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モデムとは?ルーターやONUとの違いや入手方法を解説

インターネット回線を利用する際に必要な機器として、モデムやルーター、ONUなどを使用することがあります。よく耳にする名前ではありますが、それぞれの役割や違いを明確に理解していないという方も多くいるのではないでしょうか。

インターネット回線を利用したいと考えている場合は、違いを理解しておくことにより、適切な回線準備が可能になります。

モデムやルーター、ONUについてまとめたので、どのように利用すればよいのかを見ていきましょう。

  • 記載の情報は2025年4月時点のものです。

モデムとはなにか?

モデムとは「modulator(変調器)」と「demodulator(復調器)」を組み合わせた造語です。

モデムには、アナログ信号とデジタル信号を相互に変換する役割があります。アナログ信号には連続性があり、グラフで表すと滑らかな波線状になることが特徴です。

中間の値が無限に存在しており、ありのままの情報を表現できますが、一方でデジタル信号には連続性がなく、中間の値も存在しません。

こまやかなニュアンスを再現することは難しい面がありますが、判別すべき数値が限られているため、高速かつ高品質な通信が可能です。

ADSLなど電話回線を用いてネットを利用する場合、データはアナログ信号で送られてきます。

しかし、パソコンなどの端末が読み取れる信号はデジタル信号のため、データを受け取る側が読み取れる信号に変換しなければなりません。

モデムを使えば、送られてきたアナログ信号をデジタル信号に変換できます。

また、パソコンなどからデータをアップロードするといった逆のパターンの場合でも、モデムを介してデジタル信号からアナログ信号に変換することが可能です。

モデムとルーター、ONUの違いについて

ネット環境を準備する際には、モデムのほかにも「ルーター」や「ONU」という言葉をよく耳にします。

どちらもネット環境を整える際には重要な役割を担っていますが、それぞれの違いを明確に認識している方は少ないのではないでしょうか。

モデムとルーターがどのような役割を果たし、どのような違いがあるのかを理解して、適切にネット環境を整えましょう。

モデムとルーターの違い

モデムやルーターといった装置は、インターネット回線と端末を接続するという点では非常によく似た役割を担っているように思えます。

しかし、本来担っている役割には大きな違いがあるため、ネット環境の整備を検討する際には違いを明確に理解しておく必要があります。

前述したように、モデムはアナログ信号とデジタル信号とを相互変換する役割を担っています。

ADSLなどを使用したネット環境では、アナログ信号で情報が送られてきます。デジタル信号しか受信できない端末には、信号を変換するための機器がなければなりません。

そのモデムと接続することで、複数の端末があった場合でも同時にネット利用を実現するのがルーターの役割です。

ルーターは、複数の端末を同時にインターネット回線に接続するための機器です。通常、モデムに接続できるパソコンは1台のみのため、複数台のパソコンを使用する際は対策しなければなりません。

ネット環境を利用したサービスを楽しむために、テレビやゲーム機をインターネット回線につなぎたいという方も多いのではないでしょうか。

このような場合、ルーターを用意することによって、複数の端末をインターネット回線に接続できます。無線LANルーターでは、有線接続のほか多くの機器とWiFiによる無線接続が可能です。

つまり、モデムはアナログ信号とデジタル信号を変換し、ルーターは同時に複数の端末をネット接続するという違いがあります。

モデムはインターネット回線を利用する際に必ず用意しなければなりませんが、ルーターは目的によって必要な方と必要のない方に分かれます。

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モデムとONUの違い

モデムはADSLやCATVなどのアナログ回線のアナログ信号と、パソコンで読み取りできるデジタル信号を相互変換する装置です。

一方、ONUは光回線の光信号と、デジタル信号を相互変換する役割を担います。

信号の変換という点ではモデムと役割が似ていることから、ONUのことをモデムと呼ぶことがありますが、厳密にはONUはモデムと異なる装置です。

モデムとONUでは、利用される回線の種類や、変換する信号が異なっています。

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モデムやONU、ルーターの入手方法

モデムやONU、ルーターは入手方法が異なります。

次項より、それぞれの入手方法を順番に解説します。

モデム・ONUの入手方法

一般的に、モデムやONUは回線事業者(NTT東日本やNTT西日本など)からレンタルするため、自身で選ぶことはできません。モデムは有料、ONUは無料で貸し出している回線事業者が多い傾向です。

ただし、ONUにルーター機能が内蔵されているものをレンタルする場合は、別途料金を支払って利用したり、専用のプランで契約したりすることがあるため、事前に確認する必要があります。

加えて、レンタルで使用しているモデムやONUは、契約を解除する際に返却しなければなりません。

その際、回線事業者に指定された形式のもと、壊れないように細心の注意を払って返却します。指定された日までに返却の確認が取れない場合は、モデムやONUの本体料金を支払わなければならないケースもあるため注意が必要です。

ルーターの入手方法

ルーター機能が内蔵されているモデムやONUの場合は、ルーターを別途用意する必要はありません。

ルーター機能のないモデムやONUを使用する場合、あるいはより性能のよいルーターを使用したい場合などは、家電量販店などで売られている製品を購入して接続します。建物の場所や構造によっては、電波状況が不安定になることが考えられます。

