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Wi-Fiの認証エラーとは?認証できない主な原因と7つの対処方を紹介

Wi-Fiの認証エラーとは?認証できない主な原因と7つの対処方を紹介 Wi-Fiの認証エラーとは?認証できない主な原因と7つの対処方を紹介

WiFiでネットに接続ができない場合は、端末がWiFiルーターを認識できないことで生じる「WiFiの認証エラー」の可能性があります。

認証エラーが生じる主な原因はいくつか考えられますが、それぞれに対処法も存在しているので、万が一認証エラーが起こった場合も対応できるように、原因と対処法を理解しておきましょう。

この記事では、WiFi認証エラーがどんな症状なのかを解説し、主な原因と対処法を詳しく紹介します。

家電専門家の向井さんにポイントも伺ったので、ぜひ参考にしてください。

  • 記載の情報は2024年4月時点のものです。

この記事を監修した方:IT系ライター/エディター 向井領治

数社の勤務を経て1996年よりフリーランスに。単著共著あわせて62冊を執筆するとともに、編集を手がけた書籍も80冊以上。著書には、iPhoneやiPad、格安SIMなど、モバイル系も多数。

個人ではiPhone XRとmoto g30を使用。複雑なテクノロジーをユーザーからの目線で解説するよう、つねに心がけています。

Wi-Fi認証エラーとは?

認証エラー① Wi-Fiルーターから電波が届いていない 認証エラー② 接続先のWi-Fiルーターが認識できない

WiFiは、インターネット回線に接続したルーターからの電波を、ネットを利用したい端末に届ける無線接続の技術であり、利用にはアクセスポイント(WiFiルーター)を指定する必要があります。

WiFi認証エラーとは、接続先のWiFiルーターを認識できない、WiFiルーターからの電波を受信できていないなど、何かしらの不具合が生じている状態です。

WiFi認証エラーになると、無線でネットにつなぐことができないため、ネット接続が必要なアプリの利用や動画の視聴などができなくなります。

Wi-Fi認証エラーになる主な原因

端末側のパスワードやSSIDの打ち間違い Wi-Fiルーターや端末の不具合 配線の抜けや断線

WiFi認証エラーになる主な原因を紹介します。
原因の把握は、対処法を実践するためにも必要なので、しっかり理解しておきましょう。

原因1

パスワードの間違い

パスワードが間違っていると、端末とWiFiルーターのWiFi接続ができません。というのも、誰でも利用できるフリーWiFiでない限り、一般的なWiFiの利用には、接続するWiFiルーターのパスワードやSSIDを端末側で入力する必要があります。

パスワードを間違って入力すると、認証ができないので注意しましょう。なお、認証に必要なパスワードは、「暗号化キー」「KEY」「PSK-AES」「WEPキー」「PASS」「セキュリティーキー」「WPA-PSK」などと記載されることもあります。

原因2

SSIDの間違い

SSIDとはWiFi通信を識別するために付けられたネットワーク名のことです。前述したように、WiFi接続には、SSIDも端末側で正しく入力しなければなりません。

SSIDやパスワードは、据置タイプのWiFiルーターであれば本体の表面や側面、持ち歩きタイプであれば本体操作画面などから確認できます。

SSIDやパスワードの入力ミスは、WiFi接続ができないケースでは珍しくないので、注意しましょう。

原因3

Wi-Fiルーターの不具合

WiFiルーターで一時的な不具合が生じている場合も、認証エラーの原因になります。

不具合が生じる主な原因は以下のとおりです。

  • ファームウェアの更新で設定が変わった
  • ルーターの長時間稼働により、機器の温度が上昇した

急にWiFiがつながらなくなった場合は、確認してみましょう。

原因4

配線の抜けや断線

WiFiルーターとモデム(ONU)は、LANケーブルでつながっています。

大本であるモデムとの接続ができていないと、そもそもネットと接続できないので、LANケーブルの抜けや断線でも認証エラーが起こるでしょう。

原因5

端末の不具合

WiFiルーターだけでなく、端末で不具合が生じている場合も、認証エラーになる可能性があります。

不具合の主な原因は以下のとおりです。

  • ネットワークドライバーに不具合がある
  • セキュリティソフトがWiFi電波の受信を妨げている
  • 長時間稼働の熱による動作不良

他の端末で問題なくWiFiが利用できる場合は、エラーになっている端末に問題がある可能性が高いでしょう。

原因6

特定の周波数による干渉

WiFiの電波は、主に2.4GHz帯と5GHz帯が使われており、以下の特徴があります。

2.4GHz帯

床や壁などの障害物に強いが、電化製品でも使われている周波数のため、電波干渉を受ける可能性がある

5GHz帯

主にWiFiで使われている周波数のため、電波干渉は少ないが、障害物には弱い

特に2.4GHz帯の周波数を使用している場合は、テレビや電子レンジなど、電化製品の設置場所に注意が必要です。

向井さん

「いつも正常に接続できるのに今日だけ繋がらない」という場合は、問題は一時的なものである可能性が高く、機器の再起動で解決する可能性も高いです。

逆に、「今日買ってきた新しい端末が繋がらない」という場合は、パスワードの入力ミスや接続台数の超過など、基本的な設定や仕様が原因である可能性が高いと言えます。

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Wi-Fi認証エラーの7つの対処法

SSID・パスワードを再確認 Wi-Fiルーターの再起動 接続台数の見直し

認証エラーが起こる原因を踏まえて、考えられる対処法を7つ紹介します。

対処法1

SSIDとパスワードを再確認する

SSIDやパスワードは、端末側で正確に入力する必要があります。

端末で初めてWiFiルーターに接続する、WiFiルーターのSSIDやパスワードを再設定したなどの状況でWiFiにつながらない場合は、接続したいWiFiルーターのSSIDとパスワードを再確認してから入力し接続してみましょう。

