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5G対応のWi-Fiとは?メリットやデメリット、どのような方におススメか紹介

2020年3月に日本で5Gのサービスが開始されてから、「5G」の言葉を聞く機会が増えた方も多いのではないでしょうか。

現在では5G対応のWiFiサービスを提供する通信会社も増えており、ご家庭や外出先などでも気軽に利用できるようになっています。

本記事では、5Gがどのようなもので、5G対応のWiFiを使うとどのようなメリット・デメリットがあるのかを解説します。ぜひ参考にしてください。

  • 記載の情報は2025年7月時点のものです。

そもそも5Gとは?

5G(ファイブジー)とは、日本で2020年3月からサービス提供が開始された移動通信システムです。5Gの「G」は「Generation:世代」の略称で、現在広く利用されている4Gの次の世代の通信システムとなっています。

従来の携帯電話やスマホなどで利用されるモバイル通信は、1Gから2G、3G、4G、そして5Gへと進化を続けてきました※1

移動通信システムの世代 概要
1G(1979年~)
  • アナログ通信による音声通話が中心
2G(1993年~)
  • デジタル通信が採用され、メールやネットの利用ができるようになる
3G(2001年~)
  • 国際標準の移動通信システム
  • アプリサービスが開始し、ゲームや音楽などが楽しめるようになる
4G(2010年~)
  • スマホが登場したことを受け、3Gよりも高速で大容量通信を実現した
5G(2020年~)
  • 高速で大容量の通信、多接続、低遅延を特徴とする

1Gが提供された当初、携帯電話で利用できるのは音声通話のサービスが中心でした。2Gではデジタル通信によるデータの圧縮などが可能になり、ネットやメール、オンライン振込などのさまざまなサービスが利用可能になりました。

3Gではクリアな音声通話やメールの送受信が、4Gではスマホでの映画の視聴や買い物の支払いが可能になり、通信システムの進化とともにさまざまな機能が使えるようになっています。

5Gでは、4Gよりもさらに高速な通信やスマート家電、IoT製品など多くの機器を快適に利用できる環境の実現が期待されます。

5GHzとの違い

5Gとよく間違われる言葉に、5GHz(ギガヘルツ)があります。5GHzは国内で一般的に利用されている周波数帯で、WiFiの電波でも使用されています。

5Gと5GHzの違いは、モバイル通信のシステムと周波数帯の違いです。例えば、スマホやタブレットなどでモバイル通信を利用する際は、基地局とモバイル通信でつながっています。この通信を支えるネットワークが、5Gなどの通信システムです。

一方、WiFiを使っている時は、WiFiルーターとスマホなどの端末は一定の周波数帯の電波でつながっています。

このWiFiとスマホやタブレットなどをつなぐ時に使われているのが、5GHzなどの周波数帯です。5Gと5GHzは混同されることがよくありますが、それぞれ異なるものを指していると覚えておくと良いでしょう。

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5G対応のWi-Fiを使うメリット

5G対応のWiFiを使うとどういったメリットがあるでしょうか。5Gは4Gに比べ、下記の点で便利になるといわれています※2

  • 1

    混雑した場所で比較的つながりやすい

    4Gと比較すると、5Gは多くの端末と同時に接続できる点がメリットです。具体的には、4Gが1㎢あたり10万台程度であったのに比べ、5Gは1㎢あたり100万台程度、約10倍の数の端末と同時に接続できるとされています。

    4Gの場合、イベント会場など多くの方が集まる場所ではネットにつながりにくいケースが多々ありました。一方、5Gでは多くの方が集まる場所でも通信が途切れにくくなると期待されています。

    また、ご家庭でWiFiを使う場合でも5G対応のWiFiなら、4Gに比べて多くの端末の同時接続が可能です。スマホやパソコンだけでなく、スマート家電やゲーム機など、より多くの端末を便利に利用できます。

  • 2

    通信速度の高速化が期待できる

    5Gでは、4Gよりもさらに高速なデータ通信が期待されています。下り最大通信速度1Gbps程度の4Gと比較すると、5Gの要求条件では下り最大通信速度が20Gbps程度です。

