があります。作業効率の高さだけでなく、心身の健康面にも配慮したうえでオフィスをつくりましょう。
笹田さん
快適に仕事をするには、すっきりした部屋であることが非常に大切です。脳科学でも「散らかった部屋の場合、脳が沢山情報処理をしようとして疲労する」という話があります。デスクはスッキリ片付け、音楽やアロマなど取り入れ、リラックス&集中できる環境を作りましょう。
おススメのオフィス家具や選び方のポイント
より快適な自宅オフィスをつくるには、デスクやチェアを始めとしたオフィス家具にこだわることも効果的です。自分に合った家具を取り入れることで作業の効率化につながるほか、心身の負担も軽減しやすくなります。ここでは家具選びのポイント、作業効率化に繋がるおススメの家具をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
デスクはサイズ感と機能性で選ぶ
作業に使うデスクは、具体的なサイズを確認したうえで余裕のある製品を選びましょう。一見丁度良いサイズだと思っていても、実際にパソコンやモニターを設置してみると作業スペースが足りなくなってしまう可能性があるので注意してください。
また、デスクは製品によって機能性が異なります。棚や引き出しが付いているタイプ、コンセントが付いているタイプなどさまざまあるので、自分が使いやすいと思えるものを探してみると良いでしょう。
チェアは体の負担を軽減しやすいものを選ぶ
デスクワークが作業の基本となる方は、チェア選びにこだわりましょう。チェアが体に合っていないと、肩こりや姿勢の悪さ、疲れやすさに繋がってしまいます。こうした体の不調は作業効率の低下にも繋がるため、チェアは自分の体に合ったサイズ、かつ体の負担を軽減しやすい製品を選ぶことをおススメします。
モニターを増やすと作業効率が高まる
普段から1台のモニターで作業している方は、この機会に2台目のモニターを導入してみてはいかがでしょうか。パソコンのモニターを2台利用するデュアルディスプレイ環境を整えることで、作業の効率化に期待できます。
特に作業時に多くの資料を開いている方にはおススメです。1台目を作業用のモニター、2台目を資料閲覧用のモニターとして使い分けることで画面内がスッキリし、より快適に作業に取り組めます。
モニターアームを用意すると体の負担を軽減しやすくなる
作業時の肩こりや姿勢の悪さに悩んでいる方には、モニターアームの導入がおススメです。
モニターアームとは、モニターの位置を調節できるパソコン周辺機器のことを指します。
デスクに直接モニターを置いていると目線が下に下がってしまい、姿勢の悪さから肩こりに繋がる可能性があります。しかし、モニターアームで目線が真っ直ぐになると姿勢が改善され、体の負担を軽減しやすくなります。ノートパソコンの方は、PCスタンドを利用することで細かい高さ調整が可能です。
サイドテーブルがあると便利
デスク周りをスッキリさせるには、サイドテーブルが1台あると便利です。書類やケーブル、飲み物などを気軽に置けるサイドテーブルをデスクの隣に設置すれば、作業スペースをより広く使えます。