スマホが欲しいとお子さまに言われて困っているところではないでしょうか。早いうちからスマホを持たせていいか悩んでいる方も多いでしょう。スマホは便利ですが、使い方を間違うと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
この記事では、予期しない被害を防ぐため、お子さまにスマホを持たせる時に利用したい機能や注意点を紹介します。
また、格安SIMブロガーのべろりかさんにポイントを伺ったので、ぜひ参考にしてください。
この記事を監修した方:
べろりか@格安SIMブロガー
神奈川県在住、東京都内で働く副業サラリーマン。私立大学を卒業後、新卒で家電量販店に入社し、携帯電話の担当者として勤務。トップ販売員やエリア責任者など、約10年間スマホ業界に携わっており、数多くのお客さまのスマホ&固定回線の見直しを経験。
現在はこれまでの経験を活かし、格安SIMを通して家計の節約になるような情報発信をしている。
スマホ所持の低年齢化が進んでいます。お子さまにいつからスマホを持たせるか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お子さまにスマホを持たせる時期は、各家庭の教育方針が大きく関わってきます。
小さいうちからデジタルデバイスに慣れさせる教育方針だと、幼少期や小学校低学年からスマホを持たせる家庭もあるでしょう。
また小学生のうちから習いごとや塾にお子さまを通わせる家庭もあります。お子さまが無事に目的地にまでたどり着いたのか、何時くらいに帰宅できるのかを知らせる手段として、スマホを持たせるケースもあります。
家庭ごとに教育方針が異なるので、無理に周りと合わせる必要はありません。
お子さまにスマホを持たせるメリットとデメリットを理解して、家庭環境に適したタイミングを検討していきましょう。
内閣府の「令和4年度⻘少年のインターネット利⽤環境実態調査 調査結果(速報)」※1によると、年齢別におけるスマホの専用率(子供専用の割合、親と共用の割合)は下記のとおりです。
子供専用の割合 | 親と共用の割合 | |
---|---|---|
7歳 | 23.10% | 62.80% |
8歳 | 30.40% | 59.50% |
9歳 | 39.20% | 49.50% |
10歳 | 61.40% | 26.80% |
11歳 | 61.90% | 28.70% |
12歳 | 79.00% | 15.10% |
13歳 | 87.70% | 8.00% |
14歳 | 92.50% | 5.80% |
15歳 | 96.40% | 2.30% |
16歳 | 98.90% | 0.50% |
17歳 | 98.70% | 0.30% |
子供の年齢が低いうちは親と共用で使うケースが多いですが、10歳で子供専用のスマホを持たせる割合が大きく増加し、専⽤と共⽤の割合が逆転して⼦供専⽤の割合が6割を超えています。
さらに、12歳でも子供専用を所持する割合が大きく増えていることが確認できます。
高学年へ上がるタイミング、中学への進学などを機にお子さまにスマホを持たせるご家庭が多いことが、上記の結果から予想されます。
いつからお子さまにスマホを持たせるべきか迷っているご家庭では、年齢別の割合を目安のひとつにしてみると良いでしょう。
お子さまにスマホを持たせるメリットとしては、具体的には下記が挙げられます。
スマホをお子さまに持たせれば、電話やメールでいつでもお子さまと連絡を取ることができ、家族とのコミュニケーションが円滑になります。友達とも連絡が取りやすくなり、お子さまとしても、うれしいメリットになります。
また、地震などの自然災害、事故やトラブルなどの緊急時の連絡手段として、スマホは利用できます。万が一の事態に備えるためにも、お子さまにスマホを持たせておくと安心です。
スマホのGPS機能を活用することで、お子さまが今どこにいるのかを把握できます。iPhoneではファミリー共有、AndroidではGoogleのファミリーリンクといった公式の機能で、お子さまの位置情報の確認が可能です。
塾や習い事へ通っている場合も、無事に通学できているかを、位置情報から確認できます。学校や塾、習い事からの帰りが遅いと心配になることもあるかと思いますが、現在地を確認できると安心です。
スマホがあると手軽にネットで調べごとができ、分からないことがあれば、自分で調べる習慣を身に付けることができます。
情報の取扱いには注意が必要となりますが、ネットを使えば多くの情報を集めることも可能です。勉強のためにも便利に活用していくことができるでしょう。
スマホを使うことで、ネットの検索、アプリの使用、メッセージアプリやSNSによるコミュニケーションなど、基本的なデジタルスキルを自然に身に付けることができます。
ネットから正しい情報を収集する力を身に付けるためには、正しい教育とともに、実際に利用してみることも必要です。
お子さまが小さなうちは、フィルタリングサービスなどで適切な環境を整えた上で、親の管理のなかでネットに触れさせると良いでしょう。
お子さまにスマホを持たせるデメリットについても確認しておきましょう。
スマホを持たせることで、スマホ依存になってしまうリスクもあります。
スマホに夢中になり毎日長時間使用してしまう、スマホがないと落ち着かないといった状況になり、健康への悪影響、学業への妨げになる可能性も考えられます。
1日の使用時間のルールを決める、親が使用時間を管理するなどの対策も事前に検討しておきましょう。
スマホを持つことで、ネット経由での犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
SNSで悪意のある人物と接触したり、有害なサイトにアクセスしてしまったりなど、ネットを利用すること犯罪やトラブルに遭うリスクは少なからず出てきます。
スマホを持たせるタイミングで、スマホの利用方法について親子で学んでいくことが重要です。
スマホを持たせることで、端末代や通信費の負担が発生します。事前に金額を確認して、毎月どれくらいの費用がかかるのかを見積もっておきましょう。
