スマホの月額料金を抑えるなら格安スマホへの乗りかえがおススメです。格安スマホに乗りかえることで通信料が減り、セット割や家族割によってさらにおトクになる可能性があります。
この記事では格安スマホの月額平均料金や内訳、節約方法や乗りかえる際などのポイントなどをわかりやすく解説します。
家電専門家のたろっささんにポイントも伺ったので、ぜひ参考にしてください。
この記事を監修した方:
家電ライター たろっさ
家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの家電ライター。学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、アルバイトを経てそのまま家電量販店の道へと進んで15年弱。
個人で年間2億円を売り上げ、数々の法人内コンテストなどで表彰された経験も。家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物すべてに精通。家電で分からないことはなく、現在は家電ライターの業務を通して「すべての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力。家電量販店時代に培った知識を活かし、IT通信の事情にも精通している。
総務省の「通信市場の動向について」※1によれば、2023年3月時点のスマホの月額平均料金は約4,452円です。2020年同月の約5,973円と比較すると、月額平均料金は下がっています。
また、2023年3月時点の音声通話料金やデータ通信料金を合計した通信料金の平均は約2,486円でした。
さらに、総務省の「通信市場の動向について」※2が明らかにした調査では、端末代金の平均は約1,943円となっており、ともに2020年同月の調査結果と比較すると下がっています。
格安スマホとは、通信設備(インフラ)を別の携帯電話会社から借りて携帯電話サービスを提供しているMVNO(Mobile Virtual Network Operator)の、格安SIMとスマホがセットになったものを指します。
通信設備(インフラ)を借りているため、月額料金は抑えられている傾向があります。
なお、スマホの端末代金の支払い方法は一括払いと分割払いの2種類があり、分割払いを選んだ場合は、通信料金の月額料金と一緒に支払います。
総務省の「令和4年 通信利用動向調査報告書(世帯編)」※3によれば、格安スマホを利用している方の通信料金で最も多いのは2,000円~2,999円で、端末代金を分割払いした場合の支払金で最も多いのは1円~999円です。
つまり、格安スマホの通信料金と端末代金の合計で最も多いのは3,000円~4,000円と言えます。
なお、上記のスマホの月額平均料金はオプションサービスを含みません。
スマホにかかる月額料金の内訳は下記のとおりです。
通信料金とは、スマホでメッセージの送受信や動画の視聴、ゲームアプリのプレイなどのデータ通信を行った際にかかる料金です。
格安スマホの場合は定額制で、プランごとに月間データ容量が設定されています。料金の仕組みはプランごとに異なりますが、基本的に1ヵ月のデータ容量の上限が多いほど月額料金も高額になる傾向にあります。
実際、総務省の『「移動通信分野における接続料等と利用者料金の関係の検証」の対象サービス等について(案)』※4によれば、月間データ容量3GB~5GBのプランの通信料金が1,000円~1,500円なのに対して、月間データ容量20GBのプランの通信料金は2,000円~3,000円前後と高くなっています。
そのため、データ容量が少ないプランに乗りかえれば、通信料金が減って、スマホの月額料金を抑えられる可能性があります。
なお、1ヵ月のデータ容量を使いきると、速度制限が発生してネットの通信速度が低速になる可能性があるので、データ容量が少ないプランに乗りかえた場合は注意しましょう。
音声通話料とは、通話時間に応じて別途加算される料金です。料金は携帯電話会社やプランによって異なり、UQモバイルの場合は30秒ごとに22円の国内通話料(一部通話対象外)が発生します。
なお、かけ放題サービスがプランに含まれる場合やオプションで追加できる場合は、一定回数・一定時間までの通話が無料です。
たとえば、UQモバイルの「コミコミプランバリュー」は、月額料金3,828円/月で1回10分以内の国内通話がかけ放題※5になります。
UQモバイルで毎日10分間の通話をした場合、通常は国内通話料が1ヵ月で13,200円(1日440円)かかりますが、「コミコミプランバリュー」に加入していれば音声通話料を節約できるでしょう。
格安スマホを契約する際は、格安SIMとスマホをセットで購入するため、月額料金に端末代が含まれる場合があります。購入するスマホや支払い方法によって端末代は異なり、一括払いなら月額料金には含まれません。
しかし、分割払いの場合は、通信料金や音声通話料などと合算して、月額料金として支払います。なお、分割払いを選択した場合、端末代を払いきれば翌月以降の月額料金に含まれないため、月額料金が減ります。
オプション料金とは、格安スマホ購入時に任意で加入できる、下記のようなオプションサービスにかかる月額料金です。
使い方に合ったオプションサービスに加入すれば、スマホをより快適に使用することができます。
しかし、オプションサービスごとに金額は異なり、場合によっては支払う料金が途中で変動する可能性もあるため、加入する際は事前に確認しましょう。
スマホ代が高いと感じる時には、いくつかの原因が考えられます。具体的には、料金プランが高い、不要なオプションがついているなどです。下記では、原因ごとにスマホ代を安くする方法を紹介します。
プランによって月額料金は異なるため、プランを乗りかえるとスマホの通信料金を安くできる可能性があります。
たとえば、UQモバイルでは2つのプランで基本使用料が異なります。
プラン | 月間データ容量 | 基本使用料 |
---|---|---|
トクトクプラン2 | ~30GB(超過時最大1Mbps)※6 | 4,048円/月 |
