近年のスマホは機能性が高く、その分価格も高額になってきています。そのため、「できるだけ長く使いたい」と思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、スマホは使用期間が長くなるほど故障やトラブルが起きやすくなるため、定期的に買い替える必要があります。また、使い方によってはスマホの寿命を縮めてしまうため、正しい使い方を知っておくことも大切です。
この記事では、スマホの平均寿命をはじめ、寿命が近づくと現れる兆候や寿命を縮めてしまう原因、寿命が近づいた時にしておくといいことを紹介します。
スマホの寿命は使用期間だけでなく、使用状況や環境などによっても変わります。そのため、スマホ本体の寿命とバッテリーの寿命に分けて考えるとよいでしょう。
バッテリーの平均寿命は約2年といわれています。ただし、バッテリーは使用状況や環境によって寿命の長短が変わりやすいため、1年未満で交換が必要になる場合もあれば、3年以上使用できるケースも少なくありません。
一般的に、スマホに使用されているリチウム電池は300回の充電で7~8割程度、500回の充電で5~7割程度に劣化するといわれています。そのため、毎日充電した場合は使用後1年半頃が交換の目安となり、長く見積もっても2年ほどで寿命を迎えると考えられます。
内閣府経済社会総合研究所景気統計部の「消費動向調査 令和5年3月実地調査結果」によると、スマホやタブレットの平均使用年数は4.4年※1です。
買い替え理由としては「故障」が38.7%で最も多く、続いて「その他」が30.7%、「上位品目への移行」が30.6%となっています※1。故障の原因や上位品目へ移行する理由はさまざまですが、寿命によるトラブルや不具合が起因になっている可能性も十分に考えられます。
この数値には従来のケータイも含まれているため正確ではありませんが、スマホの寿命はバッテリーを含め、おおむね2~5年です。
スマホやバッテリーは、寿命が近づくにつれて不具合が出やすくなります。特に以下の事象は寿命が近づいている可能性が高いため、目安にしてみるとよいでしょう。
スマホに負荷がかかったり、経年劣化したりすると、処理能力が低下し動作が重くなります。スマホの負荷は不要なアプリやデータを削除することで軽減できますが、それでも動作が重い場合は寿命が近づいている兆候です。
アプリやデータの削除を行っても状況が改善しない場合は、スマホの買い替えを検討してみるとよいでしょう。
スマホのOSやアプリは最新機種を念頭に制作されているため、機種が古くなると対応していないOSやアプリが増えます。したがって、インストールできないOSやアプリが出てきたら寿命が近づいている証拠です。
また、OSのアップデートが非対応になってしまうとセキュリティ面のリスクも高くなるため、早めに買い替えを検討する必要があります。
バッテリーの劣化が進むと充電できる量が減るため、満タンに充電してもすぐに電池が切れてしまいます。
普段と変わらない使用頻度であるにも関わらず、電池の減りが早く充電回数が増えた場合は、バッテリーの寿命が近づいているサインです。
また、電池の減りが早い原因としてはスマホの処理能力の低下も挙げられますが、これもスマホ本体の寿命が近づいているサインと考えられます。
バッテリーの劣化が進むと、バッテリー自体が膨張したり発熱したりすることがあります。そのため、スマホの歪みや液晶の不具合がある場合、高熱を発している場合などは、バッテリーの寿命が近い証拠です。
特に発熱については、電池の減りが極端に早くなるほか、そのまま使い続ければ本体の故障にもつながるため、早めに交換・買い替えを行いましょう。
バッテリーの劣化が進むと、急に電源が落ちたり、画面がフリーズしたりすることが多くなります。特に、画面がフリーズしてしまう場合は処理能力が低下している状態であることから、バッテリーだけでなく本体の寿命も近づいている可能性が高いといえます。
そのため、これらの事象はバッテリー交換では改善せず、買い替えが必要になるケースも少なくありません。
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スマホの寿命は、どのような使い方をするかで大きく変わります。何気ない行為がスマホの寿命を縮める原因となっているケースもあるため、普段の使い方を見直すことが大事です。
