2015年9月30日
UQコミュニケーションズ株式会社
東京大学大学院情報学環へWiMAX 2+によるキャンパスネットワークアクセス環境を提供
-高速なモバイルデータ通信を学内アクセスに活用-
UQコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:野坂章雄、以下UQ)は、国立大学法人 東京大学大学院情報学環 (以下、東大大学院情報学環)が運用するキャンパスネットワークにおいて、2015年10月1日より、WiMAX 2+をアクセス手段としてご利用いただける専用サービスを開始することをお知らせいたします。
本サービスにより、東大大学院情報学環の在学生・教職員は、通常のインターネット接続だけでなく、全国のWiMAX 2+エリアから学内のキャンパスネットワークにダイレクトに接続し、学術資源や、学生・教職員向けに展開されている様々なサービスを快適にご利用いただくことができます。さらに、東大大学院情報学環が開発を進める、SDN※1とNFV※2に対応したプログラム可能なネットワーク装置(ノード)「FLARE※3」の全国実証ネットワーク環境としてもご利用いただけます。
また、サービスの安全性を高めるため、東大大学院情報学環とUQのネットワークを国立情報学研究所(以下、NII)が運用する「学術情報ネットワーク (SINET4) ※4」を介してセキュアな閉域網として接続しており、インターネットVPNなどの特別な操作・設定をすることなく、Wi-FiルータなどのWiMAX 2+機器から、キャンパスネットワークへのアクセスが可能となります。
サービス紹介および申込受付については、下記URL(10月1日より開設)をご参照下さい。 また、利用イメージについては、別紙 をご参照下さい。
http://jvr.uqwimax.jp/web/flare
UQは、今後もオープンで先進的なキャンパスネットワークと高速なモバイルデータ通信サービスとの連携を進め、利便性の高いサービス提供に努めてまいります。
- ※1 SDN (Software Defined Networking)
ネットワークの構造や構成、機能、性能などをソフトウェアの操作だけで柔軟に、動的に変更することを可能とする技術の総称。
※2 NFV (Network Functions Virtualization)
ネットワーク制御や通信機能をソフトウェアとして実装し、汎用サーバの仮想化されたOS上で実行する方式。
※3 FLARE
従来のインターネットの概念にとらわれず、コントロールプレーンのみならずデータプレーンの処理も完全にプログラムできるプログラマブル・ネットワーク・ノード。IPによる制御の範疇を越え、ネットワーク制御ルールや処理機能を自由にカスタマイズできる。
※4 学術情報ネットワーク (SINET4) - http://www.sinet.ad.jp/
日本全国の大学、研究機関等の学術情報基盤として、国立情報学研究所(NII)が構築、運用している情報通信ネットワークです。教育・研究に携わる数多くの人々のコミュニティ形成を支援し、多岐にわたる学術情報の流通
促進を図るため、全国にノード(ネットワークの接続拠点)を設置し、大学、研究機関等に対して先端的なネットワークを提供している。
以上
本件に関するお問い合わせ先
お客様
UQお客様サポートセンター
フリーコール:0120-929-818
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9:00 - 21:00(年中無休)
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