また、スマホが紛失や故障した際には、追加で費用が発生することもあります。
あわせて読みたい記事
スマホの寿命や劣化のサインについて知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
スマホのバッテリー交換の目安や費用などについて知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
お子さまの年齢に適さないサイトやアプリなどのコンテンツを閲覧・利用してしまうリスクがあります。
こうしたリスクへの対策としては、携帯電話事業者の提供するフィルタリングサービスが有効です。
「青少年が安全に安心してネットを利用できる環境の整備等に関する法律」で、原則としてフィルタリングサービスを提供する義務が携帯電話事業者に課せられています。
各携帯電話事業者の提供するフィルタリングサービスを積極的に活用していきましょう。
あわせて読みたい記事
フィルタリングサービスについて詳しくは下記の記事で解説しています。
べろりかさん
お子さまにスマホを持たせるのは家族や友達との連絡手段などに役に立つ一方で、スマホ依存やネット経由でのトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
フィルタリングサービスで環境を整えておくと、安心してスマホを利用できるでしょう。
UQ mobileをご検討の方、
お気軽にご相談ください!
各キャリアで、電話やSMSでの連絡、位置情報による見守り、防犯ブザーなどの機能が利用できるキッズ向けのケータイが提供されています。
Webサイトの閲覧やSNSの利用には対応していないため、スマホを持たせるのはまだ不安という保護者の方も安心してお子さまに持たせることができます※2。
たとえばauでは、キッズ向けケータイとして「mamorino6」を販売中です。
電話や+メッセージのほか、位置情報による見守り※3、お子さまの帰宅の通知機能(おうちWi-Fi通知)、防犯ブザーなどが利用できます。
防犯や連絡用にスマホを検討していた方には、合わせてキッズ向けケータイは選択肢になります。
キッズ向けのケータイは、アプリのダウンロードができない、WebやSNSが利用できないなど、スマホと比較すると制限は多い傾向があります。
成長するに従って物足りなさを感じるお子さまもいるでしょう。お子さまの成長を見ながらキッズ向けケータイからスマホに切り替えるタイミングを検討していくことも大事です。
また格安SIM・格安スマホを検討する時には、フィルタリングサービスや利用を制限する機能が充実しているものを選ぶのも重要です。
たとえばUQモバイルが提供している「あんしんフィルターfor au」※4は、お子さまに見せたくないWebサイトを自動でブロックしてくれるアクセス制限の機能が付いています。
またお子さまにとって不適切なアプリや、勝手に個人情報を読み取ろうとするアプリを制限するフィルタリング機能も付いているので安心してスマホを渡せるでしょう。さらに制限する内容は4段階に分けて設定できます。小学生から高校生までお子さまの年齢に合わせた柔軟な制限が可能です。
なお、格安SIMでは、格安の料金でスマホを利用することが可能です。お子さまにスマホを持たせた時の負担が気になる方も、格安SIMなら負担を少なく抑えられます。
たとえば、UQモバイルで利用できる「UQ親子応援割」のように、みなさんが学割でイメージされるような「18歳以下と家族がスマホをおトクに使える割引サービス」などを適用すると、負担を抑えながらお子さまにスマホを持たせることが可能です。
ほかにも、ネットとスマホのセット利用による割引などの各種割引が適用できると、よりおトクにスマホが使えます。お子さまにスマホを持たせる際は、ぜひ格安SIM・格安スマホを検討してみてください。
べろりかさん
格安SIM・格安スマホと比較して、キッズ向けケータイはアプリのダウンロードやWebサイトの閲覧が利用できないなどの制限があります。
フィルタリングサービスが充実している格安SIMなら、料金負担を抑えながらお子さまの年齢に合わせた柔軟な制限が可能です。
お子さまにスマホを持たせる時は、トラブルに巻き込まれる可能性が心配になるでしょう。お子さまにスマホを持たせる時は下記の点に注意しておくと安心につながります。
スマホは依存性の高いツールなので、夢中になると何時間でも使ってしまいがちです。食事中や家族で出かけている時もスマホが手放せないお子さまもいるかもしれません。
依存症の防止や家族のコミュニケーションに影響を及ぼさないためにも利用時間を決めることが大切です。
SNSを利用すると友達とのコミュニケーションがはかどる反面、まったく知らない人物とつながる可能性もあります。なかには詐欺行為や犯罪を行うためにSNSを利用するユーザーがいるかもしれません。
お子さまが悪意のあるユーザーとの交流を持たないよう、SNSを利用する場合は注意する必要があります。
どんな人物とメッセージをやりとりしているのか、見知らぬ人物と会ってはいないかなど、お子さまの行動を見守りトラブルを未然に防ぎましょう。
有料アプリのインストールやサービスに課金を行う場合は保護者の許可制にするのも良いかもしれません。
特にスマホとクレジットカードが連携されている場合はいつでも課金ができるので注意が必要です。
保護者の方が知らないうちにお子さまがアプリ内課金を行い高額な請求につながった事例もあります。スマホの設定からあらかじめアプリの制限をかけておくと良いでしょう。
スマホの利用方法に関して家庭内でルールを決めるのがおススメです。スマホを利用できる時間帯を決めたり、使用できるアプリを絞ったりすると依存やさまざまな犯罪からお子さまを守れるでしょう。
ただし一方的にルールを押し付けるのではなくきちんと話し合い、お子さまにも納得してもらうことが大切です。
あわせて読みたい記事
中学生のスマホルールのポイントや注意点は下記の記事で詳しく紹介しています。
UQ mobileをご検討の方、
お気軽にご相談ください!
