Wi-Fiルーターを2台接続する方法
WiFiルーターを2台接続する方法は、ルーターによって異なるので、WiFiルーターの公式ホームページや取扱説明書で確認しましょう。
今回は一般的なWiFiルーターを2台接続する方法は下記のとおりです。
- 1.2台のルーターをLANケーブルで接続する
- 2.1台目のルーターを起動する
- 3.2台目のルーターをブリッジモードで起動する
なお、WiFiルーターを2台接続した場合、WiFiの設定は親機の内容が反映されます。スマホやタブレットでWiFi接続する場合は、親機のSSIDや暗号化キーを使用しましょう。
並列と直列の違いに気を付ける
WiFiルーター同士を接続する場合、接続の仕方に並列と直列(多段)があります。
並列は1台の親機に対して、複数の子機(中継器)が同時に接続している状態のことです。親機の性能にもよりますが、WiFiルーターを同時に3台、4台と増やすことができます。
直列(多段)は1台の親機に対して、複数の子機(中継器)が数珠つなぎのように接続している状態のことです。
親機や子機の性能にもよりますが、直列でつないでいる台数を増やすことでWiFiが届く範囲を広くできます。
WiFiルーターによって、1台につき接続できる中継器の数や段数が決まっています。そのため、WiFiルーターを2台以上接続したい方は、並列と直列を間違えないようにしましょう。
スペックが高いWi-Fiルーターを親機にする
接続する親機と子機のWiFiルーターが別の機器の場合、スペックが高いWiFiルーターを親機にするべきです。
WiFiルーターを2台接続する場合、親機のスペックが低いと通信速度が下がる恐れがあります。
そのため、ネットに直接つなげるWiFiルーターはスペックが高い製品を選ぶようにしましょう。
2台目のWi-Fiルーターはルーターモードをオフにする
WiFiルーターを2台接続する場合、2台目のWiFiルーター(子機)はルーターモードをオフにしましょう。
WiFiルーターは機器にもよりますが、次のようなモードが搭載されていることが多いです。
WiFiルーターはインターネット回線に複数の端末を接続するための機器です。
原則として、インターネット回線はひとつの回線に対してひとつの端末しか接続できませんが、WiFiルーターにルーターモードがあることで、複数の端末を接続できます。
しかし、WiFiルーターを2台増やした場合、子機もルーターモードのままでは2重ルーターとなり、ネットへの接続が上手くいきません。
そのため、WiFiルーターを増やしたい時は、ルーターモードをオフにして、中継器モードに切り替えましょう。
Windowsで2重ルーターが発生しているか確認する方法は下記のとおりです。
- 1.Windowsのコマンドプロンプト画面を起動する
- 2.コマンドプロンプト画面に「tracert -d 8.8.8.8」と入力してキーボードの「Enter」キーを押す
- 3.実行結果を確認してローカルIPアドレスが2つ以上あるか確認する
ローカルIPアドレスが2つ以上ある場合、複数のWiFiルーターがルーターモードのまま接続している可能性が高いです。
親機ではなく、子機の設定を中継器モードに変更しましょう。
なお、コマンドプロンプト画面の起動方法はWindowsのバージョンによって、次のように異なります。
WiFiルーターを2台接続にした際にネットに接続できない場合は、2重ルーターが発生している可能性が高いので、確認してみましょう。
Wi-Fiルーターを2台接続せずに効率よく使う方法
WiFiルーターを2台接続せずに効率よく使う方法は下記のとおりです。
- 中継機を使う
- 高機能ルーターを使う
- モバイル回線対応のルーターを使用する
中継機とは、WiFiルーターの電波が弱い場合に、WiFiの利用範囲を拡大できる機器のことです。最初から中継器として設定されているため、WiFiルーターを2台接続するよりも設定が簡単です。
また、高性能ルーターを使用することもおススメです。高性能なWiFiルーターは電波の強度が高くなる機能を搭載しており、スマホやタブレットの接続台数が多い傾向にあります。
そのため、WiFiルーターを増やしたり、中継器を設置したりする手間が省ける可能性があります。
ほかにも、モバイル回線に対応しているモバイルルーターやホームルーターを使用すれば、好きな場所にルーターを設置してネットに接続できます。
UQ WiMAXの「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は、5GとWi-Fi 6※1による高速通信が魅力で、最大同時接続数は無線LANで32台と多く対応しています。
家族が同時にスマホやタブレット、パソコンなどをつなげても通信速度が低下しにくい高性能ルーターになります。
ぜひ、UQ WiMAXのホームルーターを検討してみてください。
- ※1 子機側もWi-Fi 6に対応している必要があります。
- ※ 5Gは一部エリアで提供です。詳しくは下記ページでご確認ください。
対応サービスエリア(UQ WiMAX)
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