対処法2

Wi-Fiルーターを再起動する

WiFiルーターで何かしらの不具合が生じている場合は、WiFiルーターを再起動してみましょう。WiFiルーターなどの電子機器は、再起動することで不具合が解消される可能性があります。

再起動後に接続が安定するまで数分かかる場合もあるため、同時に配線の抜けや断線の確認をしてから再接続すると作業効率が良いのでおススメです。

なお、WiFiルーターのようにコンセントの抜きさしで再起動をする機器は、アップデート中に電源を落とすと故障する場合があるので注意しましょう。

対処法3

Wi-Fiルーターの接続台数を見直す

WiFiルーターには、同時に接続できる台数に制限があります。

同時接続台数を超えている場合は、WiFiに接続できないこともあるため、WiFiルーターと接続している台数を見直してみましょう。

慢性的に接続台数が超過するようなら、ホームルーターの利用を検討するのもおススメです。

ホームルーターは、モバイルルーターより同時接続台数が多く、一般家庭であれば同時接続台数に達することもほとんどないでしょう。

対処法4

Wi-Fiルーターの設置場所を変える

WiFiルーターの設置場所を変えることで電波の遮断や減衰を避けられ、認証エラーが解消される可能性があります。

WiFiルーターを設置する時は以下のことに気をつけましょう。

  • 電化製品や水槽、金属製の家具の近くは避ける
  • 家の中心に設置する
  • 床から少し離れた高い位置に設置する

また、端末とWiFiルーターの距離が遠いのであれば、距離を近づけてみるのもおススメです。

対処法5

Wi-Fiの接続情報を削除して再設定する

端末に保存済みの無線接続情報を削除後に再接続すると、WiFiに接続される可能性があります。

一般的な無線接続情報の削除手順は以下のとおりです。

step1

ホーム画面から「設定」を開く

step2

「ネットワークとインターネット」を選択

step3

「インターネット」を選択し、削除したいSSIDを選択

step4

「削除」または「接続を解除」をタップで完了

なお、端末によっては削除方法が異なる場合があるため、わからない場合は取り扱い説明書やメーカーの公式ホームページでの確認を推奨します。

また、無線接続情報を削除すると、再度SSDIとパスワードを端末に入力して設定し直す必要があります。そのため、削除する前にSSDIとパスワードを確認してから作業するとスムーズに再接続ができるでしょう。

対処法6

端末の電源を入れ直す

端末側で不具合が生じている場合は、端末を再起動してみましょう。WiFiルーターと同様に、端末も電子機器のため、電源の入れ直しで不具合が解消される場合があります。

電源を入れ直しても症状が回復しない場合は、セキュリティソフトの一時的な停止やネットワークドライバーの再インストールなども試してみましょう。

ただし、セキュリティソフトの停止で問題が解消された場合は、問題解消後にソフトを再起動するのを忘れないようにして下さい。

対処法7

ファームウェアのバージョンを更新する

WiFiルーターには、動作を管理するファームウェアが組み込まれています。

ファームウェアが古い場合は、上手く動作せずに不具合が起こる可能性があるので、最新のものに更新するようにしましょう。

ファームウェアの更新手順は、WiFiルーターによって異なります。基本的に難しくないので、利用しているWiFiルーターの取り扱い説明書や公式ホームページで確認して下さい。

向井さん

初めて接続するWiFiでエラーになる場合は、SSIDとパスワードの確認を最初に行いましょう。

多くの場合、SSIDやパスワードは無意味な文字列であるうえに、とくにスマホでは画面上の小さなキーボードを使うため、入力ミスが起きやすくなります。数字のゼロとアルファベットのオーなど、似た文字もよく確かめましょう。

また、ネットに接続する端末といえば、以前はパソコン、スマホ、プリンター、ゲーム機などでしたが、近年はスマートスピーカー、テレビ、ヘルスメーターやエアコンなどの家電まであります。

古いルーターを使っている場合は同時接続台数を超えている可能性も考えられるので、ルーターの説明書や管理画面で調べてみましょう。

WiFiの電波を受信するアンテナの感度は、機種によって異なります。そのため、たとえば2種類のスマホを並べて置いても、一方は通信できるのに、もう一方は通信できないことがあります。

その場合は端末側では対処できないので、ルーターの位置を変えるなど、WiFi側で対策するほうが解決する可能性が高いでしょう。

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WiFiの認証エラーが生じる原因は、接続設定や電波に問題があるケースが多いです。対処法もありますが、WiFiルーターでは、実践が難しい場合もあるでしょう。

その点、UQ WiMAXのルーター(ホームルーター、モバイルルーター)なら記事内で紹介した認証エラーの対処法をより簡単に実践できます。

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WiFiの認証エラーは「Wi-Fi認証エラーの7つの対処法」で紹介している通り、ご自身でも解消できる可能性があります。まずはできることから順番に試してみて下さい。

もしも、ご自身で解決できない場合は窓口やサポートに問い合わせましょう。

UQ WiMAXならお客さまサポートも充実しているので安心してご利用いただけます。

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向井さん

Wi-FiはいまやスマホなどのIT端末だけでなく家電でも多用され、一般家庭においても生活の基盤となりつつあるので、認証エラーが起きたら面倒でもできるだけ速やかに対処したいものです。

たいていの場合はちょっとしたことで改善できますが、思わぬことが原因の場合もあるので、相談できる相手がいると安心です。

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