    例えば、2時間の映画をダウンロードする場合、4G(LTE)では5分程度かかっていたものが、5Gでは3秒程度しかかかりません※3。4K/8Kの高画質画像など大容量のデータ送信が必要なコンテンツでも、快適なネット利用が期待できます。

    ただし、上記の速度はあくまで規格の性能要件であり、実際の通信速度(実効速度)は端末の仕様や通信会社のネットワーク設計などに依存する点に留意する必要があります。

  • 3

    遅延の影響が少ない

    5Gは、4Gと比較して遅延の影響が少ない点も魅力です。

    5Gでの遅延は1ミリ秒程度になるといわれており、4Gに比べると10分の1程度となります。リアルタイムのライブ配信や大人数のオンライン会議に参加すると、ネットの遅延が気になる場合もあるでしょう。

    しかし、5G対応のWiFiなら、より遅延の少ない環境でライブ配信やオンライン会議を利用できます。

  • 4

    全国の広い範囲で利用できる

    5Gのサービス提供がはじまった頃は、日本全国どこでも5Gが利用できるわけではありませんでした。そのため、5G対応のWiFiを使う場合は、お住まいのエリアが5Gに対応しているか、事前に確認する必要がありました。

    しかし、2023年3月末には全国の5G人口カバー率は98.1%※4となっています。人口カバー率とは、国勢調査に用いられる約500m区画において、50%以上の場所で通信可能なエリアを基に算出した網羅率を指します。つまり現在は、全国の広い地域で5G対応の高速通信を利用できます。

    なお、5Gの対応エリアは通信会社で異なる点に注意しましょう。各対応エリアはそれぞれの通信会社の公式ホームページで確認できます。

    例えば、UQ WiMAXの対応サービスエリアは下記ページで確認可能です。
    対応サービスエリア(UQ WiMAX)

5G対応のWi-Fiを使うデメリット

5Gは、「多くの端末と同時に接続できる」「通信の高速化が期待できる」など、多くのメリットがある通信規格です。

ただし、注意点もあるので紹介します。

  • 1

    バッテリーの消費量が大きい

    5G対応のスマホは、バッテリーの消費量が大きい傾向があります。5Gは4Gよりも高速・大容量通信が可能で、同じ稼働時間でも端末で行われる動作量が多くなるためです。

    ほかに、5Gのネットワークの電波が弱く、圏外になる場合もバッテリーの消費量が増加します。電波が弱い場合、端末は通信を可能にするために電波を探すことから、通常よりも多くの電力を使用してしまうため注意が必要です。

  • 2

    サイバー攻撃を受ける可能性がある

    5Gに限りませんが、ネットとの接続は生活が便利になる反面、サイバー攻撃を受ける可能性があります。

    特に、5Gではテレビやエアコン、ロボット掃除機や給湯器など、従来よりも多くの機器をネットと接続できるため、セキュリティ対策を十分に行いましょう。

    セキュリティ対策には、セキュリティソフトの導入や、より安全な規格のWiFiを使う方法などが挙げられます。

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5G対応のWi-Fiがおススメの方

5G対応のWiFiは、より快適なネット環境を求める方におススメです。

ここでは、5Gのメリットやデメリットを踏まえ、どういった方におススメなのかを紹介します。

5G対応エリアにお住まいの方

先ほどお伝えしたように、全国の5G人口カバー率は98%※5を超えているとはいえ、すべてのエリアをカバーしているわけではありません。

郊外や山間部では5Gに対応していない可能性もあるので、まずはお住まいの場所が5Gの対応エリアか確認が必要です。

なお、対応エリアは着実に拡大しています。各通信会社の公式ホームページでは、現在の対応エリアが公開されていたり、今後拡大予定の地域が公開されていたりするので、5Gに興味のある方はこまめにチェックしてみましょう。

