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NFCを使えばスマホをかざすだけで通信できる!特徴や機能を紹介

NFCを使えばスマホをかざすだけで通信できる!特徴や機能を紹介 NFCを使えばスマホをかざすだけで通信できる!特徴や機能を紹介

Apple Payやおサイフケータイのように、スマホを近づけるだけで通信ができるNFCという仕組みは、私たちの生活のなかに定着しつつあります。

しかし、具体的にNFCがどのようなものなのか、何ができるのかはあまり知られていません。

今回は、NFCの特徴や機能、使い方などについて紹介します。

  • 記載の情報は2024年4月時点のものです。

NFCとは

NFCとは近距離無線通信規格のひとつで、「Near Field Communication」の略です。日本の企業ソニーと、オランダの企業であるNXPセミコンダクターズが共同開発し、2003年にはISO/IEC18092として国際標準規格になりました。

NFCは、NFCを搭載したスマホやカードリーダーなどの電子機器に、ICチップを搭載したカードやタグ、電子機器などを10cm程度に近づけるだけで無線による双方向の通信が可能になる技術です。

スマホでは、おサイフケータイやApple Payなどのキャッシュレス決済に使われるほか、非接触ICチップを埋め込んだNFCタグを近づけるだけで、アプリの起動などさまざまな操作が行えるようにもなります。

NFCの機能

NFCには、非接触ICカード、リーダー・ライター、端末間通信(P2P)の3つの機能があります。それぞれについて詳しく説明します。

非接触ICカードとしての機能

非接触ICカードとしての機能とは、NFC搭載のICカードにあらかじめお金をチャージしておくことで、キャッシュレス決済が可能になる機能です。

また、事前にチャージする方式のほか、クレジットカードを登録して後払いでキャッシュレス決済ができるものもあります。

キャッシュレス決済は、電車やバスの切符など公共交通機関のほかに、コンサートチケットやポイントカードなどとしても使われています。

リーダー・ライターとしての機能

リーダー・ライターとしての機能は、NFCタグやICカードなどに近づけるだけで情報を読み取ったり、書き込んだりできる機能です。

例えば、NFCを搭載したスマホとNFCタグを埋め込んだポスターを近づけることで、キャンペーン情報やクーポン情報などを読み取れます。

ほかには、NFCを搭載したスマホにICカードを近づけると、残高や使用履歴などがわかる機能もあります。

端末間通信(P2P)の機能

端末間通信(P2P)とは、NFCを搭載した端末同士を重ねることで、データの送受信が可能になる仕組みです。

連絡先や閲覧しているWebサイトなどの情報をスマホ同士で交換できるほか、NFCに対応したパソコンからスマホへ、動画などの重いデータを転送する場合などにも使えます。

NFCの代表的な規格について

NFCには代表的な規格として、Type-A、Type-B、FeliCa(Type-F)の3つがあります。それぞれについて説明します。

Type-A

Type-Aはオランダの企業NXPセミコンダクターズが開発した規格です。安価に生産できるため、海外では「Mifare(マイフェア)」と呼ばれるサービスが電子マネーや公共交通機関などで広く使われています。

ただ、後述するFeliCaと比べると、処理速度が遅いことが難点です。

国内でも、たばこの自動販売機で使われているtaspo(タスポ)や、かつて使われていたNTTのICテレホンカードなどでType-Aは使われています。

また、Apple PayもType-Aに対応しています。

Type-B

Type-Bはアメリカの企業モトローラが開発した規格です。CPUを内蔵していてセキュリティリスクに強い反面、Type-Aよりも製造コストが高くなる点がデメリットです。

Type-Bも海外では広く使われているほか、国内でも、Visaのタッチ決済やMasterCardコンタクトレスなどクレジットカードを使ったキャッシュレス決済に使われています。

セキュリティ面で信頼できることから、マイナンバーカードや運転免許証、パスポートなど官公庁系のカードでも活用されていることが特徴です。

なお、Apple PayはType-AだけでなくType-Bにも対応しています。

FeliCa(Type-F)

FeliCa(Type-F)はソニーが開発した規格で、国内で主流のNFCです。

Type-AやType-Bとは異なり、国際規格のISO/IEC14443からは外れているため、海外では使えないことが多いのがデメリットです。

FeliCaは処理速度が約0.1秒と高速な点や、セキュリティ性が高い点が特徴です。

nanacoやiD、楽天Edy、QUICPayといった電子マネーのほか、Suica、PASMO、ICOCAなどの交通系ICカードにも使われています。

スマホでは、AndroidのおサイフケータイなどにFeliCaが利用されています。

Apple Payは当初Type-AとType-Bのみしか使えませんでしたが、iPhone 7/7 Plus以降FeliCaにも対応しました。

特徴 使用例
Type-A
  • 海外で普及
  • 安価に生産できる
  • 処理速度が遅い
  • taspo
  • ICテレホンカード
  • Mifare
  • Apple Pay
Type-B
  • 海外で普及
  • セキュリティ性に優れる
  • 製造コストが高い
  • Visaのタッチ決済
  • MasterCardコンタクトレス
  • マイナンバーカード
  • 運転免許証
  • パスポート
FeliCa(Type-F)
  • 日本国内で普及
  • 処理速度が速い
  • セキュリティ性が高い
  • 海外で使用できないことが多い
  • nanaco
  • iD
  • QUICPay
  • Suica
  • PASMO
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スマホでのNFCの使い方