スマホは精密機器のため、衝撃は故障や寿命に直結します。たとえ外傷がなかったとしても、内部が破損しているケースがあるため、できるだけ衝撃を与えないようにすることが大切です。
また、スマホは高温環境に弱いため、温度の高い場所での使用や充電はバッテリーの劣化を招き、寿命を縮める原因となります。そのため、夏場の車内に放置することや、入浴中の使用も避けるようにしましょう。
充電中にスマホを操作すると、電池の消費と充電が同時に行われ、バッテリーの寿命を縮めてしまいます。
また、バッテリーが発熱して電源が落ちたり、操作が重くなったりする熱暴走も起こりやすくなるため、充電中は操作しないようにしましょう。
充電中に操作をする場合は、スマホのケースを外して熱を逃がしやすくする、いったん充電器から外して使用するなどの工夫が大切です。
バッテリー残量0の状態を「過放電」と呼び、スマホに使用されるリチウムイオン電池は過放電の状態が長くなるほど電極が傷んでしまいます。
また、バッテリー残量0の状態から100まで一気に充電する行為は、バッテリーへの負担も大きくなります。そうなると、なかなか充電されなくなったり、バッテリーの寿命が短くなったりするため、0%になる前に充電することが大切です。
できれば、バッテリー残量20~80%を維持するよう心がけましょう。
スマホの充電器にはさまざまな種類がありますが、なかには電気供給が適切に行えない充電器もあります。正しい電圧で充電を行わないと過充電の状態になり、バッテリーに負荷がかかってしまいます。
そのため、スマホの充電器はメーカー指定の純正品を使用するようにしましょう。
スマホにダウンロードしたアプリは、使っていない時もバックグラウンドで通信を行っており、知らない間にバッテリーを消費していることも少なくありません。
そのため、使わないアプリはアンインストールし、バッテリーに無駄な負荷をかけないようにしましょう。
またアプリのアンインストール以外に、WiFi・Bluetooth・位置情報・プッシュ通知などをオフにする、自動ロックの時間を短く設定するなどの工夫も効果的です。
スマホの寿命が近づいてきたら、突然の不具合や故障に対応できるよう準備しておくことが大事です。
以下では、スマホの寿命が近づいた時にしておくことを解説します。
突然スマホが故障しデータが破損してしまう可能性もあるため、早めにデータのバックアップをとっておきましょう。SDカードやクラウドサービスを利用すれば、別の端末からでもデータを確認することが可能です。
なお、スマホはいつ故障するかわからないため、できれば日頃からデータのバックアップをとっておくことをおススメします。
保証サービスの期間内や条件に該当している場合は、通常よりも安く修理を行ってもらえる可能性があります。あらかじめ、端末のメーカーや契約している会社の、保証サービスを確認しておくと安心です。
多くの方にとって、スマホは生活に欠かせない必需品ではないでしょうか。完全に故障してから修理や買い替えを申し込むと、手続きの手間や待ち時間が発生します。手続きが完了するまでスマホが使えなくなってしまう可能性もあるため、あまりおススメできません。
スマホの寿命がきてしまう前に修理や買い替えを検討しておくと、いざスマホが動かなくなった時でもすぐに対応ができて安心です。もし、「スマホの寿命が近づくと現れる兆候」で説明したような現象が見られたら、前もって修理や買い替えの準備をしておきましょう。
スマホを長く使用することを考えると、使い方だけでなく月々の料金も重視したいポイントです。UQモバイルなら、必要な機能やサービスをおトクに利用できるほか、全国エリアでサポートを受けられます。
また、UQモバイルではご自身の使い方にあったプランを選んでおトクにお使いいただけます。
ムダなくおトクに使いたいなら「トクトクプラン」、データも通話もたっぷり使いたいなら「コミコミプラン」、手軽な料金で毎月スマホを持ちたいなら「ミニミニプラン」がおススメです。
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