Wi-Fiの電波はあるのにつながらないのはなぜ？原因やすぐに試せる対処法を紹介

Wi-Fiの電波はあるのにつながらない時の対処法

これまで紹介したように、WiFiの電波はあるのにつながらない場合は、いくつかの原因が考えられます。

ここでは、WiFiルーターに問題がある場合、スマホやパソコンに問題がある場合、回線事業者やプロバイダに問題がある場合の3通りに分けて対処法を紹介します。

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  Wi-Fiルーターに問題がある場合

  まずは、WiFiルーターに問題がある場合の対処法です。すぐに取り組める方法から順番にご紹介します。

  Wi-Fiルーターを再起動する

  WiFiルーターを再起動すると、一時的な不具合が解消され、問題が改善する場合があります。

  WiFiルーターを再起動する方法は、電源のオン／オフを切り替えるほか、リセットボタンを長押しする場合もあるので、お使いのWiFiルーターの取扱説明書などを確認して再起動してみましょう。

  Wi-Fiルーターの設定を見直す

  WiFiルーターの再起動で問題が改善しない場合は、WiFiルーターの設定を見直してみましょう。

  WiFiルーターを新しく購入した場合は初期設定が必要ですが、この初期設定でネットワーク設定などが間違っていた場合、ネットに接続できない原因となります。

  そのほか、ONUやモデムとWiFiルーターを接続する時に、WANポートではなくLANポートに接続してしまっていた、という間違いもよく見られます。

  ONUとWiFiルーターを結ぶLANケーブルが、WiFiルーターのWANポートに接続しているか、確認しましょう。

  Wi-Fiルーターのファームウェアを更新する

  WiFiルーターには周辺機器の動作を管理する「ファームウェア」と呼ばれるソフトウェアが組み込まれており、このファームウェアが古いと障害が起こる可能性があります。

  ファームウェアのバージョン確認方法や更新方法はルーターによって異なるので、取扱説明書などの内容に従って操作してみましょう。

  たとえばUQ WiMAXの「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」の場合、「Mode／Updateランプ」が赤く点滅してファームウェアのアップデートを知らせてくれます。ランプが赤く点滅していたら、本体裏面の「Updateボタン」を約1秒以上押してファームウェアを更新しましょう。

  また、UQ WiMAXの「Speed Wi-Fi DOCK 5G 01」では、ホーム画面→「メインメニュー」→「設定」→「ソフトウェア更新」→最新ソフトウェアがあるかを確認します。新しいバージョンが表示されたら、「ダウンロード」をタップして更新してください。WiFiルーターのなかにはファームウェアが自動で更新されるタイプもあります。

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  Wi-Fiルーターの設置場所を変える

  WiFiルーターとつながりにくい場合の原因として、設置場所が適切でない可能性があります。

  WiFiルーターは部屋の隅や家具の裏などに置くと、障害物によって電波が弱くなりやすいため、見通しの良い開けた空間に設置しましょう。床に直置きすると電波が届きにくくなるため、1〜2m程度の高さに設置するのが望ましいです。

  また、電子レンジやBluetooth®機器の近くは電波干渉が起きやすいため避けましょう。

  家の中央かつ見通しの良い場所を選ぶことで、家中に電波が行き届きやすくなり、接続の安定性が向上します。

  Wi-Fiルーターの買い替えを検討する

  原因がWiFiルーターにあると考えられる場合で、ルーターの再起動や設定の見直し、ファームウェアの更新を行っても状況が改善しない時は、ルーターが故障している可能性があります。

  特に、長期間使用しているWiFiルーターの場合は、買い替えも選択肢のひとつです。

  パスワードを入力する

  WiFiに接続する際、セキュリティ保護が有効になっているWiFiルーターではパスワードの入力が必要です。

  初期設定のまま変更していない場合は、WiFiルーター本体の裏面や底面のラベルに、接続用パスワード（暗号キーやセキュリティキー）が記載されているため、確認して入力しましょう。

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  スマホやパソコンなどの端末に問題がある場合

  次に、スマホやパソコンに問題がある場合の対処法を紹介します。家にある別の端末ならWiFiに接続できるけれど、特定の端末でのみWiFiに接続できない場合、その端末自体に問題がある可能性が考えられます。

  下記の対処法を実践してみましょう。

  一度切断し、再接続する

  WiFiの電波があるのにネットとつながらない場合は、端末とWiFiの接続を一度切断し、再接続してみましょう。

  スマホやパソコンを再起動する

  WiFiの再接続で効果がなかった場合は、スマホやパソコンなど接続したい端末を再起動してみましょう。

  スマホやパソコンの一時的な不具合が原因の場合は、端末の再起動で解決することがあります。

  Wi-Fi設定を見直す

  WiFiとつながらない時は、スマホやパソコンなどの端末側のWiFi設定を見直すことも効果的です。たとえば、下記のようなチェックポイントがあります。

  • SSIDやパスワードが合っているか
  • WiFi設定がオンになっているか
  • 機内モードがオンになっていないか

  WiFi設定は端末の「設定」から確認できるので、上記の内容を見直してみましょう。

  また、WiFiの周波数には2.4GHz帯と5GHz帯の2種類があります。どちらかを選択できる場合は、現在使用していない周波数帯に切り替えることで、状況が改善する場合があります。

  セキュリティソフトを一時停止する

  WiFiの電波があるのにネットとつながらないケースでは、セキュリティソフトの働きにより一時的に接続が制限されている可能性があります。

  再起動や設定の見直しでも状況が改善しない場合は、利用中のセキュリティソフトを一時停止し、ネットに接続できるか確認してみましょう。接続できるようになった場合は、セキュリティソフトが原因です。

  なお、問題が解決したあとは、セキュリティソフトを再び有効にしておくと安心です。

  スマホやパソコンの買い替えを検討する

  上記の対処法をすべて試してもうまくつながらない場合は、スマホやパソコンの故障が考えられます。故障が疑われる場合は、メーカーへの問い合わせと併せて買い替えも検討しましょう。

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  契約中のプロバイダに問題がある場合

  WiFiルーターと接続でき、スマホやパソコンでも問題が発生していないのにネットにつながらない場合は、契約中のプロバイダで障害やメンテナンスが発生していないかを確認しましょう。

  多くのプロバイダは、公式サイトの「障害・メンテナンス情報」ページでリアルタイムの状況を案内しています。スマホのモバイル回線から、公式サイトやSNSをチェックし、問題が発生していたら解決するまで待ちましょう。

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WiFiの電波があるのにネットとつながらない原因は、主にWiFiルーターの問題やスマホ・パソコンなどの端末の問題、プロバイダの問題に分けられます。

今回は、それぞれの場合の対処法を紹介しました。すぐに試せる方法もあるので、WiFiを使いたいのにネットとつながらない時は、対処法を実践してみましょう。

なお、対処法を実践しても状況が改善しない場合は、WiFiルーターの故障など、問題が起きている可能性があります。

• ※2OFDMA非対応です。子機側もWi-Fi 6に対応している必要があります。
• ※3スマホアプリでQRコードを読み込む場合はiOS11.0以降、iPadOS13.0以降、Android10以降でご利用ください。
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• ※5G SAに対応しています。5G SAは一部エリアで提供しています。

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• ※6一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
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