遅延なく快適にネットを利用したい方

メリットで紹介したとおり、「遅延が少ない」という特徴のおかげで、5Gは4Gと比べてタイムラグが少ないネット環境を楽しめます。

例えば、下記のようなコンテンツを楽しむ際に、5G対応のWiFiはとても便利です。

  • サッカーや野球などのスポーツの試合観戦
  • 音楽ライブなどのネット配信
  • オンラインゲーム
  • オンライン会議

近年、サッカーや野球などの試合観戦をネットで楽しむ方が増えていますが、5Gを利用した遅延の少ない通信環境なら、タイムラグのない臨場感ある試合観戦を楽しめるでしょう。

また、アクション系やシューティング系など、瞬時の反応が必要なオンラインゲームでも、よりタイムラグのない環境でゲームに集中できます。

あわせて読みたい記事

テレビとWiFiを接続して視聴したい、ゲームで通信速度が遅くて困っている場合でも、5G対応のWiFiを利用することで快適な通信が期待できます。

大容量のデータ通信を利用したい方

5G対応のWiFiは、大容量のデータ通信が必要なコンテンツを楽しみたい方にもおススメです。4Gに比べ高速化した通信で、ダウンロードや読み込みのストレスがより少ない環境でコンテンツを楽しめます。

例えば、動画配信サービスで映画やドラマを視聴する際、読み込みに時間がかかってストレスを感じた経験はないでしょうか。

せっかく映画の世界観にひたって楽しんでいても、通信が頻繁に途切れてしまっては十分に楽しめません。

5Gでは4Gよりも大容量のデータ通信が可能なため、より快適なネット視聴の利用が期待できます。

近年、動画配信以外にも、4K/8Kの高画質な映像やVR(Virtual Reality)、AR(Augmented Reality)など多くのデータ通信量が求められるコンテンツが増えてきました。

5G対応のWiFiは、上記などの大容量のデータ通信をより快適に楽しみたい方におススメのサービスです。

5G対応のWi-Fiなら、UQ WiMAXがおススメ!

移動通信システムは、1Gから5Gまで通信方式や通信速度などのさまざまな面で進化してきました。

5Gは4Gの次世代にあたる新しいモバイル通信システムです。4Gと比較して多くの端末を同時接続でき、より高速な通信が可能とされています。また、4Gよりも遅延の影響が少ない点もメリットです。

5G対応のWiFiなら、遅延の影響がより少なく、大容量のデータ通信を楽しめます。この記事を読んで5G対応のWiFiに興味を持ったなら、UQ WiMAXを検討してみてはいかがでしょうか。

UQ WiMAXでは、5Gに対応した最新モバイルルーターやホームルーターをご用意しています。

例えば、5G対応のモバイルルーター「Speed Wi-Fi DOCK 5G 01」は、5,400mAhの大容量バッテリー搭載で約9時間つながる※6ため、外出先でもネットを長時間楽しむことができます※7。同梱しているドックに本体を置くだけで、自宅でより安定してインターネットに接続することができます。

  • ※61日あたり動画視聴4時間、音楽ストリーミング再生3時間、SNS閲覧1時間、ゲーム1時間、合計9時間の使用を想定して、独自の基準に基づき測定した結果です。
  • ※7お客さまのご使用環境やご利用状況により異なります。
  • 5Gエリアはこちら(UQ WiMAX)
  • 5G SAに対応しています。5G SAは一部エリアで提供しています。

また、ご自宅を中心にWiFiを使いたい方には5G対応のホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」がおススメです。

Wi-Fi 6※8に対応しているほか、WiFiなら最大32台の端末と同時接続が可能※9で、スマホやパソコンなどの端末のほか、スマート家電でもWiFiを利用できます。先述どおり、Wi-Fi 6※8はセキュリティ面が向上している点も魅力です。

5G対応の快適なWiFi環境を、ぜひUQ WiMAXでご利用ください。

  • ※8OFDMA非対応です。子機側もWi-Fi 6に対応している必要があります。
  • ※9有線LAN:2台、無線LAN:32台となります。
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  • 5G SAに対応しています。5G SAは一部エリアで提供しています。
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