近年、シニア世代のスマホ需要が高まっています。しかし「スマホはハードルが高い」「自分にぴったりのスマホの選び方がわからない」などの不安から、ケータイからスマホへの乗り換えに踏み出せない方も少なくありません。
しかし、実はシニア世代こそスマホを持つべき理由があることをご存じでしょうか。
この記事ではシニア世代におススメのスマホや、選び方、注意点をわかりやすく解説します。
この記事を監修した方:
家電ライター たろっさ
家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの家電ライター。学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、アルバイトを経てそのまま家電量販店の道へと進んで15年弱。
個人で年間2億円を売り上げ、数々の法人内コンテストなどで表彰された経験も。家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物すべてに精通。家電で分からないことはなく、現在は家電ライターの業務を通して「すべての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力。家電量販店時代に培った知識を活かし、IT通信の事情にも精通している。
今、シニア世代のスマホ利用が増えています。実際はどれくらいの方がお使いなのか、データで見てみましょう。
総務省「通信利用動向調査の結果」※1によると、2023年調査では60代の86.0%がスマホを利用していて、2022年調査※2の73.7%と比較すると、増加しています。
また、70代でスマホを利用している方の割合は、2023年調査では64%と、半数以上がスマホを利用しています。今後もこの割合は増加していく見込みで、もう既に「シニア世代であってもスマホを持つのが当たり前」の時代になってきているといっても過言ではありません。
シニア世代がスマホを持つべき理由は、大きく下記の3つが挙げられます。
3G回線を使用するケータイは今後使えなくなります。auでは2022年3月31日に既にサービスを終了していて、その他大手通信会社も今後サービスを終了することが発表されています。
そのため、3Gのケータイを利用中の方は、スマホや4Gのケータイへの機種変更を検討する必要があります。
また、昨今では、シニア向けのスマホも機種が増えていて、シニアにもスマホが使いやすい環境が整っています。
現在ケータイを利用している方やスマホもケータイも使用していない方は、スマホを持つことを検討してみるとよいでしょう。
「ケータイに比べると、スマホの料金は高い」というイメージを持っている方もいるかもしれません。スマホでも、プランや機種の選び方しだいでは、毎月の料金は安く抑えることができます。スマホやプランの選び方の、基本的な知識を知っておくことが重要です。
ちなみに、スマホを持つと主に下記のような便利な点があります。
ケータイに比べるとスマホの画面は大きいので、文字や画像を大きく表示でき、ニュースやWebページを見るのも楽になります。
また、ビデオ通話機能が利用しやすいのも強みです。離れた場所でも相手の顔を見ながら気軽にコミュニケーションを取ることができるのはうれしいポイントです。
その他、GPS機能を使って自分の位置を伝えやすい機能がある※3など、利点が数多くあります。
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シニア世代が使うスマホなら簡単に操作できることなどを考慮することが大切です。どのような点に注目して機種を選んでいくべきか、ポイントを具体的に見ていきましょう。
大きなアイコンや文字でホーム画面が表示できる、シニア向けの表示モードが搭載されていると、はじめてスマホを使うシニアの方でも迷うことなく操作が可能です。
また、読みやすい文字サイズやフォントへの変更など、シニアの利用を想定した機能があると、負担なくスマホの利用に慣れることができます。
画面や文字の見やすさという点では、大きな画面サイズを選ぶことも重要なポイントになるのでぜひチェックしておきましょう。
迷惑電話や還付金詐欺などの対策機能などが搭載されたスマホもあります。
例えば、UQモバイルでも取り扱いのある「BASIO active2」では、迷惑電話に備えた代理応答や自動通話録音機能があり、知らない番号から着信の際に専用ガイダンスで応答してから通話を切ることが可能です。
そのほか、緊急ブザーの機能があると、防犯だけとしてはもちろん、体調不良などで危険な状態の時も周囲へ大音量で知らせることができます。