お子さまにスマホを持たせると決まっても、不適切なサイトにアクセスしないか・誤ってアプリに多額の課金をするのではないかと心配な点は多いでしょう。
格安SIM・格安スマホにかぎらず多くのスマホやケータイで、お子さまの利用範囲を制限する機能や安全を守るためのサポート機能が充実してきています。下記に紹介する機能をお子さまのスマホに設定してあげましょう。
位置情報確認サービスを設定するとGPSを利用してお子さまの現在地を確認できます。
また、お子さまが無事に目的地にたどり着いているか・適切な道を歩いているかが気になる場合は、移動経路の確認も可能です。学校・塾・ゲームセンターなどあらかじめ設定した場所に入った時に、メールで連絡が来るサービスもあります。
お子さまにふさわしくないWebサイトへのアクセスをブロックしてくれる「フィルタリング」や「アクセス制限」の機能も便利です。
ネット上にはお子さまに悪影響を及ぼす恐れのあるサイトが数多く存在し、ネットにつながりさえすれば誰でも簡単にアクセスできます。あらかじめ注意しても知らぬ間に悪質な情報サイトにつながっている場合もあるでしょう。
フィルタリング機能を設定すればお子さまにとって不適切なサイトを自動で判断し、閲覧できないようにしてくれます。アクセス制限は、制限しているジャンルでも個別にアクセスを許可できて柔軟な対応が可能です。
アプリ制限機能を設定すると、お子さまにとってふさわしくないアプリをブロックできます。不適切に個人情報を読み取ろうとするアプリを未然に防ぐことも可能です。保護者の許可なくアプリのインストールをできなくし、特定のアプリだけを許可する機能もあります。
iPhoneの「スクリーンタイム」、Androidの「ファミリーリンク」です。iPhoneやAndroidには、スマホの利用時間の制限をかけられる機能が用意されています。
iPhoneではスクリーンタイム、Androidではファミリーリンクから利用時間の制限が可能です。お子さまにスマホを渡していると夜中まで触っていたり、一日中ずっと使っていたりするかもしれません。
利用制限機能を設定すれば「1日2時間、夜8時まで」などお子さまがスマホを扱える時間を制限できます。お子さまのスマホ依存を防ぐためにも取り入れると便利な機能です。
お子さまのスマホを購入予定ならUQモバイルを検討してみてはいかがでしょうか。5〜18歳※の方であれば「UQ親子応援割」が適用可能です。
また、UQモバイルの「コミコミプラン」はデータも通話も使いたい方におススメです。1回10分以内の国内通話を無料※5※6※7で利用することができます。
「コミコミプラン」ならUQ親子応援割適用で、18歳以下と家族全員がお申し込み翌月から12ヵ月間、基本使用料3,278円/月のところ1,958円/月とおトクにお使いいただけます。
さらに、18歳以下は翌月から12ヵ月間、通常のコミコミプラン20GBにプラスして10GB増量で合計30GB、余ったデータ容量は翌月※8にくりこしできます。(家族は20GBです。)
ほかにもUQモバイルではiPhoneの人気機種である「iPhone 13」や「iPhone SE(第3世代)」を取り扱っています。
またau認定の中古品★では「iPhone SE(第3世代)/iPhone 13 mini」の取り扱いもあり、充実のラインアップです。
iPhone 15
iPhone 14
iPhone SE(第3世代)
(認定中古品★)
iPhone 13 mini(認定中古品★)
さらに、新規契約や他社から乗り換えを検討している方は、UQモバイルオンラインショップの割引を適用すると、おトクにスマホを購入できます。
お子さまに持たせるスマホを検討中の方は、ぜひUQモバイルでの契約を検討してみてはいかがでしょうか。
べろりかさん
家庭内でスマホの利用ルールを決めておくと、ネットの利用によるトラブルやスマホ依存からお子さまを守ることができます。
フィルタリングサービスが充実しているUQモバイルなら、安心して利用できるうえ、料金負担も抑えられますよ!
UQ mobileをご検討の方、
お気軽にご相談ください!