コミコミプランバリュー | 35GB(超過時最大1Mbps)※6 | 3,828円/月 |
月額利用データ量が安定しない方や予測が難しい方は「コミコミプランバリュー」、データ使用量に応じて月額料金が変動する「トクトクプラン2」に乗りかえることで、月額料金を抑えられる可能性があります。
また、通話の機会が多い方は、1回10分以内の国内通話がかけ放題※7の「コミコミプランバリュー」がおススメです。
なお、月額料金が抑えられているプランは月間データ容量の上限が少ないことが多いです。スマホを使いすぎると速度制限が発生する可能性があるため、スマホの使い方を工夫しましょう。
オプションサービスはあると便利ですが、付けすぎてしまうと月額料金が高額になる原因になります。
また、オプションサービスによっては加入してから一定期間が経過すると、正規の料金が発生して月額料金が高くなる場合があります。
格安スマホ購入時に付けたオプションサービスは定期的に見直して、不要なものは解除しましょう。
スマホの端末代は、機能やスペックで異なります。
特に最新のスマホは高機能でハイスペックな機種があり、端末代も高額になりやすい傾向があります。スマホ代が高いと感じる時は、中古端末や少し前のモデルを検討して端末代を抑えてみましょう。
通信会社によっては、端末購入サポートプログラムや下取りサービスの利用により、端末代を抑えられる場合があります。
携帯電話会社によって、割引サービスやキャンペーンの内容は異なります。
たとえば、UQモバイルでは、対象のネットサービスと「トクトクプラン2」をセットで契約すると、月額料金が1,100円/月割引される「自宅セット割」※8があります。
ご自身に合ったものを活用すれば月額料金や家庭の支出を減らせるため、乗りかえを検討してみましょう。
たろっささん
スマホ代が高くなる原因の多くはプランを見直さず、自分に合っていない契約をしている場合がほとんどです。
各通信キャリアのマイページなどで月々の通話や通信の使用状況を確認できるので、定期的にプランを見直し、無駄がないかチェックしましょう。
UQ mobileをご検討の方、
お気軽にご相談ください!
格安スマホに乗りかえる際のポイントは下記のとおりです。
格安スマホによってデータ容量や月額料金、端末代などは異なるため、乗りかえる際は比較しましょう。
データ容量が多いほど月額料金は高く、少ないほど月額料金は安くなるため、支出を減らすために乗りかえるなら、データ容量が少ないプランがおススメです。
しかし、データ容量が少ないと、スマホの使い方によってはすぐに通信制限がかかってしまう可能性があります。格安スマホを選ぶ際は、スマホの使い方にご自身に合ったプランを選ぶと良いです。
格安スマホに乗りかえる場合、下記の手順で手続きを進めます。
料金プランを選ぶ
スマホを選ぶ
契約内容を確認して申し込む
基本的には、乗りかえの契約手続きが完了した時点で、移転元の携帯電話会社との契約は自動的に解約されます。そのため、乗りかえる際に解約手続きを行う必要はありません。
しかし、解約されると現在の電話番号を失うことになるので、最初に電話番号を引き継ぐかどうか決めておきましょう。
電話番号を引き継ぐ場合は、MNP(Mobile Number Portability)の手続きを行います。MNPとは、電話番号を変えずに携帯電話会社を乗りかえられる制度です。
現在契約中の携帯電話会社のホームページや店頭窓口、電話などでMNP予約番号の発行を申し込み、MNP予約番号を取得してから格安スマホに乗りかえる手続きを行います。
なお、MNP予約番号は取得日を含めて15日間※9という有効期限があるため、発行したら早めに手続きを進めましょう。
格安スマホに乗りかえると、移転元の携帯電話会社で契約していたサービスや、セット割などに影響を及ぼし、次のようなトラブルが起きる可能性があります。
特に注意したいのが、スマホの家族セット割が無効になるケースです。
携帯電話会社によってスマホの家族セット割の条件は異なりますが、家族セット割に加入していた場合、格安スマホに乗りかえると家族のスマホの月額料金が高くなる可能性があります。
そのため、格安スマホに乗りかえる場合は、メールアドレスの引き継ぎや、乗りかえで解約されるサービスの有無、セット割への影響などを確認しましょう。
たろっささん
格安スマホに乗りかえる際は、特定の条件を見直すことにより端末が安く手に入れられたり、プランをおトクに契約できたりする場合があります。
おトクな情報は、携帯電話会社のホームページやSNS、店頭で確認できるので、情報収集を怠らないようにしましょう。
スマホの月額平均料金は約4,452円です。スマホの通信料はデータ容量が少ないほど安くなる傾向にあり、格安スマホの月額料金で最も多いのは3,000円~4,000円になります。
つまり、スマホの月額料金を抑えたいなら、UQモバイルのような格安スマホへの乗りかえがおススメです。
UQモバイルでは、次の2つの料金プランから選択できます。
おススメの「トクトクプラン2」では、基本使用料4,048円/月※10のところ「自宅セット割」(1,100円/月割引)※11・「au PAY カードお支払い割」(220円/月割引)適用で、データ使用量が5GBまでなら1,628円/月※10、5GB超~30GBまでなら2,728円/月※10と、使い方によってスマホのご利用料金が変動します。
余ったデータ容量は翌月までくりこせる※12ため、データ容量を無駄なく使うことができるプランです。
UQモバイルオンラインショップでは、さまざまなメーカーのスマホが販売されています。2つのプランに充実したラインアップを取り揃えているので、格安スマホを検討している方は、UQモバイルをチェックしてみましょう。
たろっささん
スマホの料金を抑えたい、月々の通信費用を抑えたいのであれば、スマホと光回線など事業者をまとめるのが一番の近道です。
UQモバイルではそうしたニーズに応えるプランも用意されているので、まずは一度確認してみると良いでしょう。
iPhone 16e
iPhone 15
OPPO Reno13 A
BASIO active3
UQ mobileをご検討の方、
お気軽にご相談ください!