NFCを搭載したスマホなら、SuicaやApple Pay、おサイフケータイなどが使えるようになります。それぞれの方法について説明します。

Suicaが使える

SuicaはFeliCaが搭載されているAndroid、iPhoneであれば基本的に利用可能です。チャージも簡単に行えるため、券売機で小銭を用意する必要はありません。

また、定期券もモバイルアプリのSuicaから購入可能なほか、「えきねっと」にSuicaを登録して新幹線の切符を予約すれば、Suicaを自動改札機にタッチするだけで利用できます。

自動券売機やみどりの窓口などに並ぶ手間が省けるほか、切符を紛失するおそれがなくなります。

iPhoneではApple Payが使える

iPhoneでは、NFCによるApple Payが利用できます。標準でインストールされているWalletアプリにクレジットカード情報を登録しておけば、iPhoneを決済用端末に重ねるだけで非接触決済が行えます。

Apple PayはiPhoneだけでなく、Apple Watchでも利用可能です。ただし、iMacやiPadにはNFCは搭載されていないため、Apple Pay自体は利用できますが、利用シーンはネットショッピングなどに限られます。

Androidでは「おサイフケータイ」が使える

AndroidでFeliCaに対応している端末は「おサイフケータイ」が使用可能です。

おサイフケータイでは、「マイサービス」に現在利用可能なサービスが一覧で表示され、nanacoやQUICPayなど利用したい個別サービスをインストールすれば使えるようになります。

AndroidではGoogle Payも使えます。Google Payの場合は、おサイフケータイのように個別アプリをインストールしなくてよい点がメリットです。

NFCタグとは?活用方法を紹介

NFCはキャッシュレス決済に使うだけでなく、タグとしても利用できます。非接触ICチップを埋め込んだNFCタグにスマホを重ねるだけで、電源のON・OFFやアプリの起動などさまざまな操作が可能になります。

NFCタグは、シールタイプ、カードタイプ、ストラップタイプがあり、家電量販店などで購入可能です。ここでは、NFCタグの活用方法を3つ紹介します。

テザリングのON・OFF

外出先などでノートパソコンをスマホにテザリングする場合、スマホのテザリング設定を開いて、テザリングをONにする必要があります。とりわけ急いでいる時には、操作が煩わしいと感じてしまうものです。

そのような場合、ノートパソコンにテザリングのON・OFFを書き込んだNFCタグを付けておけば、スマホをかざすだけでテザリングのON・OFFができるようになります。

地図アプリの起動

スマホの地図アプリをカーナビとして使うこともできます。しかし、車に乗るたびに地図アプリを起動させるのは面倒です。

そこで、車載ホルダーに地図アプリの起動を書き込んだNFCタグを付けておけば、スマホを車載ホルダーに取り付けるだけですぐに地図アプリを起動できます。

ポイントアプリの起動

ポイントカードにもアプリが使われるケースが増えています。何枚もポイントカードを持ち歩かなくてよい反面、複数のアプリがスマホに入っていると、いざ使おうとしてもアプリの起動に手間取りかねません。

そこで、バッグなどにポイントアプリの起動を書き込んだNFCタグを付けておけば、起動に手間取ることなくスムーズに買い物が済ませられます。

NFC搭載スマホを購入するならUQモバイルがおススメ!

NFCを使えばキャッシュレス決済が利用できるだけでなく、NFCタグを使ってスマートな操作も可能になります。

NFC搭載のスマホを購入するのであれば、UQモバイルがおススメです。UQモバイルでは、NFCを搭載したiPhoneやAndroidスマホを数多く取り扱っています。

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また、UQモバイルなら使い方に合わせてプランを選べます。

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  • 「楽天Edy」は、楽天Edy株式会社の商標または登録商標です。
  • 「Xperia」は、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社の商標または登録商標です。
  • 「FeliCa」は、ソニー株式会社が開発した非接触ICカードの技術方式です。
  • 「モトローラ」は、Motorola Trademark Holdings,LLC.の商標または登録商標です。
  • 「au」はKDDI株式会社の登録商標です。

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