高校生にスマホを持たせるべきか悩んでいる保護者の方もいらっしゃるでしょう。
最近はほとんどの高校生がスマホを持っていますが、いざお子さまにスマホを持たせるとなると「ルールや制限は必要なのか」「スマホを持たせることでの悪影響はあるのか」など疑問や不安が出てくるかもしれません。
本記事では、高校生にスマホを持たせるメリット・デメリットや、スマホを持たせる時のルール作りのポイントなどを紹介します。高校生にスマホを持たせる時の不安や疑問を解決しましょう。
東京都の令和5年度「家庭における青少年のスマートフォン等の利用等に関する調査」※1によると、高校生の92.0%がスマホを所有しています。
この数値を1クラス40名で換算すると、36人以上がスマホ所有者となり、スマホを持っていないほうが珍しい状況であることがわかります。
高校生がスマホを持つことは、連絡手段や学習ツールなどに役立ちます。ここでは、高校生にスマホを持たせる主なメリットを紹介します。
スマホがあれば、メッセージアプリやSNS(LINEやInstagramなど)で友人とコミュニケーションを取ることができます。
また、部活や塾などで帰りが遅くなる時の家族への報告など、日常の連絡手段にもスマホが役立ちます。
地震や台風などの災害時には、電話やメッセージアプリが安否を家族に伝える連絡手段になります。また、災害時に回線混雑でつながりづらい時は、各通信キャリア(またはKDDI、ドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルなどの通信キャリア)が提供する災害用伝言板や、NTT東日本/西日本が提供する「災害用伝言板(web171)」などで安否情報の登録・確認が可能です。
また、スマホがあれば、緊急速報メール(緊急地震速報/大津波警報/津波警報)が届き、災害情報を取得する手段にもなります。
スマホがあれば、アプリなどで授業が受講できるオンライン学習のサービスが利用できます。近くに塾がない場合や、部活との両立のためにスキマ時間で学習したい場合などに、オンライン学習が役立ちます。
また、スマホの辞書アプリを使えば、分からない言葉や専門用語をすぐに調べられます。電子辞書が手元にない時も手軽に使えるのがメリットで、英単語は発音なども含めて確認ができます。
近年、ネット上で正確な情報を判断する、メッセージやSNSで円滑にコミュニケーションを取るなどのスキルが重要性を増しています。
保護者が見守るなかで、適切にSNSやネットを使用する経験を積むと、大学生や社会人になる前にネットを安全に使うリテラシーを身に付けることができます。
スマホを持たせることで、スマホ依存やトラブルのリスクなど、いくつか懸念点もあります。高校生にスマホを持たせる主なデメリットを紹介します。
1日のなかでスマホゲームや動画視聴が長時間になると、学習や睡眠に影響が出る懸念があります。また、長時間スマホを使用すると、目の疲れや集中力の低下につながる場合もあります。
こども家庭庁 令和5年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」※2によると、高校生の1日のネットの平均利用時間は374.2分で、81.4%が1日3時間以上ネットを利用しています。
お子さまのスマホ使用状況を確認しながら、必要に応じて使用時間の管理も検討が必要です。
SNSを利用すると、悪意のある人物に接触する、誹謗中傷やいじめの被害に遭う、個人情報が流出するなど、トラブルに巻き込まれるリスクがあります。またSNSへの投稿が炎上(批判的な書き込みが集中して収まりがつかない)状態になるなど、さまざまなリスクがあります。
SNSを利用する際には、どんな行為が危険なのか、プライバシーの管理方法などを正しく理解するなど、ネットリテラシーを身に付ける姿勢が重要です。
高校生にスマホを持たせる場合、機種代金、通信費などの費用がかかります。毎月の費用がどれくらいかかるのかは、事前に見積もっておきたいところです。
費用が負担に感じる時は、高校生が安く使える料金プラン、家族でおトクに使える特典などをチェックしましょう。そのほか、スマホの機種選びを工夫して、機種代金を抑える方法もあります。
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高校生が安心できる状態でスマホを使うためには、家庭でのルール作りが重要です。ルール作りの一例として、下記が挙げられます。
スマホの使い過ぎで勉強などへの影響を防ぎたい場合は、「スマホは1日2時間まで」など、使用時間の上限を決める方法があります。
特にルールを徹底したい時は、スマホ本体への制限も可能です。iPhoneの場合は、保護者のiPhoneから「ペアレンタルコントロール」をオンにするとお子さまのスマホにスクリーンタイムが設定でき、使用時間の制限が可能です。
Androidの場合は、「ファミリー リンクアプリ」で、お子さまのスマホの1日の使用時間の上限を設定できます。
また、睡眠への影響を考える場合は「夜10時以降はスマホを使用しない」など時間帯によるルール作りも、検討したいところです。スマホの使用時間帯は、携帯電話会社が提供する多くのフィルタリングサービスで制限の設定が可能です。
スマホの使いすぎがないよう、データ通信量によって一定の制限をする方法もあります。3GBや5GBなどデータ通信量の上限があるプランを契約すれば、目の届きづらい外出先でのスマホの使い過ぎを防止できます。
ゲームアプリなどの課金は、「事前に保護者に相談する」、「金額の上限を決める」などルールを設けておきましょう。
また、高校生のうちは課金を一律で禁止するというルールを設けるのも方法のひとつです。
「ルールを守れなかった時は、スマホの利用をしばらく禁止する」などペナルティに関するルールも決めておきましょう。
ペナルティを明確にして、ルールが守られなかった時に確実に実施すると、ルールの運用が曖昧になるのを防げます。
高校生がスマホを利用する際は「フィルタリングサービス」を利用すると、有害サイトのブロックや使用状況の管理が可能です。
例えば、auやUQモバイルで利用できる「あんしんフィルター for au」では、下記の機能が利用できます。
未成年がスマホなどネットを利用する場合、法律によって原則フィルタリングサービスの加入・設定が義務付けられています。
どの携帯電話会社も、基本的にフィルタリングサービスの提供があるので、高校生のスマホの契約ではサービス内容をぜひチェックしましょう。
高校生にスマホを持たせると、友人・家族との連絡、緊急時の対応、学習ツールとしての活用など、数多くのメリットがあります。
一方でスマホを持つと、スマホ依存やSNS上でのトラブルを起こす可能性もあるので、ルール作りやフィルタリングサービスの利用はぜひ検討しておきましょう。
UQモバイルでは、フィルタリングサービスとして「あんしんフィルター for au」を提供しています。有害情報からお子さまを守るフィルタリング機能や、利用時間帯の設定、利用状況の確認、居場所のエリア検索などの機能が利用可能です。
また、UQモバイルでは、18歳以下のお子さまとそのご家族を対象に「UQ親子応援割」を実施中です。
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「コミコミプラン+」では、1回10分以内の国内通話がかけ放題※3が利用でき、日々の通話料金も抑えられます。高校生のお子さまへのスマホは、ぜひUQモバイルをご検討ください。
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