より安定した電波状況でネットを利用するためには、ルーターの設置場所だけでなく、アンテナの多いルーターを選ぶなどの工夫が効果的です。

市販のルーターは種類が豊富で、最新モデルや高性能なモデルを選ぶとなれば価格も高くなります。種類も豊富なことから、十分な知識がなければどのような種類のルーターを選べばよいのか迷ってしまう可能性も考えられます。

このような場合は、ルーターをレンタルしているプロバイダを選ぶこともひとつの方法です。レンタルが有料か無料かはプロバイダによって異なります。

なお、モデムやONU、ルーターなどの設定があまり得意でない方や、契約周りをシンプルにしたい方は、室内外でも快適にネット環境を利用することができるモバイルルーターという選択肢も検討してみるとよいでしょう。

モデムの故障と対処法

モデムの寿命や故障原因としてどのようなものが考えられるのか、故障が疑われる場合にはどのように対処すべきなのかを確認しておきましょう。

モデムの故障原因と症状

モデムの故障原因としては、主に下記のようなものが挙げられます。

  • 寿命
  • 落雷による故障
  • 磁気の影響

モデムの寿命は、一般的に7〜10年程度です。寿命を迎えて不具合が生じた時の症状としては、通信速度の低下やネットへの接続ができなくなるなどがあります。

また、直接接続されている電話回線やケーブルが落雷の影響を受けた場合、過電流が起きてモデムの電子回路を損傷させる可能性があります。

雷雨の際にはモデムの電源を切って接続を遮断したり、過電流を防止するサージプロテクターを利用したりすると故障は避けられます。

そのほか、モデムの周辺にテレビや電子レンジ、スピーカーなどが発する磁気の影響を受けて、一時的に通信がしづらくなることもあります。

強力な磁気を発する機器が近くにある場合には、モデムが故障する可能性も少なからずあります。モデムの周辺に磁気を発する機器がないか、あらためて見直しておきましょう。

モデムの故障が疑われる場合の対処法

モデムが正常に動作しない時にすぐにできることとしては、下記があります。

  • 取扱説明書を参考に、不具合の原因を特定する
  • モデム本体のランプを確認し、不具合を示す点灯がないかを確認する
  • モデムの再起動を試す

症状が改善しない場合は、モデムの交換が必要です。レンタルしているものは、故意の故障ではない場合は、無料交換ができることもあります。

故障や不具合への対応方法については、プロバイダのホームページや、契約の際に受け取った書類を確認しましょう。

インターネット回線を検討中ならUQ WiMAXがおススメ!

ネットを利用するなら、快適に利用できるうえ、モデムやONUなどの複雑な設定や開通工事不要のUQ WiMAXがおススメです。UQ WiMAXは、ホームルータータイプとモバイルルータータイプの2種類あり、ライフスタイルに応じて選べます。

ここからは、UQ WiMAXでネットを利用した際の魅力を紹介します。

WiMAX +5G対応のルーターで快適なネットを!

UQ WiMAXの特長のひとつに、5Gに対応した高速ネットが挙げられます。

モバイルルーターの「Speed Wi-Fi DOCK 5G 01」は下り最大3.5Gbps※1/上り最大286Mbps※1、ホームルーターの「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は下り最大4.2Gbps※1/上り最大286Mbps※1と高速通信が利用可能です。

UQ WiMAXでは「WiMAX 2+」「au 5G」※2「au 4G LTE」の3つのネットワークにより、快適にネット通信を利用できます。

  • ※1一部エリアで提供。ベストエフォート型サービスです。実際の通信速度は、お客さまのご利用環境、回線の状況などにより変化します。
  • ※2au 5Gには、UQ社に割り当てられた周波数帯の一部を利用した5Gネットワークを含みます。
  • 5G SA契約でご利用いただけます。5G SAは一部エリアで提供しています。
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また、対象プランでの契約により「WiMAX +5G割」の割引を受けることが可能です。

通常4,950円/月の「ギガ放題プラスS」※3プランが当月から13カ月間、682円/月割引され、4,268円/月とおトクに利用できます。

  • ※3一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。

UQ WiMAXなら工事不要で即日開通が可能

UQ WiMAXでは、持ち運び可能なモバイルルーターや、自宅での据え置き型ホームルーターを提供しています。工事不要ですぐに利用可能なため、工事日程を調整する手間がありません。

初めてネット環境を整える方も引越しによる契約の方も、面倒な手続きを行うことなく利用できます。自宅での使用が多い方ならホームルーター、外出先でも利用したい方はモバイルルーターと、目的によって機種をお選びいただけます。

WiMAX +5Gはスマホとセットで料金がおトク

WiMAX +5Gルーターを利用する際は、auスマホ、またはUQスマホとセットでの利用がおトクです。

WiMAX +5Gルーターとauスマホ、auケータイの方は対象の料金プランに加入していた場合に、「auスマートバリュー」による割引、UQスマホの方は「自宅セット割」による割引で対象者のスマホのご利用料金が永年割引されます。

快適かつおトクにネットを利用したい方は、UQ WiMAXの検討をおススメします。

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  • 本記事に掲載されている商品またはサービスなどの名称は、各社の商標または登録商標です。
    • 「au」はKDDI株式会社の登録商標です。
    • 「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceの登録商標です。
  • 表記の金額は特に記載のある場合を除きすべて税込です。

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