シニア向けのスマホのなかには、電話やメールのための物理ボタンが搭載されている機種もあります。物理ボタンがあるとシニアの方にも直感的に操作が理解しやすく、連絡手段としての使い方をまずは覚えてもらうことができます。
また、シニア向けのスマホには、ホーム画面によく使う連絡先を登録できる機種も数多くあります。連絡先を登録すれば、家族などに簡単操作で電話をかけることが可能です。
スマホの操作方法について、オペレータへ相談できる電話窓口が用意されている機種もあります。
例えば、UQモバイルでも取り扱いのある「Galaxy A23 5G」では、「Galaxy使い方相談」のボタンから、スマホの使い方について、サポートセンターに電話で問い合わせができます。
また、UQモバイルの「使い方サポート(有料)」では、スマホはもちろん、スマホで利用できるアプリやUQモバイル以外の周辺機器の使い方までアドバイザーが丁寧にご案内します。詳細はページをご覧ください。
操作に不安がある場合は、こうしたサポートがあると安心です。
OSの違いにも注目しておきましょう。iPhone(iOS)は機種変更をしても操作性が大きく変わらない、セキュリティが強いなどのメリットがあります。
一方で、Androidは端末代が安い機種も多く、シニア向けのスマホが充実しているのが魅力です。
シニアの両親のスマホを選ぶなら、ご自身と同じOSの端末にすると操作を教えやすいので、その視点でスマホを選ぶのもひとつの方法です。
機種代金もチェックしておきましょう。機種代金は、2万円台のものから、10万円を超えるものまで、機種によって金額が大きく異なります。
必要な性能と機能が揃った機種を選ぶのがまず大切ですが、迷った時には機種代金も決め手のひとつになるはずです。
機種代金については、割引キャンペーンが用意されていることもあるので、合わせて確認しておきましょう。
サイズやカラーなどで「何となくイメージと違った」というのを避けたいなら、実店舗で実際にスマホを操作して確認しておくとよいでしょう。
店舗で実機を確認しておけば、サイズやカラー、操作感などに納得した上で、スマホを購入できます。
UQモバイルの場合は、全国2,700店舗以上のUQモバイル取扱店で気軽にご相談いただけます※4。
ぜひお近くの店舗で実際にスマホを操作しながら要望に合った機種をご検討ください。
たろっささん
シニア世代がスマホを選ぶ際、まず考えるべきことは「操作や使い方のサポートがあるかどうか」という点をチェックしましょう。UQモバイルでは実店舗でのサポート(有料)にも対応しているため、分からないことがあればすぐ聞きに行けるのが大きな強みです。スマホに慣れないうちは戸惑ってしまうおとが多いので、近くに頼れる店舗やサポートがあるというのは安心感があります。
まずは、スマホを使用する際にむずかしいと感じやすい場面をピックアップしています。ハードルとなるポイントを見ていきましょう。
ケータイでは実際のボタンを押せば電話やメールができましたが、スマホでは電話やメールを使用するためのボタンがありません。
端末によりますが、スマホで電話やメールをする際は、画面上のアイコンをタップして行います。電話やメールの操作に限らず、全体的な操作がケータイと大きく異なる点は、ハードルとなりやすい点です。
また、スマホにはタップやスワイプといったケータイにはない操作方法があるため、なかなか目的の画面に移動できなかったり、元の画面に戻れなかったりすることもあります。
特にスマホ特有のフリック入力(画面上で指を弾いたり動かしたりして行う操作)は、むずかしいと感じる方もいます。
操作の方法や電話・メールなどの起動方法については、慣れていく必要があります。
初期設定が面倒に感じてスマホの利用に踏み出せない方もいます。初期設定は、アカウントやIDなども考慮する必要があり、スマホに慣れている方でも骨が折れる作業です。
スマホに詳しいご家族がいるのであれば、初期設定を行ってもらったほうが確かです。
有料になることもありますが、ショップで代わりに行ってもらう方法もあります。
なお、各種設定を行う際に、アカウントやIDの管理も徹底しておくと、個人情報漏洩の心配を軽減できるので設定の際に覚えておきましょう。
スマホにはアプリが多数あり、それらのアプリを活用することでより便利に使うことができます。ただし、アプリの数は非常に多いため、どのアプリを使えばよいのか最初は迷うことがあります。
上手に使えば便利なアプリですが、何でもかんでも使おうとすると、アプリを管理しきれず、スマホを有効活用できない恐れがあります。
