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5Gの「ミリ波」ってどんな電波?Sub6との違い・利用の注意点を解説

「5Gの通信を利用してみたい」と考えて、色々調べている中で、「ミリ波」という言葉が気になった方もいるのではないでしょうか。ミリ波は5Gの中でも特に通信速度が速く、5Gのメリットが存分に発揮される周波数です。

この記事では、ミリ波とは何か、Sub6との違いなどを紹介します。

  • 記載の情報は2024年6月時点のものです。

「ミリ波」とは

ミリ波は、周波数が30GHzから300GHzの電磁波を指します。電磁波には周波数帯ごとにいくつか種類があり、ミリ波もその中のひとつです。

波長が、1mm~10mmとmm(ミリメートル)のオーダーとなることから、「ミリ波」と呼ばれています。

周波数帯 波長 用途の例※1
超長波 10~100km 潜水艦用通信、長距離通信
長波 1~10km 船舶・航空機用ビーコン、標準電波
中波 100~1,000m 船舶通信、アマチュア無線、AMラジオ
短波 10~100m 船舶・航空機無線、アマチュア無線
超短波 1~10m FM放送(コミュニティ放送)、業務用移動通信
防災行政無線
極超短波 10cm~1m 携帯電話、地上デジタル放送、電子レンジ
マイクロ波 1~10cm 気象レーダー、船舶用レーダー
ミリ波 1mm~10mm 5Gの通信、レーダー、衛星通信、電波天文
サブミリ波 0.1mm~1mm ボディスキャナ

ミリ波の用途としては、携帯電話の5Gでの通信のほか、衛星通信、画像伝送システム、自動車衝突防止レーダーなどに使われています。

5Gは「Sub6」「ミリ波」「NR化」の3種類がある

続いて、5Gの電波としてのミリ波がどのような位置づけになるのか、見ていきましょう。

5Gは、4Gに次ぐ次世代通信規格のことです。「高速・大容量」「多接続」「低遅延」が特徴で、より快適な通信が実現されます。5Gの電波としては、「NR化」「Sub6」「ミリ波」の3種類があります。

Sub6 3.7/4GHz帯を利用。100MHzの帯域幅で高速・大容量通信が可能。
NR化 4G LTEの周波数にNR規格を適用して高速化。
ミリ波 28GHz帯を利用。Sub6より広い帯域幅でさらに高速・大容量通信が可能。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

「Sub6」の特徴

「Sub6」は、6GHz以下の周波数帯のことで、日本では3.7GHz帯/4.0GHz帯/4.5GHz帯が使われています。ミリ波に比べると、電波が遠くまで届きやすく、障害物の影響も受けにくいため、広いエリアをカバーできます。

また、Sub6は既存の4Gの技術を応用しやすいため、エリア展開がしやすいメリットもあります。

「NR化」の特徴

「NR化」の電波は、全国で広くエリアをカバーしている4G LTEの周波数にNR規格というものを適用して、高速化して5Gとして利用するものです。既存の基地局設備を活用できるため、5Gエリアを早期に拡大できるメリットがあります。

auでも、NR化で早期に5Gエリアを全国展開した上で、人が多く集まる場所を中心にSub6やミリ波のエリア拡大を進めていく方向で、エリア整備が進められています。

「ミリ波」の特徴

「ミリ波」は、30GHz~300GHzの周波数帯の電波のことで、日本では28GHz帯が使われています。

Sub6より帯域が広く取れるため、さらに高速通信が可能です。4Gでは数分かかっていた映画のダウンロードが数秒で完了するなど、Sub6を超える高速通信が実現します。

ただし、ミリ波は、減衰が大きく電波が遠くまで届かない、障害物に弱いといった短所があり、エリア拡大のハードルはSub6に比べてかなり高くなっています。

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ミリ波を利用する上での注意点

ミリ波の通信を利用する上での、注意点も確認しておきましょう。注意点としては、下記の3つが挙げられます。

ミリ波が利用できるエリアは限られる

現状の5Gのエリアは、「Sub6」と「NR化」で広いエリアがカバーされていて、ミリ波が使えるエリアはまだまだ限られています。

各キャリアの5Gの対応エリアは、各キャリアの公式サイト内のエリアマップで確認が可能です。au回線の5Gに対応しているUQモバイルのエリアマップはこちらから確認できます。

ミリ波を利用するためには5G対応プランの契約が必要

ミリ波を利用するためには、5G対応プランの契約が必要です。スマホで4Gのプランを契約中の方は、最新の5G対応プランへの変更を検討しましょう。

また、新規で契約する方も、契約予定のプランが5Gに対応しているかは確認しておきましょう。

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