2015年2月19日
国立大学法人 九州大学 情報統括本部
UQコミュニケーションズ株式会社
九州大学キャンパスネットワークにおいてWiMAX 2+アクセス環境を構築
-最新のモバイルデータ通信を学内アクセスに活用-
国立大学法人 九州大学 情報統括本部 (福岡県福岡市 本部長:藤村直美)と UQ コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:野坂章雄、以下UQ)は、2012年10月1日より接続を開始したWiMAXに加え、新たにWiMAX 2+を使用して九州大学のキャンパスネットワーク「KITE」※1へダイレクトに接続できる環境を構築し、2015年2月20日より運用開始します。
九州大学では、BYOD※2を志向したICT環境の整備によって、高性能化・普及拡大の著しいコンシューマ製品を活用する取り組みを推進しています。2013年度の新入生からは個人PCの持参を必須とし、これにあわせてキャンパス内の主要な講義室や図書館に5GHz帯対応の高速無線LANアクセスポイントを整備しました。より広域な接続手段として専用モバイルWiMAXサービスによる接続にも対応するなど、新たな技術を活用することで「KITE」へのアクセス環境の向上を図っています。
一方、UQでは、月間通信容量に制限の無い使い放題の新料金プラン「UQ Flatツープラス ギガ放題」を2015年2月20日より提供します。2015年3月には、キャリアアグリゲーション(CA)※3技術とモバイル分野では世界初となる4×4 MIMO※4技術の導入によりWiMAX 2+で下り最大速度220Mbpsのサービスを開始するなど、先進的な技術を用いて大容量且つ超高速のモバイル通信をストレスなくご利用いただけるネットワークの構築に取り組んでいます。
このたび、九州大学とUQは、学生・教職員により利便性の高いサービスを提供するため、新たな取り組みとして、「KITE」とWiMAX 2+のネットワークを接続しました。九州大学の学生・教職員は「UQ Flatツープラス ギガ放題」などUQの料金プランを利用することで、通常のインターネット接続に加えて「KITE」への接続も選択できます※5。
通信容量を気にすることなく、モバイルルーターをはじめとする各種WiMAX 2+デバイスを学内アクセスにも活用できるようになりました。個人のデバイスによるBYODに並び、個人の通信サービスを学内環境で利用できるようにすることで、ひとりひとりの教育研究活動により適したICT環境を実現します。
サービス内容の詳細およびご利用方法については、下記URLをご参照下さい。
また、ご利用イメージについては、別紙 をご参照下さい。 http://www.uqwimax.jp/kitenet
九州大学 情報統括本部とUQは、今回の取り組みを通じて、九州大学の学生・教職員に利便性の高いサービスを提供するとともに、引き続き最新のモバイルデータ通信サービスとキャンパスネットワークの連携を模索してまいります。
以上
- ※1 : KITE:Kyushu University Integrated information Transmission Environment(九州大学総合
- 情報伝達システム) 1994年の運用開始以来、九州大学の構成員の教育、研究を支えるネット
-
ワーク基盤です。
※2 : BYOD:Bring Your Own Device:個人が所有するデバイスを組織的に運営する環境において活 -
用する取り組み
※3 : 複数の電波(キャリア)を同時に使用して、データ通信を可能とする技術です。
※4 : MIMO:Multiple Input Multiple Output 4x4 MIMOは、データの送信側(基地局)と受信側(通信機 - 器)のそれぞれに4本のアンテナを搭載し、複数のデータを同時に送受信することで、 より高速な通信を実
- 現する技術です。
- ※5 : 九州大学の学内ID・パスワードを使用してあらかじめSIMカードの登録手続きをすることで、学内接続用
- のAPN(アクセスポイント)も利用できるようになります。
- 詳細は 別紙 をご覧ください。
本件に関するお問い合わせ先
お客様
UQお客様サポートセンター
フリーコール:0120-929-818
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※携帯・PHSからもご利用可
9:00 - 21:00(年中無休)
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※ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
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