最初のうちは、ご家族などと相談しながら用途に合わせて少しずつアプリを使うようにすることをおススメします。そうすることで無駄なアプリが画面に並ぶことなく、スマホも使いやすくなるはずです。
電話を切ったつもりが通話したままだったり、IDやアカウントを忘れてログインできなかったりなど、スマホを使用する際に注意すべき点を紹介。
注意点を把握しておくことで、万が一のトラブル回避につながります。
スマホの画面を付けたままの状態だと、誤操作につながりかねません。
指や手が誤ってスマホ画面に触れる可能性があるため、スリープ状態にしておくことが大切です。スリープ状態はほとんどの端末が電源ボタンを軽く押すことで行えます。
使用する際は、再度電源ボタンを押せばよいので、誤操作を防げます。
電話の切り忘れは、高額な通話料が生じるもとになります。通話の終了方法は端末によって異なるので、通話終了の操作方法をご家族とともにチェックしましょう。
また、切り忘れ防止など、万が一の事態を想定して対策しておくことも大切です。
例えば、電源ボタンで通話を終了できる設定があります。ケータイ利用者にとってはなじみのある操作方法で、覚えやすいはずです。
無料アプリでは広告が表示されることがありますが、むやみにクリックしないよう注意が必要です。広告によっては料金請求詐欺などに誘導されるケースもあるためです。
また、課金システムがわからないままアプリを利用して、想定していない料金が生じるケースも。アプリを利用する際は、課金システムについて理解を深めてからにしましょう。
たろっささん
スマホは、自由に自分の好きなアプリを入れて使用できます。生活に役立つ家計簿アプリやクレジットカードの明細を手元で見られるアプリ、食事や買い物の際にクーポンなどでお得に買い物できるツールなど、無数のアプリがあります。そのため、怪しいアプリや分からないものは極力インストールしない、インストールする前に相談するといった対策が重要です。
スマホの機能や操作で困った時は、電話の相談窓口や最寄りのショップで相談可能です。相談自体は基本的に無料のため、気軽に利用できる点がショップの魅力です。
また、ご家族に基本の操作方法を教えてもらいながら実際に操作したり、スマホ特有の言葉をわかりやすい言葉に置き換えてもらったりすることで、スマホの理解が早くなります。
詐欺に遭わないか心配であれば、無理にひとりで全部やろうとせず、都度ご家族と相談しながらスマホとつきあっていきましょう。
また、パスワードを忘れてしまった時のために管理を工夫したり、不審なメール・電話に対応しないように日頃から声かけして意識づけしたりすることも大切です。
UQモバイルの「トクトクプラン」は基本使用料3,465円/月※5のところ「自宅セット割」(1,100円/月割引)※6・「au PAY カードお支払い割」(187円/月割引)適用で、1GBまで990円/月※5・1GB超~15GBまで2,178円/月※5と、使った分で料金が変動するのでおススメです!
UQモバイルオンラインショップではキャンペーンを実施しており、おトクにスマホを購入・利用できます。
また、UQモバイルの製品比較表を用いれば、気になる端末のサイズや防水性能、緊急速報メールに対応しているかなどを比較して、要望に合ったぴったりの一台を探すことができます。
BASIO active2
iPhone 13(認定中古品★)
お気に入りの一台が見つかればそのまま製品ページに移動できるため、UQモバイルオンラインショップでの販売価格や、おもなスペックも確認可能です。
UQモバイルについて質問や相談したいことがあれば、日本全国に2,700店舗以上展開しているUQモバイル取扱店で気軽にご相談いただけます。
さらに649円/月の「使い方サポート」や、端末補償サービスと使い方サポートがセットになった「安心サポートパック(有料)」※7など、スマホの使い方がわからない方向けのサービスも提供しているため、スマホ初心者の方にぴったりです。
アドバイザーに電話やメッセージでご相談いただくと、スマホの使い方を説明させていただきます。
シニア向けのプランやサポート体制が整っているUQモバイルを、ぜひご検討ください。
たろっささん
スマホは難しそうだから自分には関係ない、そんなに使わないからスマホなんて必要ないと思っているシニア世代の方は多くいらっしゃいます。しかし、シニア向けの機能が搭載されているスマホもあります。スマホがあることで、生活がしやすくなったりと日々の暮らしに彩りを添えてくれるでしょう。皆さんもこの記事を参考に、是非ともスマホの所持を検討してみてくださいね。
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