お役立ち情報 2017/06/30
みなさん、こんにちは!UQ PLNET運営事務局です。
今回はWiMAXの”実は便利な機能”についてご紹介させていただきます。
その”実は便利な機能”とは・・・、「Wi-Fiの周波数切り替え」です。
WiMAXルーターとPCやスマホを繋ぐ「Wi-Fi」には、実は2種類の周波数があります。
「2.4GHz」と「5GHz」の2種類です。(「GHz」は「ギガヘルツ」と読みます。)
これだけ聞いても、なんのことやら??という感じかと思いますが、この種類の違う2つの「Wi-Fi」周波数をうまく使い分けることで、WiMAXがより便利にお使いいただけるんです。
それでは、この2つの周波数について紹介していきたいと思います。
単純に数字が違うだけじゃないの?と思った方!いえいえ、この2つ全然違うんです!(実は運営事務局ナカノヒトは以前「5GHzの方が数字大きいし、速そう」ぐらいにしか思っていませんでした。恥)
それぞれにメリットデメリットがあるのです!
■2.4GHz
【メリット】
5GHzと比較すると電波が回り込みやすい特徴があるので、壁や床などの障害物があってもつながりやすいです!ルーターが置いてある部屋とは別の部屋にある機器につなげたい場合や、外などで使う場合に便利です。
【デメリット】
2.4GHzはWiMAXルーター以外にもワイヤレス電話の親機と子機を繋ぐ通信や、電子レンジなど様々な家電にも利用されている周波数です。そのため、他の家電とWiMAXルーターで電波が干渉することがあり、速度が遅くなってしまう場合があります。
■5GHz
【メリット】
2.4GHzのデメリットとは逆に、5GHzは他の機器であまり使われていないので、電波干渉されることがあまりなく、速度が速くなりやすいです!
【デメリット】
壁や床などの障害物に弱いため、PC、スマホなどとルーターが別の部屋にあったりすると通信が不安定になりやすいです。
「2.4GHz」は、障害物があっても安定した通信を保てるけど、速度が遅くなってしまうことがあり、「5GHz」は、速度が速いけど、障害物があると通信が不安定になりやすい、ということなのです。
さて、「5GHz」の方が速度が速くなりやすい、とお伝えしましたが、どれぐらい速いのでしょう。実際に測定してみました!
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・使用したルーター:Speed Wi-Fi NEXT WX03
・使用したスマホ:iPhone 6s
・測定日時:6月29日 15:30
・測定場所:UQコミュニケーションズ本社内 (品川)
・測定ツール:Speedtest.net by Ookla
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まずは、「2.4GHz」から測ってみました。
下り(ダウンロード)速度が72.64Mbps、上り(アップロード)速度が11.77Mbpsでした。
それでは、次に「5GHz」で測ってみると・・・
下り(ダウンロード)速度138.00Mbps(!!!)、上り(アップロード)速度12.05Mbpsでした。
なんと下り速度が2倍近くになりました!!!!
周波数を切り替えるだけでこれだけ速度が変わってくるのです。使わない手はないですね!!
これだけ速度が変わりましたが、切り替え方はとっても簡単です。
今回は使用した「WX03」を例にご紹介しますね。
まず、「設定」をタップ。
「LAN側設定」をタップ。
「Wi-Fi設定」をタップ。
そして、この画面から2.4GHzか、利用場所により5GHz(屋内or屋外)を選んでくださいね!
4タップで切り替え完了します。簡単~♪
さて、ここまで周波数の違いと、設定方法についてご紹介しましたが、いかがでしょうか?
まとめると、PC、スマホ等とWiMAXルーターの間に障害物がない、同じ部屋等で使う場合は、5GHzにして高速通信を。壁や床など障害物がある、別の部屋や外などで使うときは、2.4GHzに切り替えて安定した通信を。という使い分けがおすすめです!
「2.4GHz」と「5GHz」でそれぞれ得意なところ、不得意なところがあり、環境によってどちらの方が使いやすいかは変わってきます。実際に試してみて、どちらの方が相性がいいか見てみてくださいね♪
UQ PLANET運営事務局
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